《Mana Drain》は最強のカウンターだけど、だからと言って使われるとは限らないのだなぁ
《Mana Drain》は最強のカウンターだけど、だからと言って使われるとは限らないのだなぁ
本当にデッキのカードチョイスって、面白い。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

イゼ速。さんにて、《Mana Drain》と《迷える探求者、梓》が、新たなジャッジ褒賞になったという記事が掲載されておりました。
http://www.izzetmtgnews.com/archives/21662

この「ただし魔法は尻から出る」みたいな《Mana Drain》って、何かに使われておりませんでしたっけ?
少し前に話題になった気がしましたけど、MOか何か?

実物化が初めて、ということですかね。


Mana Drain 青青
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたの次のメイン・フェイズの開始時に、あなたのマナ・プールに、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい量の(◇)を加える。


このカードって、何回見ても、おかしなことしか書いておりませんよね。
打ち消した後にマナを出すって、どういうこと?って感じ。

《対抗呪文》すら強過ぎて、スタンダード環境に復活する気配は皆無だというのに、これがまかり通っていた時代が本当に驚きですよ。
まぁ、これ以上に凄いカードが目白押しな時代だったのですけども。

そんなおかしいカードですけど、ヴィンテージでは問題なく4枚使えます。

それも物凄い話ですが、じゃあ青いデッキには必ず4枚積みされているかというと、そうではないのですね。

《Force of Will》は、嗜みな感じで4枚積まれておりますけど、デッキによっては《マナ漏出》や《目くらまし》、《狼狽の嵐》に《精神的つまづき》など、別の打ち消し呪文が採用されることがあります。

まぁ、《目くらまし》や《精神的つまづき》は、マナ無しで撃てますからちょっと採用理由が違いますけど、青青が出にくいという理由で《マナ漏出》の方が選ばれるというのも、興味深いところ。

パワー9のMoxシリーズを考えてみても、確かに青青より、青と他のマナで撃てる《マナ漏出》の方が、序盤の安心感は違いますからねぇ。
《Force of Will》が、必ず手札に来るという訳でもありませんし。


色々デッキを見ていると、「どうしてあのカードじゃなくて、このカードなの?」と不思議に思うことが多々あります。

高いとか、揃えられなかったという理由は別として、それらの採用理由を聞くと、いつも目からウロコが出ます。

ゼファーさんが、ヴィンテージデッキに《支配魔法》を採用していて、「4マナだから、《突然の衰微》で割られない」という説明を聞いた時も、本当に感心しましたからねぇ。

私も、強いカードや流行のカードを惰性で使うのではなく、自分の戦略・論理に基づいてカードを吟味し、デッキを構築していきたいものです。

コメント

M
2016年6月26日23:29

 ただ、以前はマナバーンがあったので上位互換かと言われると違ってたんですわ。…ま、今だとただ強いんですがねw。

migiT
2016年6月27日0:30

そんな強いカードよりもさらに生み出せるマナが色マナ自由なカードがあるらしい・・・

そう! シミックならね!

生息条件(島)
2016年6月30日6:41

>Mさん

なるほど、マナバーンがあったなら、確かに使い辛い場面も多かったでしょうね。

懐かしいですねぇ、マナバーン。
すっかり忘れておりましたよ。


>migiTさん

流石はmigiTさん、分かっていらっしゃる。

そう、たった緑緑を足すだけで、好きなマナを生み出せるようになる《原形質捉え》というカードが、シミックにはあるのです。

しかもお値段は、《Mana Drain》の600分の1。
やったぜ。

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