【M15】カードレビュー③
【M15】カードレビュー③
【M15】カードレビュー③
㊤《強引な採掘》

各エキスパンションに必ずある、デッキ構築の挑戦状みたいなカード。

《流浪》などの呪文で土地を出したり、相手がエンチャントをコントロールしているなら《果敢な泥棒》で押し付けたりと、私のリンク仲間に複数存在する、電波デッキの匠達が一斉に立ち上がる気配を感じます。
勿論、カードプールの広がる下の環境でも、期待したい1枚。

個人的には、ターボランドで山札を圧縮してからの大量ドローで、何かできないかなーという感じですね。
さぁ皆様、デッキを考えましょう。


㊥《ゴブリンのドカーン物取扱者》

名前が素敵なゴブリン。
ズバリそのまま《ドカーン!》を思い出しました。

やることは、アップキープの開始時に『攻撃クリーチャーに2点を与える』という地雷を設置し、その後、運が悪ければ自爆して戦場に散る。
うん、流石はゴブリン、ネタ要員。

一緒に収録される《爆片破》のコストを無料で用意してくれますし、仮に自爆しても場は盛り上がるので、なにかと楽しいカードなのは間違いありませんね。


㊦《彼方の管理人》

追放系のカードは今後も増えてくるでしょうから、そう考えれば3マナ4/4・警戒持ち。
《脳蛆》、《安らかなる眠り》とならば繋げて出せるので、案外悪くはない気がします。
それでも手間がかかる分、《ロクソドンの強打者》には劣る訳ですが、ラヴニカブロックが落ちる頃とかに、意外な活躍を見せてくれるかもしれませんね。

【M15】カードレビュー②
【M15】カードレビュー②
【M15】カードレビュー②
㊤《霊魂の絆》

テキストの長いカードは弱い。

なんとなく感じるこの特長ですが、回りくどいというよりも、字が小さくて読み難いんですよ!
デザインを誰がしたとかどうでも良くないですか?
カードテキスト内に書く必要ってありますか?
TCGなんだから、ゲームしやすいデザインにして欲しい。
いくら枠を変えたって、これじゃあ本末転倒ですよ・・・

カード内容外のコメントはここまでにしておくとして、うん、どうなんでしょうこれ。
召喚する際に1マナ多く支払えば1/1飛行が登場するので、白ウィニーだと有用ですかねぇ?
《凱旋の間》や《ヘリオッドの槍》があれば、2/2飛行が並ぶのは結構厄介ですし。

しかも、あくまで『場に出るたび』なので、ブリンクや《払拭の光》からの解放でも出せるのは融通がきく感じがします。
一応破壊不能も付けられますし。

ただ、流石に手間がかかってマナ食い虫ですかね。
M14の《勇気の道 》と同じ匂いしかしません。


㊥《窮地の主》

これはロマンティックが止まらない1枚。
5マナ4/4なら使いやすい部類ですし、もしも当てられてもデメリットはなし。
だってこれ、別にその選んだカードを見せなくても良いんでしょ?
選ぶといううだけで、公開するとはか書いておりませんからね。

もしも大型呪文をプレイできたら爆アドなので、デッキの構築次第では、相手は4より大きいと宣言するしかないですし、それで小さい呪文をノーコストでプレイできるなら、それはそれで。

と言いますか、これこそEDHで使用したいカードですよね。
4点ライフは申し訳ないですけど、きっとこの場を変えて見せるから!と、結託して悪さをしたいもの。
実にバランスが取れていて、面白いカードデザインです。


㊦《地割れ潜み》

イカ・ホラー。

その昔、『えびボクサー』とか『いかレスラー』というB級映画があったのを思い出す響きですね。

イカ・ホラー。

うん、なんか楽しくなってきました。(笑)


もしも何も考えずに場に出した場合、きっと何もしないで終わるでしょう。
仮に1、2ターン生き残ったとしても、2/2とか3/3になって、ナイスブロッカーと言われるくらいでしょう。

とすると、やはり狙いたいのは大量ドローからの巨大化&後続の大群呼び。
《クルフィックスの指図》みたいなカードでドローを増やしたり、、《育殻組のヴォレル》を始めとしたカウンターを増やすカードで、無理やり巨大化させたくなりますね。

まぁ、そこまでしなくたって、それなりにドローカードの入っているデッキだったらこいつを序盤に置いておいて、除去してくれるならそれはそれで良いし、除去されなければ巨大化して、後続も呼んでくれる便利な置物、程度に割り切って置いておくくらいの扱いで良いんじゃないですかね。
イカだもの。

ちなみにこのクリーチャー、《圧倒的な波》で戻ります。
あのカードが免除するのは、クラーケン、リバイアサン、タコ、海蛇ですからね。

タコが良くてイカはダメとか、あのカードをデザインした人、本当に先を見据えてカード作っていないにも程がある。
「あれ?もしかして、このイカを軸にした《圧倒的な波》コントロールデッキを作れるんじゃね?」と考えた、私のトキメキを返せ!(完全なやつあたり)


【M15】カードレビュー①
【M15】カードレビュー①
【M15】カードレビュー①
㊤《練達の変身術士、ジャリラ》

擬似的な《変身》を搭載した伝説のクリーチャー。
『変身術士』という職業があることにまず驚きますよね。

出すのに4マナ、起動に3マナ+クリーチャーということで、かなり効率は悪いのですが、その能力は夢いっぱいです。
シミックで組むならマナクリーチャー経由で早く出せますし、それこそそのマナクリーチャーを変身させてしまえば、効率的というもの。
しかも、クリーチャーの数が減る訳ではないので、気に入らなければ何度でもトライできます。

《クルフィックスの預言者》で毎度変身させて、目当てのカードが来るまで粘っても良いですし、占術や《クルフィックスの狩猟者》で前方確認するのも良し。
トーナメント級ではありませんが、デッキを作ってみたくなる素敵なカードですね。


㊥《放浪の吟遊詩人、イーサーン》

キャー、イーサーン!(何

この、起動コストを支払って何かする伝説のクリーチャーは、サイクルなのでしょうかねぇ?
兎にも角にも、1回目の起動で《エルフの神秘家》が飛び出し、2回目で《森の女人像》が生え、3回目で《クルフィックスの狩猟者》駆けつける。
うん、起動コストの3マナは重いですけど、手札を消費しないでクリーチャーを増やせるのはかなり良いですね。
山札の圧縮にもなりますし。

《クルフィックスの預言者》や《キオーラの追随者》がいれば、ヘドバン決め込みながら竪琴をかき鳴らし、ギャラリーを呼び寄せる狂乱のバンドメン。

しかしその能力にはある落とし穴があって、あくまでも彼は上に乗っている詩句カウンターの、総数に等しいマナコストのクリーチャーを呼び寄せるのです。
つまり、1つのマナ域につき1体しかクリーチャーを呼べないので、《クルフィックスの狩猟者》を数体並べることはできませんし、4個乗っていて4マナ域のクリーチャーがいなくとも、代わりにそれ以下のクリーチャーを呼ぶこともできません。
詩句カウンターの分、自身が強化される訳でもないので、後半は完全にお荷物になります。

そうはいっても、手札を消費しないでクリーチャーを増やせるのですから、悪いカードではありません。
遅くて重くても、デッキによっては十分使えるカードだと思います。


㊦《解き放されし者、オブ・ニクシリス》

ゼンティガーにいた《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》が、長い時を経てついに解放されました。
私はその頃MTGをやっていなかったので、感動はございませんが、その時代を知る多くのプレイヤーは、喜びの声をあげておりますね。

サーチしたらクリーチャー1体とライフを10点寄こせ。
なんか、さらっととんでもないことを要求しておりますね。
流石は悪魔です。

スタンダードですと、上記の《放浪の吟遊詩人、イーサーン》や《流浪》などはあっても、山札から何かを探してくるという行為はそんなに発生しませんが、下の環境だと、フェッチランドを始め、それこそ日常茶飯事でしょう。

下の環境で、6マナのカードに生存権があるとは考え難いですが、マナ加速やコストの踏み倒しなども、下の環境になればなるほど起こるというもの。
この悪魔がどんな暴れ方をしてくれるのか、実に楽しみですね。



【M15】ファイレクシアの魂は『破壊不可』
絶対滅ぼせないなんて、フレーバー的には絶望しかない感じ。
皆様こんにちは、生息条件(島)です。

《新ファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexia》 (6)
アーティファクト・クリーチャー - アバ ター
神話レア

トランプル
(5):あなたのコントロールする全てのパーマネント はターン終了時まで破壊不能を得る。
(5),あなたの墓地から新ファイレクシアの魂を追放 する:あなたのコントロールする全てのパーマネン トはターン終了時まで破壊不能を得る。


魂サイクル3枚目の能力は、自軍のクリーチャーが破壊不能になるというもの。
神話レアとはいえ、かなり派手な効果ですね。

6マナ6/6というと《ワームとぐろエンジン》を思い出しますが、今回の6/6はかなり防御的。
しかしその分、機能し始めると本当に苦労しそうです。

シミック的な使い方としては、なんといっても《クルフィックスの予言者》。
相手の隙をついて召喚すれば、次のターンのアップキープから動けますのでね。
例えマナが寝ても、次のターンには起きて構えられる訳ですから、相手にしてみれば悪夢のような出来事でしょう。

場に出なくとも、手札から好きなタイミングで捨てられれば、インスタント呪文のようにも機能するので、ルーター系との相性もバツグン。
軽いルーターがいてマナが出るようなデッキなら、お守りに1枚入れておく、という使い方も良さそうです。

うん、取り合えず2枚は確保しておきたい気がします。
【ニクスへの旅】カードレビュー⑧
【ニクスへの旅】カードレビュー⑧
【ニクスへの旅】カードレビュー⑧
今回のエキスパンションは、使われたくないカードと使いたいカードが多すぎる。
皆様こんにちは、生息条件(島)です。

㊤【饗宴の主】

え、なにこのポッチャリデーモン、見た目の愛嬌とは裏腹に、無茶苦茶強いと思うんですけど。

3マナ5/5、ゴルガリだったら【エルフの神秘家】経由で2ターン目に出てくる5/5のデメリットは、カード数枚。

確かに単体除去の強い現在のスタンダードにおいては、相手の手札を増やす=危険度増大、なのでしょうけど、私はシミック使い。
除去なんてないんだってば!

頑張って【高木の巨人】を出しても除去で退かされますし、そもそも【思考囲い】がどうにもならない。
まぁ、殴られている間に有効札を引き込めれば良いのでしょうけど、入れていなかったらそもそも手が出ないというね。
【概念泥棒】を相棒に、という声も聞きますけど、これ単体で十分強いカードだと思います。

次の環境、本当にどうしましょう。(汗)

㊥【黄金の呪いのマカール王】

うごご、格好良い。
このカードは格好良い。
イラストに悲痛な物語性があって、大量除去のロマンもあるなんて、実に良いですね。
何度も『カマール』と打ち間違えましたけど、それを差し引いても好きなカードです。(何

このカードの元ネタは、ギリシア神話の『ミダース王』。
(参照:http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9

触れたものがすべて黄金になるなんて、確実に悲劇しか待っていないような能力ですよね。
仮に『右手で触れれば黄金になり、左手で触れば元に戻る』という制限をかけたとしても、絶対間違って自分を触って死ぬか、寝ている間に建物が黄金に変わって潰されるか、左手を切り落とされて詰むかすると思う。
と言いますか、能力を決めるときに、そんな柔軟に思い付くなんてことできませんし。

え、カード性能の話もしろ、ですって?
リミテッドだと強いんじゃないですか。(適当)


㊦【最悪の恐怖】

8マナソーサリーになった【精神隷属器】。
マナコスト自体は重いですけど、全体的なコスト的には軽くなり、タイムラグもなくなりました。

色拘束が強くないので、ビッグマナ系のデッキの味付けとして1、2枚は入れたいカードですね。
クルフィックス様の最終奥義の1つだと思っております。

いや勿論、これを撃っただけで勝てるとは限らないのですけどね?

相手の手札を消費させ
無駄に戦闘を行って相手クリーチャーを減らし
次のターンの妨害もなくし
占術土地があったら次のターンの動きも把握できる

これ、全部1枚でできるんですよ?
相手に触れないシミックにとっては、ある意味万能除去ですって。

【ニクスへの旅】カードレビュー⑦
【ニクスへの旅】カードレビュー⑦
【ニクスへの旅】カードレビュー⑦
トリッキーなカードも多くて嬉しい。
皆様こんにちは、生息条件(島)です。

㊤【戦場の秘術師】

2マナ2/1という戦闘力と、クリーチャーを対象としている呪文を軽減するその能力から、赤青のような攻めのデッキで光りそうですね。
『奮励』系のカードとも相性が良いので、新しいデッキタイプを作る軸として活躍してくれそうです。
もしも自分のクリーチャーを増やしたいのならば、同じウィザード仲間である【若き紅蓮術士】も一緒にどうぞ。


㊥【果敢な泥棒】

相手のものを盗んだら泥棒ですが、交換するのであれば泥棒ではありません。
だから僕の【甲鱗のワーム】とキミの【極楽鳥】を交換してよ!<シャーク行為はやめましょう

神啓をするのに余分なコストはかからないので、【ハネ葉の太鼓】でタップしまくり、ガンガン交換を申し込みましょう。
【キオーラの追随者】がいればさらに効率はあげられますね。

一応『同じカードタイプ』という縛りはあるものの
「僕の【拘留の宝球】をあげるから、キミの【ヘリオッドの槍】ちょうだい」とか
「キミの【世界棘のワーム】はもらうよ、僕の【エルフの神秘家】大切に使ってね!」とか言われたら、もうゲームになりませんよね。

あれ?そういえば、例えば【彼方の神、クルフィックス】って、どういうカードタイプの処理になるのですかねぇ?
具現化していればクリーチャーと交換できて、具現化していなければエンチャントと交換できるのですか?

㊦【 稲妻の謎】

これはかなりロマン溢れる一枚。
占術をして全部土地だったら、物凄く重い【稲妻】で終わりますけど、【世界棘のワーム】だったら一撃死。
もしも相手の前のターンで【双子神の指図】を出せていたら、二人分は叩き込めるでしょうね。
叩き込む意味、ないですけど。

さぁ、どなたかヘビー・バーンデッキを作るのです!

【ニクスへの旅】カードレビュー⑥
【ニクスへの旅】カードレビュー⑥
【ニクスへの旅】カードレビュー⑥
新カードの枠も、大分埋まってきましたね。
皆様こんにちは、生息条件(島)です。

㊤【Égida de los Dioses】

『 あなたは呪禁を持つ。』という、シンプルな能力ながらも、出されたらうぐっとなりそうなヘイトベアー。
直接火力はもちろん、黒の手札破壊や【肉貪り】すら対象に取らせなくするので、ウィニーのメイン採用だけでなく、コントロールデッキのサイド要員にもなりそうですね。

㊥【弁論の幻霊】

【法の定め】を内蔵した1/4のエンチャント・クリーチャーで、相手の猛攻をかなり軽減してくれるナイスカード。
3ターン目に出てくる間にボコボコにされる可能性はありますが、まぁ、そこまで相手にブン回られたら元々おしまいですからね。(笑)

序盤に立たせてしまえば、あとは相手の呪文を打ち消してコントロールできますし、邪魔になったら【至高の評決】でもろとも吹き飛ばしてしまえば良いのです。
弁論に自由はありますが、慈悲はない。

㊦【ニクス毛の雄羊】

なんでしょう、赤バーンやウィニーに対して、何か恨みでもあるのかな?と思えるくらい、序盤の嫌がらせカードが増えましたね。

2マナ0/5は固いですし、アップキープ時というタイミングはちょっと遅めではあるものの、ライフはありがたいものです。
ガッチリ守って【クルフィックスの指図】で手札を肥やす、バント・ターボフォグが組めるかな?

【ニクスへの旅】やっててよかった苦悶式!
あ、ここ神啓ゼミで出たところだ!
皆様こんにちは、生息条件(島)です。

ついに最後の小神、ファリカの情報が公開されましたね。

苦悶の神、ファリカ  (1)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー・エンチャント - 神

破壊不能
あなたの黒と緑への信心が7未満であるかぎり、~はクリーチャーではない。
(黒)(緑):墓地のクリーチャー・カードを対象としそれを追放する。それのオーナーは戦場に接死を持つ1/1の黒と緑の蛇・エンチャント・クリーチャー・トークンを出す。

5/5


3マナ5/5なのは良いのですが、能力はちょっと微妙。
起動するのにコストがかかり、自分の墓地のカードを追放すれば自分の場に1/1が出ますが、相手の墓地を追放しようとすると、厄介なクリーチャーを登場させてしまうことになります。

まぁ、【胆汁病】や【ゴルガリの魔除け】など、黒には軽クリーチャーを除去する手段はいくらでもあるので、邪魔だったら吹き飛ばしてしまえば良いんですけどね。
【荒野の収穫者】で占術もできますし。

なんだったら、マナ域は被ってしまいますが、【凱旋の間】を出して自分の蛇トークンを一級の戦力にしてしまうのも一つの手。
全体除去後はもちろん、特別に墓地を肥やす手段を用意していなくとも、中盤攻めあぐねた時に墓地から蛇を呼び出して攻め続けられるのは魅力的ですよ。


それにしても、『ニクスへの旅』の小神の中で、何故か1柱だけマナコストが飛び抜けており、パワーは4と控えめなクルフィックス様。
やっぱり小神の中でも、特別な存在なのですね!(白目)
エイスリオス「河を渡らせたい?では渡し賃を頂きます」
流石は三途の川の渡し守の神、色々な意味でえげつない。
皆様おはようございます、生息条件(島)です。

本日はGP名古屋の最終日ということで、興奮冷めやらぬ方も多いことでしょう。
リンク仲間の方の中にも、2日目に抜けたという方が結構いて、自分のことのように嬉しいです。
皆様、精一杯、思う存分楽しんできてくださいね。

さて、そんな興奮を増大させる新情報が出てきました。
白黒の小神・エイスリオスが公開されたのです。

Athreos, God of Passage 1白黒

破壊不能
信心7以上でクリーチャー化
あなたがコントロールするこのクリーチャー以外が死亡した時、対象の対戦相手が3点のライフを支払わなければそのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。

5/4


なんとなく予想はしておりましたが、小神初の3マナ。

1ターン目:1マナクリーチャー
2ターン目:ダブルシンボルクリーチャー
3ターン目:エイスリオス
4ターン目;ダブルシンボル以上

と順に展開していくだけで、3マナパワー5で殴りかかれてしまいます。
クリーチャーが死んでも、相手が3点のライフを支払わなければ手札に戻る能力も、この横に並べる戦略には凄く合っておりますね。


【カルテルの貴種】、【ザスリッドの屍術師】と組み合わせれば、【拘留の宝球】のような単体除去をかわしつつ、2/2トークン+3点ライフロスの選択肢を迫るという、かなりいやらしい戦い方が出来ます。
なんだったら自身で【至高の評決】を撃つのも良いですね。
トークンは出ますし、流したクリーチャーも相手がライフを支払わないとまたすぐ並べることが出来る訳ですし。


優良なカードが多すぎて、枠がカツカツになりそうですが、これぞ神!という強さを持つこのカード。
クルフィックス様(500円)の何倍の値段がつくのか、今から楽しみです。(白目)
【ニクスへの旅】カードレビュー⑤
【ニクスへの旅】カードレビュー⑤
【ニクスへの旅】カードレビュー⑤
昔のカードをリメイクしたデザインが多い気がする。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【クルフィックスの指図】

お互いに効果を与えるけれど、相手のターンに出せば最初に得するのは自分、という発想で作られた指図シリーズ。
青の指図は【吠えたける鉱山】です。

2マナアーティファクトが1青青の瞬速エンチャントになったことで、入れられるデッキがグッと減りましたが、良いリメイクでしょう。
そもそもどのデッキにでも入るカードでもありませんでしたからね。
【停滞】を軸としたステイシスデッキで活躍したくらいですし。

相手のターンに出せば、最初に2枚引けるのは自分。
取り合えず相手に引かれ、その場で割られるということがなくなったのは利点ですね。

ターボフォグや迷路デッキなど、自分の展開と相手の妨害をするのに大量の手札が必要なロック系の軸として、まず使えそう。
【頭蓋割り】があるので、昔ほど確実ではない戦法ですけど、クリーチャー戦がメタになるようなら、出てくるデッキですからね。

あとは手札を増やし、信心も稼いでくれるので、【彼方の神、クルフィックス】とも、名前を冠しているだけあってシナジーを築けております。
そんなに高くはならないカードでしょうけど、使ってみたいカードではありますね。



㊥【双子神の指図】

赤の指図は【ラースの灼熱洞窟】。
5マナは重いものの、相手のターンの攻撃に怯えなくて良いので、かなり強化された印象を受けます。
灼熱洞は1赤赤赤だったのに対し、こちらは信心が2つと、そういう意味では弱体化してはおりますが、まぁ、こういう環境では仕方ありませんよね。

ちょっと重いバーンデッキの切り札として数枚入れておくのは悪くない選択肢だと思います。
【ボロスの反攻者】が殴りかかった場合、もしもそれがパワー2のクリーチャーにブロックされたら、まず反攻者に4点ダメージ。
それを反攻者が倍の8点として跳ね返すので、恐ろしいことになります。
それだったら大人しく、6ダメージを受けますよね。つまり、6点クロックが刻めるのです。

反攻者でなくとも、大抵の火力が凄い数字を弾き出すので、バーンだったら出せば勝ち。
熱い勝負が増えそうですね。



㊦【ケイラメトラの指図】

【ザル=ターの古き者】、【収穫の神、ケイラメトラ】、【クルフィックスの預言者】、【彼方の神、クルフィックス】・・・
ここ最近、5マナのマナ加速が出るのは、どう言った意図があるのでしょうね。

流石に重すぎるので、上記のいずれかと組み合わせるのは至難の技ですが、単体でも面白そうなことはできそうです。

相手が【スフィンクスの啓示】を持っていたらキツいですけど、大抵のデッキは、そこまで大量のマナは必要としないはずですからね。
自分は専用のデッキを組んでいるはずですから、マナを持て余している相手を尻目に、大量のマナから大振りな呪文を唱えるのは、気持ち良いことでしう。

問題は、これを出すまでどう防ぐかと、これが割られた、もしくは引かなかったらどうするのか、ということ。
さぁ、その弱点を上手く補えるデッキを組みましょう。

【ニクスへの旅】カードレビュー④
【ニクスへの旅】カードレビュー④
【ニクスへの旅】カードレビュー④
クルフィックスのショックのせいでレビューが滞ったので、サクッと書いていきます。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【マナの合流点】

ただタップ状態になっただけでは、ライフが削られなくなった【真鍮の都】。

本家同様、1点支払わないと何もしてくれないのは厳しい場面もあるでしょうが、色が合わなくてゲームにならないよりかはよっぽどマシ。
大抵のデッキは勿論、序盤で確実に色マナを揃えたいけど占術ランドは使っていられない、アグロ系のデッキに最適でしょう。
【クルフィックスの狩猟者】がいるので、私のシミックデッキでも、あまり気にしないで使えそうですね。

下の環境やEDHなど、結構幅広く使われる気がするので、値段は高めですかねぇ。
一応集めるとは思いますけど、もう土地にお金を払いたくないなぁ。


㊥【大歓楽の幻霊】

これは強い。
3マナ以下の呪文を撃たないデッキはほぼ存在しないので、これ1枚だけでかなり削ってくれることでしょう。
勿論このカードを使うようなデッキは、自身も小型呪文を連打するはずですから、かなりスーサイドな戦い方になるでしょうけどね。

上の【マナの合流点】や占術ランドなど、兎に角特殊地形が溢れやすい環境になるでしょうから、【燃え立つ大地】も入れた、変則的なクロックを刻む赤単なんて面白そうです。


㊦【信者の沈黙】

4マナはやたら重たいですけど、授与ごと闇に葬れるので、黒のコントロールデッキには1枚くらい枠を割けそうです。
神も葬れますし。

それにしても、何故追放系のカードがこんなにも増えるのでしょう。
『破壊不能(笑)』とはなんだったのか・・・

彼方の神、クルフィックスの能力が分かり難いという方向けに、簡略化したものを作りました
どうぞご参照ください→
【船団の災い魔】の使い勝手の良さは異常
【船団の災い魔】の使い勝手の良さは異常
【船団の災い魔】の使い勝手の良さは異常
このブログは、「7マナのカードは軽い」という異次元世界で書かれております。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

神槍も雷神も実はどうでも良くて、このカードこそ、本日一番書きたかったカードです。
と言いますか、何故誰も騒がないのかと不思議に思ってしまうほどに、このクリーチャーには実用的な魅力が詰まっているのですよ。


船団の災い魔 5青青

船団の災い魔が戦場に出たとき、あなたの対戦相手がコントロールするタフネスがX以下の各クリーチャーをそれぞれオーナーの手札に戻す。
X はあなたがコントロールする島の総数に等しい。

6/6


7マナのこのカードと絶対に比較されるカードがあります。
そう、7マナで撃てば相手の場のすべてのカードを手札に戻す【サイクロンの裂け目】です。

インスタントタイミングで撃てますし、なんなら2マナで撃っても良いこのカードは非常に使い勝手が良く、私もお世話になっております。

対して【船団の災い魔】は、クリーチャーしか戻すことができず、しかも手持ちの島に依存するため大型クリーチャーは戻せないという、決定的な弱点があります。
でもね、その限定的な能力が、実に良いのですよ。

と言いますのも、私は普段から【荒ぶる波濤、キオーラ】を愛用しているのですが、これがもうね、いくら奥義を発動しても、【太陽の勇者、エルズペス 】を出されてしまうと折角の9/9クラーケンが、ただの置物に成り下がるのです。

回避手段を何も持っていないので、ただひたすら1/1に攻撃を阻まれ、そうこうしている内に相手の場にはトークンが並び、一気に殴られてしまう。
何度煮え湯を飲まされたか分かりません。

そういう時、【サイクロンの裂け目】は何の役にも立ちません。
超過で撃ってもエルズペスも戻るので、すぐ出し直しされてしまいますし、単体で撃っても勿論意味がない。
クラーケンが4体くらい並んでいる時に撃てればそりゃ勝てますけど、それまでもたないことはご理解頂けるでしょう。


ところが、【船団の災い魔】ならば邪魔なトークンだけを排除して、がら空きのエルズペスに手痛い一撃を食らわせることができます。
別にエルズペスに限った話ではなく、クリーチャーに守られた他のPWを葬りたい時や、【拘留の宝球】のような戻したくないパーマネントがある時にだってこの能力は活かせるのです。

さらにさらに、このカードはクリーチャーですからね。
【宿命的心酔】や【前駆ミミック】で増やして能力を使い回すということだって、当然できるのです。

一見使い勝手の悪い、限定的なバウンス能力とクリーチャーであるという点が、実はデッキ構築をする上でとんでもなく噛み合っているのですよ!
シミック・ビッグマナ使いである私が興奮する気持ちを、少しはお分かり頂けたでしょうか。


まぁ、実用性を置いておいても、単純に大型水棲生物というだけで大興奮なのですけどね。
【Marjhan】とか【深海の怪物】みたいに、船の下から巨大生物が近づいてくるイラストって、凄く好きですし。

でも、これだけべた褒めな【船団の災い魔】ですが、集めようとは思いません。
私の心はすでに、【壮大な鯨】に飲み込まれているのですから。(何
【ニクスへの旅】カードレビュー③
【ニクスへの旅】カードレビュー③
【ニクスへの旅】カードレビュー③
どこを見ても伝説カードの話ばかりなので、一応は乗る。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【神送り】

触れるものみな消滅させる、ギザギザハートのペスの槍。
この槍が存在する限り、追放されたクリーチャーは2度と場に出られなくなりますし、そうかと言ってこの槍の一撃を食らい続けるとライフが持たない。
使われたらかなり厄介そうな装備品ですね。

しかし、装備のコストも含めれば大分遅く、除去耐性も何もつかないので、使われるかどうかは微妙なところでしょう。
そうでなくとも、【ヘリオッドの槍】や【オレスコスの王、プリマーズ】など、白には3マナの選択肢が多いですからね。

それにしても、伝説が多いなぁ。


㊥【嵐の神、ケラノス】

昨日のイロアスに続いて公開されたのは、赤青の神ケラノス。
自分のターンに最初に引いたカードを公開し、それが土地ならもう1枚引き、別のものなら対象に3点を飛ばすという、イラスト通り【稲妻】が関連しておりますね。

5マナは重いものの、場に出てしまえばアドバンテージの塊なので、トリココンなどどで使われそうです。
具現化しなくたって普通に強力ですもの。

2枚公開されて2枚とも実用性の高いカードなので、そろそろハズレが来そうで怖い。
クルフィックス様じゃありませんように!


㊦【破滅喚起の巨人】

取り合えず場に出れば、煩わしい1/1トークンが消滅する。
続けて数枚のエンチャントが出せれば、大抵の小型が死ぬ。
とはいえこれ自身が5マナなので、同じターンに並べることは不可能でしょうね。

面白そうなのは、【開花の幻霊】とこの巨人を並べること。
エンチャントを引く度にドローと除去ができるので、頑張れば相手の場を一掃することだって可能です。
うん、私がゴルガリを組むなら普通に除去カードを使いますけど。(何

『ニクスへの旅』情報公開初日で、完璧なカードデザインのカードが登場したと思う
『ニクスへの旅』情報公開初日で、完璧なカードデザインのカードが登場したと思う
これ→
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

【印章持ちのヒトデ】、いやー、これはもうね、凄いカードだと思うのですよ。

2マナ0/3と、序盤にプレイヤーのライフを守ってくれながら、占術で未来を見据えてくれるなんて、献身的にもほどがあるというもの。

これが2マナ0/4だったら強すぎますし、占術の起動にマナがいるなら流石に弱い。
それなりに身を守りつつ手軽に起動できるこのカードデザインは、本当にバランスが取れております。

しかも、クリーチャー・タイプが『ヒトデ』。
アライアンスの【Spiny Starfish】登場以来、18年ぶり2枚目という、とんでもない快挙を成し遂げているのですよ。
『イソギンチャク』は『ビースト』になったのに、ヒトデが生き残るってどういうことなの。


惜しむらくは、『防衛』を持っていないこと。
もしも持っていたなら、【斧折りの守護者】と一緒に私の防衛デッキのエースとして君臨させられたのですがねぇ。
これがレアカードだったら確実に100枚は集めてた。


あと、このフレーバーテキストも秀逸。
クルフィックスは人間たちに関する最も恐ろしい予言を、人間たちに見つかることもなく、またトリトンがそれを読むほどの興味を持つことのない場所に隠した。


そりゃヒトデに隠してあるなんて誰も考えないでしょーよ!(笑)

ヤバい、誰にも見られることがないよう、こそこそとヒトデに予言を書き込むクルフィックスの姿に激しく萌える。

一生ついていきます。(笑)
【ニクスへの旅】カードレビュー②
【ニクスへの旅】カードレビュー②
【ニクスへの旅】カードレビュー②
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【ダクラの神秘家】

2人対戦の場合、お互いの山札を公開し、それを墓地に置くか手札に加えるか選べる、という能力。
えっ、強くないですか?これ。

『相手のカードが弱く、自分のカードが強い』→ドローする
『相手のカードが強く、自分のカードは弱い』→墓地送り
『相手のカードが強く、自分のカードも強い』→状況次第
『相手のカードが弱く、自分のカードも弱い』→状況次第

考えられるのは上記の4つですけど、一番強い動きは、勿論
『相手のカードが強く、自分のカードは弱い』という場合。
自分の無駄ドローを防いで相手を妨害出来る訳ですから、デッキによってはかなり嫌がられることでしょう。

最近増加傾向にある、『占術土地で山札を操作してドローの質を高める』という動きを妨害するカードなので、相手の占術をやり難くするだけでもかなり良いカードだと思います。
その辺りは【伏魔殿のピュクシス】と一緒ですね。

腐っても1マナ1/1ですし、複数場にいても別に困らないのも強み。
私に使いこなせるとは思えませんけどね。(笑)


㊥【Heroes’ Bane】

Heroes’ Baneは+1/+1カウンターが4つ乗った状態で場に出る。
(2)(緑)(緑):Heroes’ Baneの上にX個の+1/+1カウンターを乗せる。
Xはそれのパワーに等しい。

という能力を持つレアハイドラ。
今回のプロモカードのようです。

回避能力も除去耐性もない、ただ大きくなるだけのハイドラはもうお腹いっぱい!
【カロニアのハイドラ】の方が、マナもかからないしトランプルもあるから断然強いし!
とお嘆きのあなたは、ちょっとせっかちさん。

パワーに等しい分大きくなるので、【ゴーア族の暴行者】を湧血すれば16/16トランプル。
このカードが出せる頃には信心が6つあるとして、【ハイドラの血】を使えばなんと20/20!
【ニクスの祭殿、ニクソス】からマナが出せればさらに倍。
ほら!なんか夢みたいな数値が簡単にはじき出せるのです!
脳筋ハイドラって素敵!


㊦【Iroas, God of Victory】

皆様が期待する小神の先駆けとして公開された、赤白の神イロアスの能力は

破壊不能
あなたがコントロールするクリーチャーは、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
あなたがコントロールする攻撃クリーチャーに与えられるダメージをすべて軽減し、0にする。

という、小神とはとても思えない強力なもの。

破壊されない4マナ7/4というだけで十分強いのに、ブロックされ難くするわ戦闘では破壊できなくなるわと、守り手側からすると本当に厄介な能力ですよね。

特に私は、ファッティを出して相手に攻撃させ辛くする戦法が好きなので、それを根本から覆されるのは、本当に頭が痛くなります。

しかも、赤白は信心に困らない色。
1ターン目:1マナクリーチャー
2ターン目:【灰の盲信者】や【管区の隊長】など
3ターン目:【ボロスの反攻者】
と展開して4ターン目にイロアスを置くだけで具現化する上に、ブロック困難、戦闘での破壊不可というオマケ付き。
なんだったら【岩への繋ぎ止め】でも信心稼げますし。

ボロス、始まったな。(とっくに始まってます)

【ニクスへの旅】カードレビュー①
【ニクスへの旅】カードレビュー①
【ニクスへの旅】カードレビュー①
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

本日から、『ニクスへの旅』の情報が公開され始めたようですね。
「3つ目のエキスパンションは強い」というジンクスを打ち破ってくれた『ドラゴンの迷路』でしたが、テーロスブロックの3番目は果たしてどちらに転ぶのか、いろいろな意味でドキドキしますね。(笑)

という訳で、恒例のカードレビューをしていきます。
毎度のことながら、シミック勢のカジュアル・プレイヤーによる、的外れな文章の羅列ですから、暇つぶし程度にご覧くださいね。

㊤【アジャニの存在】

新キーワードの「奮励」は、言ってしまえば『キッカー』のようなもの。
対象が1つであれば軽く、2つ以上だとその分重くはなりますが、テーロスブロックらしく『英雄的』と相性が良さそうです。

2つ以上を破壊不能にしたいのなら【ボロスの魔除け】の方が断然強いですけど、1体だけで良い、色が合わない、英雄的が使いたいというのならこのカードの出番。

おっと、もう1つ大切な理由がありましたね。
そう、「アジャニのイラストが格好良い」です。


㊥【開花の幻霊】

新キーワードその②は『星座』。
このカードか他のエンチャントが自分の場に出れば誘発するという効果なので、エンチャント満載のテーロスブロックでは、相棒探しに困りませんね。

さて、【開花の幻霊】は、そのままですと色拘束が強いただの【シマクマ】。
しかし、後続のエンチャントがあればその都度引けるので、【新緑の女魔術師】同様エンチャントレスとして活躍することが出来ます。

【新緑の女魔術師】が1マナ増えただけで、パワーが2も増えた、と考えれば強く感じますけど、4マナはちょっと重い気がしますね。
緑ならば3ターン目には出せるので、ガンガン引くことは可能なのですが、エンチャントタイプを持つクリーチャーを増やして横に並べても流されやすくなるだけですし、オーラで強化するデッキだと、流石に入れたくない重さ。
でも、何か楽しいデッキのパーツになってくれる予感はヒシヒシと伝わってきます。
今後に期待ですね。


㊦【凱旋の間】

ついに出た!無色の【栄光の頌歌】!
【十字軍】を知る身からすれば、自分だけ強化出来る【栄光の頌歌】でも驚いたのに、それがどのデッキででも出来るようになるだなんて!
時代の流れって凄いですね。

伝説のカードなので数は入れられませんし、3マナも重いと感じるかもしれませんが、アグロ系にとっては【悲哀まみれ】の被害を少しは防げる嬉しいカードなのではないでしょうか。
少なくとも私は、+1/+1で強化された【波使い】のトークンや【ザスリッドの屍術師】のゾンビ軍団の姿なんて、考えたくもありません。

白いデッキならば、【ヘリオッドの槍】と2枚ずつ入れて、4枚態勢にするのも良いかもしれませんね。

【神々の軍勢】カードレビュー③
【神々の軍勢】カードレビュー③
【神々の軍勢】カードレビュー③
白系の小神の不遇っぷりがヤバい。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

【収穫の神、ケイラメトラ】

皆がゼナゴス神の強さに驚いた矢先、新たなる神が誕生しました。
お、白緑か、きっとクリーチャー関連のとんでもない能力なんだろうな、と思って画像を見てみたら・・・え、何これ?本気?

5マナもかけてやることが、さらにクリーチャー呪文をプレイして平地か森をタップ状態で出す。
ただそれだけ。
相手のクリーチャー呪文でも誘発するとか、クリーチャーが出る度とか、なんでも好きな土地を持ってこれるとか・・・
今よりも少しはマシになる効果がいくらでも思いつけるのに、え、何これ?本気?(2回目)

リンク仲間の方に、熱烈なセレズニア・プレイヤーがいるのですが、その方、セレズニア神のあまりの残念っぷりに、グルールに改宗しちゃいましたよ。(汗)

クリーチャーを全面に押し出す色なだけに、この結果には本当に驚きと落胆が隠せません。
次で登場するであろうシミック神の未来もこうなるのですかねぇ。

でもまぁ、【獣の統率者、ガラク】から後続を持ってきて展開→山札圧縮をしてクリーチャーを引く確率を上げるとか、頑張れば【世界棘のワーム】を出したりショックランドと絡めて5色デッキを組んだりも出来るので、そこまで酷い訳でもいやうん、ごめんなさいなんでもないです。


【胆汁病】

これは強い。
-3/-3は結構殺意が高い上に、トークンも軒並み倒せるので、構築でよく使われる除去になるでしょう。
【悲哀まみれ】と合わせて、黒の複数除去がかなり充実しておりますね。
マナクリーチャーを除去されて、折角出したファッティは単体除去で殺される未来しか見えない。
うぅむ、何か対策を考えませんとねぇ。


【Fate Unraveler】

Fate Unraveler 3B 3/4
Enchantment Creature - Hag
Whenever an opponent draws a card, Fate Unreveler deals 1 damage to that player.



【地獄界の夢】を内蔵したとんでもないクリーチャーが出ました。
3黒3/4と、この手のクリーチャーには似つかわしくないサイズを誇り、【スフィンクスの啓示】や【首席議長ゼガーナ】、【地下世界の人脈】などを、とんでもないダメージ源に変えてしまいます。

【囁く狂気】と組み合わせるのも楽しいですが、普通に立っているだけで十分強い。
毎ターン1ダメージは確実ですもの。
神話で多色で不確定な2点ダメージを与える、モーギスの立場がいきなりなくなってしまいましたね。(苦笑)

あ、でも、エンチャントタイプを持つクリーチャーなので、一応割れますね。
うん、あくまでも一応ですけど。


それにしても、今まで以上に黒コンが盛り上がってきそう。
除去は、除去はやめてください。(涙)
【神々の軍勢】カードレビュー②
【神々の軍勢】カードレビュー②
【神々の軍勢】カードレビュー②
日をまたいでも、取り合えずレビュー。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

【サテュロスのニクス鍛治】

2赤2/1は戦力的に微妙という気がしますが、恐るべきはその神啓能力。
毎ターン起き上がる度に、手札を消費することなく3/1・速攻を呼び出すので、上手くはまればかなりのアドバンテージを叩き出してくれます。
自身も速攻を持つので、突っ込んで次のターンに仲間を呼び出してまた突っ込んで・・・

赤の低いマナ域は大混戦となっておりますが、こういう楽しいギミックを持つクリーチャーには、是非活躍して欲しいものですね。


【神に寵愛された将軍】

ニクス鍛治と同じサイクル仲間の将軍。2マナでも将軍。
サイクル中一番軽く、呼び出すトークンも2体と、流石は神に愛されているだけのことはありますね。

同じ2マナ域に【管区の隊長】という強力なライバルがおりますが、将軍はどちらかと言えばコンボ要員な気がします。
勿論そのまま殴っても良いのですけど、【バネ葉の太鼓】でタップしつつトークンを呼び出し、ブロック要員を確保。
そして【ヘリオッドの槍】の恩恵の下で全軍突撃したり、呼び出すトークンはエンチャントなので、【安全な領域】に一役買ったり。
相方次第では、結構な悪さをしてくれそうです。


【悲哀まみれ】

予想通りな占術【蔓延】は、ボロスウィニーと青単を駆逐しつつ、更なる未来を占います。
-3/-3でなければ正直シミックには関係ないので(マナクリーチャーが消し飛ぶのはいつものこと)あまり気にしておりませんが、ウィニー使いにとってはいい迷惑。
オルゾフ・ウィニーはまだ生き残りそうですけどね。

「ウィニー死すべし」
呪いの言葉を囁くイラストで頭を垂れているのは、ウィニー愛好家達の未来の姿なのかもしれません。
神々の軍勢・カードレビュー①
神々の軍勢・カードレビュー①
神々の軍勢・カードレビュー①
この時期はカードレビュー祭りですものね。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

まだそこまでカードが出ておりませんし、出たとしてもしシミック限定にしようかと考えていたのですが、結局いつも通り、気になったカードは取り上げることにしました。
基本的にこういう駄文を書くのが好きなのです。(苦笑)

㊤【苦痛の予見者】

たまに登場する【闇の腹心】の亜種カード。
アンタップ状態になるたびに効果が発動する新ギミック『神啓』に属する効果であり、何かしらのカードと組み合わせることで、本家の腹心よりも手札を増やしやすくなっております。

タップさせるなら、今回再録される【バネ葉の太鼓】は勿論、占術で山札を確認できる【魔女の目】が良き相棒です。
アンタップさせるなら【トリトンの戦術】や【見えざる糸】、【ラル・ザレック】に【クルフィックスの預言者】などなど沢山ありますが、なんだろう、そこまですることもない気がする。
預言者が出せるなら、それこそ【地下世界の人脈】でやっていれば良い話ですし。

クリーチャーであることを活かし、なんかもう単純に【オルゾヴァの贈り物】でもつけて殴りに行けば良いんじゃないかなぁ。(投げやり)


㊥【アショクの心酔者】

これ単体では何もしないので、はっきり言って【貪欲なネズミ】の方が強いです。
しかし彼の真骨頂は、英雄的が発動できるタイミングにあります。
そう、対象に取れればいつでも良いので、相手のドロー・フェイズに対応してやれば、インスタントでない限り、即座に捨てさせられるのです。

手札の減りやすいウィニー相手ならばタフネス3は固いですし、そこまで手札が減らない相手ならば、それこそ【思考囲い】で安全確認してから【ラクドスの復活】でも打ち込み、手札が0の相手のドローを片っ端から妨害してやるのです。

うん、でも、赤黒や青黒でこいつを対象にとり続けられるくらいの呪文を入れられるのであれば、素直に相手のクリーチャーを除去した方が早いよね、というお話。
同じ3マナなら心酔者じゃなくて、アショク本人を使った方が強い訳ですし。


㊦【都市国家の神、エファラ】

4マナ6/5は強いのですが、信心が7ないと具現化しないというのはかなりキツイ。
そんなに信心が溜まるのであれば、素直に【波使い】を出して殴った方が早いですよね。

エファラを使うのであれば、やはりクリーチャーではなくそのドロー能力を活かすべきなのでしょう。
相手でも自分でも関係なく、クリーチャーを出しさえすれば次のターンに手札が増えるので、タイミングを選ばない瞬速持ちや、何かしらのトークン生成カードと組み合わせたいですね。


個人的に思いついたのは、同じ神である【太陽の神、ヘリオッド】との組み合わせ。
2白白支払うことで、手札1枚と2/1クリーチャーが手に入るのは悪くはないかな、とね。
どちらもエンチャントなので、この際、神以外はほとんどクリーチャーを入れないエンチャントデッキにしてみる、というのはどうでしょうか。

万能除去の【拘留の宝球】、トークンを強化する【ヘリオッドの槍】、攻撃を妨害する【安全の領域】などでガッチガチに固め、厄介なカードは勿論カウンターで打ち消します。
相手のクリーチャーは【思考の評決】と【太陽の勇者、エルズペス】で吹き飛ばし、減った手札はトークンを出すか【スフィンクスの啓示】で補充。
あとは強化されたトークンで押し潰すか、信心が溜まっているなら、具現化した神でぶん殴るのです。
古き良きコントロールっぽくて、面白いと思うのですが、如何でしょう?

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