テーロス・カードレビュー⑤
テーロス・カードレビュー⑤
テーロス・カードレビュー⑤
今夜はここまで。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【ケイラメトラの侍祭】

【エルフの大ドルイド】の後継者。
どうやらテーロスにエルフはいなさそうですが、侍祭はそもそも種族差別なんかしません。
信じるものはマナを出すのです。

正直な話、4マナはちょっと考えてしまうサイズ。
1/4なので焼かれ難いですし、序盤に【炎樹族の使者】などのダブルシンボルを展開しておけば、次のターンにはとんでもない数のマナを出してくれますけどね。
マナクリーチャーがこの先どうなるかで、このカードの存在も変わってきそうです。


㊥【サテュロスの享楽者】

入れ替わりでスタンダードを去る【業火への突入】内蔵のクリーチャー。
とりあえず2マナ2/1なので無駄にはなりませんし、3ターン目に5マナ生み出すので、【ヴァルカスの災い魔】さえ呼び出せてしまえるのは中々に面白い。
新たなデッキの到来を予感させます。


㊦【恭しき狩人】

1ターン目にマナクリーチャー、2ターン目に【カロニアの大牙獣】を出していれば、3ターン目に4/4で君臨することが出来ます。
うん、ここまで書いてきて察しました。
これは無理だわ。

テーロス・カードレビュー④
テーロス・カードレビュー④
テーロス・カードレビュー④
気がついたら、選んだカードが全部同じ向き。赤の敵はそっちにいるのか?
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【アクロスの十字軍】

手札1枚をクリーチャー1体に還元できるので、序盤から強化呪文を撃ちまくれば、仲間と共に大暴れしてくれそうです。
でも所詮は1マナ、仲間も1/1。
あくまでも序盤の手数増やしとして、ばら撒いていく使い方が望ましいのでしょうね。


㊥【怒血のシャーマン】

なるほど、ギリシャ神話といえば、ミノタウロスは忘れてはいけない存在ですね。
でも問題は、軽いミノタウロスが、過去を遡っても全然いないこと。
むしろロードを先に出して、後から大型化した手下が出てくるという順番になりそうです。

うん、3マナのミノタウロスは、【ボロスの反攻者】に任せておけということですよね。


㊦【燃えさし呑み】

4マナ4/5は十分強力。
そしてマナクリーチャーから高速で7マナを揃えれば、7/8クリーチャーが荒野を駆け巡るのです。
勿論序盤に怪物化出来なくとも、コントロール相手に、もっと具体的にいえば【スフィンクスの啓示】から3マナ削れるのであればいうことはありません。
ビッグ・マナ系のデッキの、新たな主力カードなりそうですね。

テーロス・カードレビュー③
テーロス・カードレビュー③
テーロス・カードレビュー③
ギリシャの神話の世界こそ、黒使いの本領発揮。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【骨読み】

優秀なスーサイドドロー呪文【血の署名】の後継者。
3マナはちょっと重いものの、色拘束が弱くなりましたし、なんといっても占術2を行ってから引けるのが強力ですよね。

いるカードならそのまま手札に、いらないカードなら山札の底へ。
2点もライフを支払っているのです、それくらい堅実でも罰は当たりません。
え、底へ送った後もいらないカードが手札に来た?
うん、諦めて死にましょう。(何


㊥【死の国からの救出】

今までのリアニメイトとは一味違う、なんとも面白い一枚ですね。
プレイするのにクリーチャーが必要なので、従来通りのファッティ一本釣りは出来ませんが、使い終わったCIP持ちを生け贄に捧げてファッティと共に再度活躍させたり、除去される運命のクリーチャーをリサイクルしたりと、なかなかにトリッキー。
インスタントタイミングというのも高評価ですし、マナ・クリーチャーを生け贄に捧げても問題ないので、新しいリアニメイトデッキの軸となるかも。
【漁る軟泥】は、うん、気合で何とか。

ちなみに、相手のターンに唱えようが、場に出てくるのは自分のターンですから、召還酔いしていることにご注意を。


㊦【忌まわしき首領】

そのままだったら2体のトークンを引き連れてくるだけの重いデーモンですが、悪魔への信心が深ければ深いほど、闇が空を覆い隠す。
うん、実に悪魔的ですね。

黒ければ黒いほど良いので、【闇の予言】はいい相棒。
首領が手下を喰らえば手札も増えますし、いくらでも手下がいるなら悪魔仲間の【影生まれの悪魔】も呼んで、大宴会を繰り広げるのも面白い。
悪魔の宴は、命を削ってなんぼなのです。

テーロス・カードレビュー②
テーロス・カードレビュー②
テーロス・カードレビュー②
青に面白いカードが増えるのは本当に嬉しい。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【前兆語り】

【ボーラスの占い師】と違って手札を増やすことはできないものの、未来の事故を防止できるその能力は十分に強力。
むしろ私の使う占い師は、山札の上の3枚を底に送ることしかしてくれなかったので、このクリーチャーの方が頼もしく思えます。

土地事故のときに土地を退ける、もしくは確保してくれるだけで、コントロール使いとしてはありがたい存在ですよ。


㊥【豚の呪い】

個人的にシミック勢待望のクリーチャー除去カード。
4マナで2体、しかもクリーチャーの数は変わらないので、【至高の評決】の方が単純に強いのは分かります。

しかしこのカードは、至高の評決にはない強みを持っております。

まず追放なので、死んで得するカードや破壊不能の効果を無視できる。

次に、自分のクリーチャーを巻き込まないので、相手を弱体化させつつ壁を継続して立たせることも可能。
出てくるトークンは2/2ですから、上の【前兆語り】でブロックしたり、なんだったら【漸増爆弾】で焼き豚にしてもいいですしね。

ソーサリーという点も、【急かし】を使えば問題なし。
それに、なんといっても面白いでしょう?このカード。
イラストも名前も。
面白くて使えそうなら、積極的に使うのです。


㊦【船壊しのクラーケン】

今回の青のファッティ枠。
6マナ6/6は物足りないですが、8マナ払えば相手を4体無力化しつつ、10/10バニラがぶん殴る!
うん、実に大雑把に自己完結していて素敵です。

場に出た時点で仕事をせず、さらに8マナ要求する時点でこのカードに存在価値はないのですが、10/10とタップ除去能力は、個人的に魅力的です。

鯨デッキの次は、クラーケンデッキを作ろうかなー。

テーロス・カードレビュー①
テーロス・カードレビュー①
テーロス・カードレビュー①
公式ギャラリーも賑わってきたので、そろそろカードレビューの時期かな、と。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【岩への繋ぎ止め】

自分の山を対象にすることで、相手のクリーチャーを繋ぎとめるという、なかなかに面白い効果を持つカード。
破壊されやすくはあるものの、1マナでクリーチャー除去できるのは非常に強力ですね。

山がないと意味がないため、どのデッキにも入るカードではありませんが、デッキの色が合うのであれば使ってみたいもの。
このシリーズはまだこのカードだけですが、他にも登場してくるのでしょう。
今後が楽しみですね。


㊥【不死の贈り物】

このカードをつけられたら最後、連続でそのクリーチャーを葬らない限り、何度でも蘇ってきます。
CIP能力持ちは勿論、単純に大型クリーチャーにつけられただけでもうんざりしそうですね。
3マナはちょっと重いものの、嫌がらせカードとしては十分です。


㊦【百手巨人】

このカードを見たとき、そのイラストと能力に大笑いしてしまいました。
99体って、なんですかそれ。(笑)

4マナ3/5警戒は、そのままでも立派な壁ですが、さらに怪物化すれば、陸と空の99の軍勢を、一手に担えます。
ただし、そのサイズは6/8と、【門なしの守護者】と違って火力には強いものの、やっぱりちょっと物足りない。
どうせだったら、タフネス99いってもよかったのでは、と思ってしまいます。
それだと流石に、悪さをしてしまうのかもしれませんがね。

M14・カードレビュー⑪
M14・カードレビュー⑪
M14・カードレビュー⑪
そろそろフルスポイラーが出そうですね。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

【㊤執拗な死者】

1マナ軽くなった代わりに、死亡した時にしか場に戻らなくなった【組み直しの骸骨】。
1マナ1/1なので悪くはないものの、1黒を常に意識して残さなくてはいけないので、ウィニーなどで使うにはちょっと使いにくいでしょうね。

生贄に捧げることで何かするコンボデッキの、壁兼生贄要員といったところでしょう。
何か楽しいことが出来そうではあります。



【㊥大食のワーム】

そのままでも熊なので、最低ラインは確保しておりますが、やはりライフを得るカードと組み合わせたいところ。

【勇士の再会】を唱えた後に出せば、実質1白緑緑で9/9クリーチャーとして降臨出来ますし、絆魂持ちで殴ったあとに出せば、低コストのまま使用出来るので相性はバッチリ。
【アゾリウスの魔除け】などで自軍全体に絆魂をつけた状態で殴れれば、それこそとんでもないサイズになれます。
うん、だったら【墓所生まれの恐怖】で良いじゃない。(何

全体絆魂はやり過ぎですが、デッキにいくつかのライフを得るカードがあるなら、採用してみるのも面白いかもしれません。
テンポが悪く、トランプルも除去耐性もないので、私は使いませんが。



【㊦侵食する荒原】

【不毛の大地】は別格としても、【地盤の際】や【黄塵地帯】といった歴代の土地破壊土地の下位交換とでも言うべき土地。

しかし、【酸のスライム】と同じ5マナ相当のテンポであり、なお且つ打ち消されない土地破壊手段ではある為、ビッグマナのようなデッキであれば、コントロールキラーになりそうですね。
現在の多色環境では数枚土地を割るだけで機能しなくなるデッキは沢山ありますから。
今後増えるはずの伝説の土地を割る為に、数枚採用していても悪くはないと思います。

M14・カードレビュー⑩
M14・カードレビュー⑩
M14・カードレビュー⑩
今のところM14は、強カードというより良カードが多い印象。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【威圧する君主】

コントロールが使うのであれば【盲従】で、クリーチャーデッキが使うのであればこのカード、といったところでしょうね。

とりあえず【盲従】同様、相手の速攻クリーチャーを縛れるのはダメージレース的に心強いですし、相手がそれを嫌ってこのカードに除去を使ってくれるのであれば、それはそれで他のクリーチャーの避雷針になってくれるので十分。

【火拳の打撃者】と共にデッキに入れ、場に出たクリーチャーにはブロックさせず、起き上がってもやっぱりブロックさせないという使い方も面白い。
そこまで強いカードという訳ではございませんが、良いカードです。


㊥【荒廃唱え】

黒には珍しい、エンチャント関連のカード。
【死の重み】は実質-4/-4修正に化けますし、【外出恐怖症】や【怨恨】のような使い回せるカードも、ちょっとした除去カードに化けるので面白いですね。

ただ、4マナ2/3ではまず使われない。
例えエンチャントレスがこの先登場したとしても、流石に重いですからねぇ。


㊦【魔女跡追い】

【怒り狂うゴブリン】と【軍勢の忠節者】の時もそうでしたが、本当に【訓練されたアーモドン】が可哀想になりますね。
れあの ちからって すげー!

まぁ、同じコモンで【野生の雑種犬】が登場してしまっている【灰色熊】が憐れすぎるので、この話はここまでにしておきましょう。(何


3マナ3/3というサイズに呪禁が付くだけで危険なのに、対戦相手が自分のターンに青か黒の呪文を唱えれば、+1/+1カウンターが乗る強化能力付き。
これに【ひるまぬ勇気】や【怨恨】がくっついてくることを考えると、本当に嫌になりますね。
まぁ、大抵は【もぎとり】や【至高の評決】で流されるか、【肉貪り】や【遠隔/不在】の餌になるのでしょうが。

あと、個人的に【復活の声】は超えられないと思いますし、【大貂皮鹿(おおてんがわじか)】の方がインパクトは上。
見た目も、狼的に言えば【ワイルーリーの狼】の方がずっと上。
なんですかこの見た目、最初見た時イノシシかと思いましたよ。

それにしても今度はサンドウィッチとか・・・
ネタが苦しくなってきたぞ!いい加減にしろ!


はい、これにて本日のレビューはおしまい。
おあとがよろしいようで。
M14・カードレビュー⑨
M14・カードレビュー⑨
M14・カードレビュー⑨
普段は眠っているけど、条件を満たせば動き出すアーティファクト・クリーチャーという設定が大好き。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【憑依された板金鎧】

そ(れなり)の昔、【キマイラ像】というカードがありました。(㊥の画像)

3マナのアーティファクトで、土地をフルタップすると3/3になるというこの海亀型の像は、強烈なデメリットであるにも関わらず

・色拘束を気にしなくて良い
・プロテクションやソーサリー除去が効かない
・あらかじめ土地を使いきったり、ピッチスペルを多用すれば問題ない

という当時の環境にも恵まれて、アンコモンながら、プロフェシーのトップレアとすら呼ばれておりました。
まぁ、プロフェシーの他のカードが、カードじゃなかったし・・・


そんなキマイラ像を彷彿とさせるこのカード。
装備品の弱点である「クリーチャーがいないと意味がない」という点を、「自身がクリーチャー化する」という強烈な個性で解決してしまっております。

自分の全体除去や相手のソーサリータイミングで死亡しない、4マナ4/4クリーチャーは十分強力ですし、このカードが複数あろうとも、スタックに乗せて起動してしまえば、なんの問題もございません。

他のクリーチャーと併用したとしても、普通に装備して使えば良いだけですし、そのクリーチャーが除去されたら、今度は普通に4/4クリーチャーとして活躍すれば良いのです。
装備しているクリーチャーが攻撃に参加していて討ち死にしても、装備品であるこのカードはタップ状態ではない為、ブロックに回れるのも嬉しいところですね。


ただの4/4に用はない、弱い、という声も多く聞こえますが、きちんとデッキを組めば結構活躍してくれそうな気がします。
もしもそんなに高くなければ、集めてみたいですね。


㊦【天使の協定】

情報が出た当初から話題となっていたエンチャント。
効果の発生タイミングが「各終了ステップの開始時」なので、安定してライフを得られる手段さえあれば、お互いのターンと合わせて、恐ろしい数の4/4飛行トークンが並ぶことになります。

【セレズニアの声、トロスターニ】が場に出ていれば、自分のターンだけでも高確率でトークンは出せますし、絆魂持ちのクリーチャーがいれば、なお安定して出せることでしょう。
【ギルドのタブレット】で頑張る?うん、それも悪くはない。

まぁ、ライフエンジンと組み合わせて毎ターン出したい気持ちは分かりますが、そこまでしなくとも、例えばバント・コントロールに入れて【スラーグ牙】や【スフィンクスの啓示】で数回起動するだけでも十分ですからね。

どちらにせよ、色々と悪さは出来そうなカードなので、将来が楽しみです。

M14・カードレビュー⑧
M14・カードレビュー⑧
M14・カードレビュー⑧
大丈夫です、酔ってません。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【鬼斬の聖騎士】

M14の各色に存在する、対抗色への効果を持ったレアカードシリーズの1枚。
特撮ヒーローを彷彿とさせる彼が憎むのは、勿論赤と黒のすべて・・・と思ったら、あれ?呪文しか拒まないの?

これまでに登場した、1白白の騎士仲間と比べると

ヴェクの聖騎士  :2/2、先制攻撃、プロテクション(黒)(赤)

ミラディンの十字軍:2/2、二段攻撃、プロテクション(黒)(緑)

鬼斬の聖騎士   :2/2、先制攻撃、絆魂、対戦相手の黒か赤の呪文の対象にならない

うぅん、なんでしょう、何か物足りない。
勿論、先制攻撃も絆魂も強いのですけど、クリーチャーに止められるし、全体火力で燃やされるのでしょう?

「これが本当の焼きおにぎり!」とか、そういう体を張ったギャグはいらないのですよ・・・


㊥【潮縛りの魔道士】

小型で、場に出た時に仕事をするクリーチャーが強いのは周知の事実ですが、出た赤や緑のクリーチャータップさせ、生きている限り拘束し続けるその能力は、素晴らしいの一言。

【スラーグ牙】、【復活の声】、【ボロスの反攻者】などなど、赤や緑の厄介なクリーチャーは沢山おりますからね。
【タルモゴイフ】や【死儀礼のシャーマン】、【渋面の溶岩使い】対策にもなるので、下の環境でも結構強いのではないでしょうか。

しかも、部族効果を受けやすいマーフォークというのも高得点。
昨日の飲み会で、「深みのマーフォーク(笑)」という話をしていたのですが、待ちに待った強いマーフォークの登場に、マーフォーク好きの方は大喜びされていることでしょう。


それにしても潮(うしお)縛りって。
これと鬼斬の聖騎士を場に並べて
塩おにぎり!」
というギャグを言わせたい、開発部の魂胆が見え見えですね。(汗)


㊦【生命散らしのゾンビ】

場に出た時に、相手の手札から白か緑のクリーチャーを追放。
現在の環境から言えば、かなり強い能力なのではないでしょうか。

【スラーグ牙】、【静穏の天使】、【修復の天使】、【復活の声】などなど、数え上げたらキリがないほど白や緑のクリーチャーはおりますし、普通の除去では対処しきれない輩を、場に出る前に排除できるのですから、何も言うことはないでしょう。
例え相手の色が合わなくとも、最低でも手札が覗けて3/1の威嚇持ちを出せる訳ですしね。
うん、正直私のミミック・コントロールは死滅します。


おにぎりに飽き足らず今度はちらし寿司とか・・・
お腹でも空いているのか!いい加減にしろ!

M14・カードレビュー⑦
M14・カードレビュー⑦
M14・カードレビュー⑦
コピーや火力強化など、補助カードも充実。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【ストリオン共鳴体】

装備品で使い難かった【幻術師の篭手】とは違い、誘発型能力という受け幅が広く、キッカー的に2マナ払えば効果が2倍なるのは素敵。

【主席議長ゼガーナ】で大量ドローが出来ますし、【前駆ミミック】ではトークンの生産量が2倍に。
【ボロスの反攻者】の反射ダメージは2倍になり、共演できる期間は短いものの、【スラーク牙】が場に出た時と死んだ時でとんでもない壊れっぷりを発揮します。

まぁ、例に挙げたカードはいずれも重いので際どいものの、相棒はそれこそ星の数。
キナ臭いにおいがプンプンしますね。


㊥【精鋭秘儀術師】

「コピーといえばこの俺だ!」と言わんばかりに掲げた左手が頼もしいカード。
カウンターに除去、ドローカードと、コピーして相手が困るカードはいくつもあるので、生き残れればもう勝ったも同然です。
【濃霧】や【暴動鎮圧】なんてコピーした日には、ビートダウンは本当に涙目になるでしょうね。

ただ、青のその手のクリーチャー同様、やっぱり貧弱、コストも重い。
自分の手札を破壊して終わりそうですね。
【練達の生術師】で耐性をつける?いやいや。


㊦【紅蓮術士の篭手】

チャンドラの篭手。
PWがつけているものが弱いはずはなく、火力呪文が軒並み強化されます。

【電謀】は3点除去になり、【紅蓮の達人チャンドラ】も高火力砲台へと早変わり。
5マナはかなり重いものの、バーンデッキを組んでみたくさせる、良いカードです。

M14・カードレビュー⑥
M14・カードレビュー⑥
M14・カードレビュー⑥
所謂『公式からのお題』。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

その昔、ミラージュに【夜のスピリット】というカードがおりました。

夜のスピリット 6黒黒黒 6/5
伝説のクリーチャー — デーモン スピリット
飛行、トランプル、速攻、プロテクション(黒)
夜のスピリットは、それが攻撃しているかぎり先制攻撃を持つ。


当時としてはかなり強いクリーチャーではあったものの、9マナを召喚するのは至難の業。
そこで、【アーボーグの豹】、【吐息の盗人】、【残忍な影】という3体のクリーチャーを生け贄に捧げると夜のスピリットが召喚できるという合体ギミックが存在し、当時の私はせっせと試したものです。

勿論皆様お察しの通り、そんなギミックは使われることなどなく、夜のスピリットを墓地から釣ってくるというのが一般的。
それでも何とかして3体から召喚しようと頑張っていたのですから、昔からネタデッキを考えるのが好きな性格だったようですね。(笑)


さて今回のM14にも、合体とは違いますが面白い関連性を持つカードが存在します。
それが【泥沼煎じの魔女】、【ただれたイモリ】、【泡立つ大釜】です。

魔女は、他の2枚のどちらかをサーチで場に出すという能力。

イモリは、通常なら死亡時に-1/-1修正を与えますが、魔女がいれば-4/-4修正を与えるという能力。

大釜は、クリーチャーを生け贄に捧げれば4点ライフを得ますが、それがイモリであれば4点ライフドレインにするという能力。

つまり、魔女がイモリを呼び出し大釜に投げ込めば、毎ターンクリーチャー除去と4点ドレインが行えるという訳。
手間がかかりますが、結構強力な効果ですよね。


魔女が4マナと重く、サーチしてからの動きも緩慢。
イモリを墓地から回収しまくれば大釜の能力も使いたい放題ですが、イモリが墓地に行く度に-4/-4修正が発生してしまう為、相手の場にクリーチャーがいないとこちらが壊滅してしまいます。
まぁ、パーツがそろってしまえば魔女はもういらないので、延々イモリを大釜に放り込めば良いのですけどね。


【迷路の終わり】デッキを作る方が台頭してきたように、魔女デッキを作る方も確実に現れるでしょうね。
動きが分かり易過ぎて気軽に妨害されてしまいそうですが、カジュアルで遊ぶには十分楽しめますし、強そう。

今回の基本セットは、遊び心に溢れていて素晴らしいですね。
M14・カードレビュー⑤
M14・カードレビュー⑤
M14・カードレビュー⑤
さっきので終わると思いました?残念、嘘でした!<コラ
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【星霜の守護者】

場に出した直後はただの置物ですが、相手がこちらを攻撃すれば、7/7トランプルがお仕置きに動き出す。
まるで大魔神みたいなカードですね。

もしも使うとすれば、相手を無理やり攻撃に参加させる【ゴブリンの外交官】が良い相棒になってくれそうです。

このカードを一目見たとき、ウェザーライトの【黄金像(㊥のカード)】を思い出しました。
先ほどの【無法の槌角】と【クークズ】と言い、私の青春時代ど真ん中なカードがリメイクされているようで、なんとも懐かしい気分ですよ。


㊦【三つの願いの指輪】

合計10マナ使ってカード1枚。
3枚のカードを持ってくる為には20マナ必要だというのですから、とんでもない話ですね。
【高まる野心】もビックリですよ!

ただ、色を選ばず、インスタントタイミングで持ってこれるのは魅力的。
物凄く遅いコントロールデッキに1枚入れて、暇な時に【スフィンクスの啓示】、【至高の評決】、【静穏の天使】などを選んで持ってこれると考えれば、ちょっと使ってみたいかも。

うん、無謀ですね。(笑)

M14・カードレビュー④
M14・カードレビュー④
M14・カードレビュー④
とりあえず今日はここまで。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【大型化】

緑の脳筋除去カード。
例え1/1のクリーチャーに唱えようが8/8になり、【寄せ餌】の効果も付いてくるので、相手のクリーチャーをほとんど粉砕してくれます。
しかも、もしもそのクリーチャーが接死を持っていれば、1点のダメージだけで相手を破壊できるようになりますから、殺傷能力は飛躍的に上昇します。

うん、ここまでお膳立てしてくれるのであれば、デッキに1枚、隠し味として忍び込ませてみたくなりますね。


㊥【マナ編みスリヴァー】

自軍に【極楽鳥】の効果を与えるスリヴァー。
【捕食スリヴァー】とマナコストが被ってしまいますが、多色になりやすく、重いカードも多いスリヴァーのマナ基盤を支えてくれる良いカードですね。

1マナスリヴァーや、2Wでスリヴァー・トークンを2体生み出すソーサリー【巣の活性化】と組み合わせれば、4ターン目には8、9マナにアクセス可能。
う~ん、素敵。


㊦【カロニアのハイドラ】

先に【巨森のハイドラ】がレアとして情報公開されていたので、今回の緑神話枠にハイドラはないのだな、とホッとしておりましたらこの仕打ち。
どんだけハイドラを推したいのだ。
こうなったらアンコモンとコモンにも登場させて欲しいものですね、アッハッハ!(何

とは言え、今回の神話ハイドラはちょっと使えそう。
5マナ4/4とステータスは固定されておりますし、攻撃に参加すれば8/8へと巨大化。しかもきっちりトランプル持ち。
さらには自軍の+1+/1カウンター持ちすべてに適用されるので、進化持ちとも相性バッチリ。
シミック進化デッキのフィニッシャーが、ついに来ましたね!


【オーガの戦駆り】と組み合わせれば、5ターン目に10/8が速攻・トランプル付きで殴りかかれます。
他の進化クリーチャーも、ハイドラの登場とともに進化→カウンター2倍とサイズが膨れ上がるので、夢と浪曼が溢れまくりですね。
それぞれ緑と赤のダブルシンボルというのがキツいですが、現在の多色環境であれば案外いけるものですし。

また、多色で攻めるなら、【屍体屋の脅威】も捨てがたい。
脅威がいればカウンターは倍乗るので、ハイドラが出て8/8、ハイドラが攻撃して24/24トランプル。
うん、強い。

何やら本当に、このカードを集めたくなってきましたねぇ。

M14・カードレビュー③
M14・カードレビュー③
M14・カードレビュー③
懐かしすぎて涙が出てくる。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【無法の槌角】

あの【クークズ(㊥のカード)】が軽くなり、パワー/タフネスが逆転して帰ってきた!
しかもコモンで!

こういう、特定のカードとシナジーを持つカードって、浪曼があって凄く好きなのですよねぇ。
【夜のスピリット】も大好きでした。

それにしても、1997年にレアだったカードが、滅茶苦茶強化されている上にコモンになるのですから驚き。
16年かぁ、そりゃそうですよねぇ。(遠い目


㊦【オーガの戦駆り】

マナコストと言いパワー/タフネスと言い、【地獄乗り】の後釜的カード。
むしろ【ラクドスの血魔女、イクサヴァ】のライバルと言った方が適切かもしれませんね。

他の2枚と違って自身に速攻はないものの、後続が強化されて突っ込んでくるのは凄まじい。
マナ加速から3ターン目にこのカードが場に出てきたかと思ったら、【火拳の打撃者】辺りが4/1になって殴りかかってくるのでしょう?
うん怖い。
そして使いたい。

M14・カードレビュー②
M14・カードレビュー②
M14・カードレビュー②
黒いカードが強そうで嬉しい。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

㊤【闇の予言】

自軍のクリーチャーが死ぬたび手札が増えるので、積極的にライフを攻めないコントロールデッキに対しては、かなり強そうですね。
減ってしまうライフも、期間は短いものの【血の芸術家】で補える為、そこまで気にならないかもしれませんし。

アリストクラッツに入るかな?と思ったのですが、流石に黒のトリプル・シンボルはきつそう。
むしろ、何かしらのコントロールやコンボデッキのドロー・エンジンとして活躍してくれそうです。


㊥【不気味な帰還】

使う場面は限られるものの、インスタントタイミングで唱えられるリアニメイト呪文は強力。
自分のクリーチャーに対してはもちろん、相手のクリーチャーを除去して墓地から奪う、 という動きがインスタントで出来るのは素敵過ぎますよ。

黒コントロールを中心に、色々なデッキで使ってみたくなる一枚ですね。


㊦【夢魔】

夢魔キタ!
【堕落】も再録されますし、これで黒単コントロールは安泰ですね!(何

M14・カードレビュー①
M14・カードレビュー①
M14・カードレビュー①
またこの時期がやってきました。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

M14のカードは以前から何枚か書いておりましたが、今回かなりの数がまとまって大量に更新されましたのでね。
気になったカードをずらずら書いていきます。

㊤【勇気の道】

M14版【十字軍】。
3マナと重く、自軍強化としては安定しませんが、こちらの攻撃時に攻撃クリーチャーの数分のライフを与えてくれるのはなかなか強力ですね。

トークンを大量展開するデッキや大隊を駆使するボロスウィニーとは相性バッチリ。
そうでなくとも、ビートダウン同士のサイドボードに隠し味として入れておくと、思わぬ活躍をしてくれそうです。


㊥【剣の熾天使】

ナイスブロッカー。

火力で焼かれ、除去で落ち、サイズも3/3と微妙ではありますが、ふと思い返せばこれは基本セットのカードですからね。
このくらいで十分です。むしろホッとするくらい。

皆様、最近のクリーチャーの強さに感化され過ぎですよ?(何


㊦【時の引き潮】

テンペストで登場した時から好きな、タイム・デストラクションカード。
【送還】や【アゾリウスの魔除け】に比べると、3マナソーサリーなので使い辛いものの、相手のテンポを崩せるのは素晴らしいの一言。
むしろ魔除けとこれで妨害しまくるデッキを組んでみるのも面白いかもしれませんね。

濃霧特集その④
濃霧特集その④
濃霧特集その④
その④は青。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

厳密に言えば濃霧系ではないのですが、実際ターボフォグで使ってみて、使い勝手が良かったカードを選んでおります。


【圧縮】プ:△、ク:△、PW:△

相手のクリーチャーのパワーが4以下であれば立派な濃霧。
【ヘルホールのフレイル使い】のような、パワーに依存した効果を防ぐことができるのは、濃霧にはない強みです。
ただ、やっぱり防ぐことが出来る範囲が狭く、3マナと重いので、デッキには入れにくいですね。


【暴突風】プ:○、ク:○、PW:○

戦闘ダメージの他にタップ効果も防げる可能性があり、且つ自分のターンの攻撃をすべて通すことも出来るので、幅広い使い方が出来る濃霧。
流石の4マナです。

ちなみに、【聖トラフトの霊】の効果を正確に覚えておらず、相手の攻撃宣言を許可した後にこのカードを使ってしまい、攻撃状態で場に出た天使トークンにライフを持っていかれた思い出があります。
カードの効果はよく読みましょうね。(苦笑)


【霊気化】プ:○、ク:○、PW:○

ここまでくればもう濃霧系ではない気がするのですが、戦闘ダメージを受けないという意味ではこのカードも立派な濃霧。
しかも場合によっては、次の戦闘ダメージすら軽減してくれる可能性すらあるとくれば、【もつれ】同様ではございませんか。
流石の4マナです。

【暴突風】とは違ってシステム・クリーチャーには無力であるものの、トークンには極悪。
青を加えたタイプのターボフォグには、数枚入れたいカードですね。

濃霧特集その③
濃霧特集その③
濃霧特集その③
その③は白。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

【安全な道】プ:○、ク:○、PW:×

PWを使わず、且つ3マナが容易に出せるようならスーパー濃霧。
戦闘ダメージはもちろん、火力や【地獄乗り】のダメージをも防ぎ、こちらのクリーチャーすら守ってくれるので、かなり強力です。

自分のクリーチャーがすべて無敵になるので、コンバットトリックとしても優秀です。
ただ、戦闘を行うデッキにとって、3マナは結構重いのも事実。
ターボフォグで使っていた時でさえ、相手の火力に合わせたい時に限って3マナがない、ということは結構ありましたからねぇ。


暴動鎮圧】プ:○、ク:×、PW:×

【安全な道】よりもさらに守ってくれる対象は減りましたが、ライフをくれるのはとてもありがたい。
ターボフォグでは、フォグ系カード温存の為に序盤のダメージは甘んじることが多く、火力も本体に飛んでくるので、結構じりじりとライフが削られていきますからね。
取りあえず撃ってライフを回復するだけでも十分。

このカードがあれば、序盤のダメージは帳消しにしてくれますし、相手の火力を防ぎつつ未来の火力への耐性も付けてくれるので、例え3マナでも入れる価値はあります。
ターボフォグに限らず、ちょっとした防御的なデッキであれば、お守りに1枚割いてみるのもありかもしれません。


【旋律の感覚】プ:△、ク:△、PW:△

え?濃霧系じゃないだろって?
相手をタップさせてしまえば戦闘ダメージは発生しません。
つまり、戦闘ダメージの被害を0にしてくれるなら、このカードも立派な濃霧系のカードという訳です。

・・・うん、ぶっちゃけ枚数合わせでこの記事に取り上げただけです。
これが濃霧なら、タップさせるカードは全部濃霧ですものね。(汗)

しかし、実際防御性能はかなり高く、4体も止めてくれるなら本当に濃霧。
システムクリーチャーやブロッカーすら退けてくれる可能性もありますしね。

濃霧特集その②
濃霧特集その②
濃霧特集その②
勿論連投します。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

【恐るべき存在】プ:△、ク:○、PW:△

自分のクリーチャーか、攻撃に参加していない相手のクリーチャーを対象に取れれば完璧な濃霧。
むしろ自分のクリーチャーを選べるのであれば、問答無用で1体返り討ちに合わせられる可能性もあるので、そういう意味では期待値は高いです。
しかし、ターボフォグで使う場合、大抵の場合相手の攻撃を1体分甘んじて受けるカードになり下がる為、使うとすればビートダウンデッキに対ビート用として入れるくらいか。


【ドルイドの講話】プ:○、ク:×、PW:×

あくまでも「あなたに与えられる戦闘ダメージ」なので、クリーチャーやPWは管轄外。
ただしターボフォグで使う際は、PWを出せない序盤にこのカードを優先的に使うことで、他のPWを守れる濃霧系のカードを温存できる為、あまり気にはなりません。

居住効果があるので、【ワームの到来】などを使うコントロールデッキのサポートカードとしても有能。
クリーチャーを守れる【根生まれの防衛】とどちらが良いかは、プレイヤーの好み次第でしょう。


【遮り蔦】プ:△、ク:△、PW:△

【恐るべき存在】同様、条件が難しいので使いにくいカード。
ターボフォグのようなほぼクリーチャーを使わないデッキならば、他のカードを使った方が良いでしょう。

一応進化や不死持ちが多く入っているデッキであれば活躍の場はあるものの、案外+1/+1カウンターは相手にも置かれやすいので、信頼度は低いです。

濃霧特集その①
濃霧特集その①
濃霧特集その①
はっきり言って誰得な話題。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

昨日の記事の勢いで、現在のスタンダード環境に存在する、濃霧系カードのレビューを書いてみました。
濃霧ではないものや、抜けているものがあるかとは思いますが、大目に見てやってください。


ちなみに、カード名の横についている

「プ:○、ク:○、PW:○」

という表記は、プ→プレイヤー、ク→クリーチャー、PW→プレインズウォーカーを示しております。
○はダメージを防げる、×は防げない、△は特定の条件や範囲で防げる、という感じです。

【濃霧】プ:○、ク:○、PW:○

書くことなんてない、濃霧系の原点にして頂点。
これから挙げていくカードはいずれも濃霧より強力な付加効果を持つカードばかりですが、やはり緑マナ1つというマナ・コストはそれ以上に魅力的。
【スフィンクスの啓示】や【都の進化】、その他大型呪文を使う際に、たった1マナで相手の攻撃を防いでくれるのですから。

ビートダウンデッキに入れても地味に活躍してくれますし、ちょっとしたデッキの隠し味にはもってこいなカードですね。


【月霧】プ:△、ク:△、PW:△

相手に狼男か狼がいなければ、完璧な濃霧。
現在環境で見かけるカードと言えば【高原の狩りの達人】のみで、後はたまに【アヴァブルックの町長】や【若き狼】くらいのものですから、かなり信頼度は高いです。

ターボフォグでこのカードを使う場合、対コントロール相手に濃霧系を抜き、代わりに町長や【秘密を掘り下げる者】を投入するアグレッシブ・サイドボーディングをする際に、一役買ってくれたりもします。


【しがみつく霧】プ:○、ク:○、PW:○

窮地が発生すれば【もつれ】になるカード。
しかし、5点というライフを維持し続けるのは非常に危なっかしく、特にターボフォグでは本体に火力が集中する為、困難を極めます。
【スフィンクスの啓示】といったカードでライフを得ることも多く、窮地は発生したらラッキーくらいの付加価値。
どうせ3マナ濃霧を使うなら、他のカードを使いましょう。

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