【AKH】6つの能力を持つ赤緑伝説神話と、黒の神
2017年4月13日 雑記(カードレビュー)《造反の代弁者、サムト》
鬼気迫るイラストが強烈な上に、これでもかと付け加えられた能力が印象的な伝説のクリーチャー。
造反とは、仲間を裏切る、もしくは反乱を起こすという事ですが、どちらかと言えば後者ですかね。
ボーラスの支配する世界で造反を起こそうという彼女は、背景物語でどのようなポジションに付くのか非常に興味が湧きますが、出来ればもっとこう、華やかさが欲しいなぁ。
顔が怖い。(何
自分のターンに出して、速攻と二段攻撃で殴りかかっても良いですし、除去を構えながら瞬速で出して、次のターンに後続と雪崩れ込んでも良い。
アンタップ効果は速攻能力により即座に使えますから、タップ状態のファッティを起き上がらせてブロックに回したり、タップを含む起動型能力を2回使ったりと、怖い顔に似合わず器用な立ち回りが可能です。
マナシンボル自体は赤緑ですが、起動型能力に白が加わっているので、EDHでは赤緑白のナヤカラーとして扱えます。
多少の重さも緑を要するので気にならないでしょうし、隙のなさも魅力的ですから、顔の怖さとも相まって、ナヤカラーの新しい統率者としての活躍も期待できそうですね。
《Bontu the Glorified》(2)(黒)
伝説のクリーチャー – 神
神話レア
威迫、破壊不能
Bontu the Glorifiedはこのターン中にあなたのコントロール下でクリーチャーが死亡していない限り、攻撃したりブロックしたりできない。
(1)(黒),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:占術1を行う。各対戦相手は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
4/6
=====================
これで5色全ての神が揃った訳ですが、黒の神もなかなかに癖があると言いますか、戦闘に参加させ辛さがありますね。
なにせ、他の4柱が一度条件を満たせた場合、それをキープし続けることはそれなりにしやすいですが、この神だけ毎回クリーチャーを死亡させなければいけません。
それは確かに、自身の効果で効果は達成出来ますけど、クリーチャーを補充してくれる訳ではないので、戦力は減っていきます。
これで8/8とかあれば話は別だったのですが、威迫持ちとは言え4/6はやや悠長。
5回殴れば勝てるものの、クリーチャーを用意し続ける手間を考えればこちらの展開は一切出来ていない訳ですからねぇ。
あくまでもたまに攻撃出来るブロッカー兼、サクリ台&ドローの質を高めるパーツとして割り切るのが吉でしょうか。
マイナス修正除去の多そうなアモンケット環境で、タフネス6は利点だと思います。
《金属細工師》買っちゃった!
2017年4月12日 Magic: The Gathering コメント (2)
普段からEDHデッキにおいて、《無のロッド》や《進歩の災い》、《無垢への回帰》など、アーティファクト対策を講じてばかりですが、《発明の領事、パディーム》デッキを再度組みたくなりましてねぇ。
たまにはこれでもか!とアーティファクトを詰め込みたくもなったので、ついに《金属細工師》を購入してしまいました。
嗚呼、これで私も、アーティファクトでガチャガチャする邪悪な青使いになってしまうのですね。
たーのしー!(邪笑)
たまにはこれでもか!とアーティファクトを詰め込みたくもなったので、ついに《金属細工師》を購入してしまいました。
嗚呼、これで私も、アーティファクトでガチャガチャする邪悪な青使いになってしまうのですね。
たーのしー!(邪笑)
【AKH】やっぱり出た!ミイラ化するスフィンクス!
2017年4月12日 雑記(カードレビュー) コメント (3)
《賞罰の天使》をネタにした際、「スフィンクスのミイラも出そう」というコメントがありましたが、やはりきましたねぇ。
5マナ5/3・飛行で、自身を対象に取るターン最初の呪文や能力を打ち消す。
正直、打ち消す効果は自分の効果すら受け入れてくれないので、使い勝手的には呪禁に劣ります。
が、パワー5の飛行は普通に強力ですし、パワー3と相打ちになろうが不朽で帰ってくるので、なかなか使い勝手は良さそうですよね。
他のカードパワーが高過ぎて、使われないとは思いますが。
個人的に言えば、この打ち消し効果は好きですし、イラストも好み。
ただ、トークンが白になって帰ってくるのがぐぬぬって感じなのですよねぇ。
緑トークンとして帰ってきてくれるのなら、喜んで使うのですけど。
まぁ、緑色のミイラなんておどろおどろしいもの、実際に見たら卒倒すると思いますが。(笑)
5マナ5/3・飛行で、自身を対象に取るターン最初の呪文や能力を打ち消す。
正直、打ち消す効果は自分の効果すら受け入れてくれないので、使い勝手的には呪禁に劣ります。
が、パワー5の飛行は普通に強力ですし、パワー3と相打ちになろうが不朽で帰ってくるので、なかなか使い勝手は良さそうですよね。
他のカードパワーが高過ぎて、使われないとは思いますが。
個人的に言えば、この打ち消し効果は好きですし、イラストも好み。
ただ、トークンが白になって帰ってくるのがぐぬぬって感じなのですよねぇ。
緑トークンとして帰ってきてくれるのなら、喜んで使うのですけど。
まぁ、緑色のミイラなんておどろおどろしいもの、実際に見たら卒倒すると思いますが。(笑)
【AKH】3マナ5/5の緑神と、トークン倍増エンチャント
2017年4月12日 雑記(カードレビュー) コメント (2)《Rhonas the Indomitable》(2)(緑)
伝説のクリーチャー – 神
神話レア
接死、破壊不能
Rhonas the Indomitableはあなたがパワー4以上の他のクリーチャーをコントロールしていない限り、攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(緑):他のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+0の修正を受けると共にトランプルを得る。
5/5
=====================
手札を7枚以上キープしなければいけない青神と比べて、なんと達成しやすい条件でしょう。
2T:キランの真意号
3T:緑神プレイ、搭乗させて真意号パンチ
4T:ゼンディカーの同盟者、ギデオンをプレイ
トークンを搭乗させて、9点パンチ
という、ただカードを順に出していくだけで、吐きそうになるほど強い動きが出来ます。
破壊不能の5/5と、緑神の力で6/6になったりする飛行持ちって、どうすれば良いの?って感じですね。
緑単色でも、3Tに緑神、4Tに《横断地のクロコダイル》(-1/-1は序盤の小型クリーチャーへ)というだけでも、10点パンチ。
自分の場に2/2や3/3しかいなくとも、神の力で+2/+0すれば緑神は動き出せますし、非常にアクティブな神様です。
また、《墓所のタイタン》のように、素の状態で強いからという理由で付けられたであろう接死も、トランプル付与が得意な緑であれば実に有用。
《気宇壮大》1枚で、ほぼ防ぎきれない強烈な一撃をくりだせます。
伝説クリーチャーという点がネックで、枚数は入れられないものの、よく見かける事になりそうですね。
《Anointed Procession》(3)(白)
エンチャント
レア
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
=====================
白くなった《似通った生命》。
ミイラ化した者達が、死者を何処かへ運び出そうとしているところなのでしょうか。
異様な光景にギョッとしてしまいます。
背景物語で、ギデオンはオケチラに帰依しようとしておりましたけど、この光景を見て彼はどう思うのか。
今後の話も展開が気になるイラストです。
カード性能の話に戻りますが、フレーバーと同じく不朽したらミイラが2倍になって帰ってくるという、意味不明過ぎて正直怖い状況を作り出せます。
勿論、《威厳あるカラカル》で猫トークン祭りを行なったりも出来ますし、デッキ作りもトークン作りも、楽しくなる良いカードです。
【AKH】ニッサがまさかのシミック連合入り
2017年4月11日 雑記(カードレビュー) コメント (3)
忠誠度がXであり、8マナ支払うといきなり奥義をぶっ放せる、豪快な効果になっております。
実際問題、8マナのソーサリーとして考えても、土地2枚を5/5・飛行・速攻に出来るのは、ゲームを終わらせるのは十分な効果でしょう。
まぁ、現在の環境が、それを許してくれるかどうかは別としても。
0は、山札の1番上をめくり、土地か忠誠度以下のクリーチャーならば場に出しても良いという効果。
しかも、アンタップ状態で。
2、3ターン目にクリーチャーを壁として出し、4ターン目にシミック・ニッサを出して、+2で占術を行い、それ以降は0を連打するだけでも、構築次第でアドバンテージを取りまくってくれるのは素晴らしいですね。
強い強くないではなく、とにかく面白くってワクワクするデザインだと思います。
EDHでも使えそうですし、ニッサがシミック連合員になってくれるとは夢にも思っていなかったので、滾りっぱなしですよ。
いやー、アモンケットの発売が、一気に待ち遠しくなってきました!
実際問題、8マナのソーサリーとして考えても、土地2枚を5/5・飛行・速攻に出来るのは、ゲームを終わらせるのは十分な効果でしょう。
まぁ、現在の環境が、それを許してくれるかどうかは別としても。
0は、山札の1番上をめくり、土地か忠誠度以下のクリーチャーならば場に出しても良いという効果。
しかも、アンタップ状態で。
2、3ターン目にクリーチャーを壁として出し、4ターン目にシミック・ニッサを出して、+2で占術を行い、それ以降は0を連打するだけでも、構築次第でアドバンテージを取りまくってくれるのは素晴らしいですね。
強い強くないではなく、とにかく面白くってワクワクするデザインだと思います。
EDHでも使えそうですし、ニッサがシミック連合員になってくれるとは夢にも思っていなかったので、滾りっぱなしですよ。
いやー、アモンケットの発売が、一気に待ち遠しくなってきました!
【AKH】伝説のミノタウルス
2017年4月11日 雑記(カードレビュー) コメント (4)《Neheb, the Worthy》(1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー – ミノタウルス・戦士
レア
先制攻撃
あなたのコントロールする他のミノタウルスは先制攻撃を持つ。
あなたの手札が1枚以下であるかぎり、あなたのコントロールするミノタウルスは+2/+0の修正を受ける。
Neheb, the Worthyがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、各プレイヤーはカードを1枚捨てる。
2/2
エジプトの世界観にミノタウルス?と思いましたが、まぁ、猫頭や蛇頭がいるくらいですから、牛頭がいてもおかしくはないですよね。
ミノタウルスのロードですが、現在いるのは戦乱のゼンディカーの《オンドゥの勇者》のみ。
もしかしたらアモンケットで、これ以降もミノタウルスが登場しないとは限りませんけど、流石に望みは薄いでしょうねぇ。
ミノタウルスの伝説クリーチャーは、《寛大なるゼドルー》と《タールルームの勇士ターンガース》がありますけど、折角テーロスブロックで黒いミノタウルスが多く出たのに入れられず、ミノタウルス関連のカードでもありませんでしたからね。
この伝説クリーチャーの登場で、やっと部族デッキが組めるぞ!と、喜んでいるミノタウルス好きなプレイヤーはいることでしょう。
カードの性能的には決して高いとは言えず、ロード能力を発揮するには手札を減らす必要がありますけど、それで全体除去を受けたら立て直しが難しいという弱点もあります。
ただ、ダメージを与えたら対戦相手全員の手札を1枚捨てさせる能力は、多人数戦ですと結構有用。
二段攻撃や追加戦闘フェイズで手数を増やすなど、上手く活用すれば、思わぬ活躍をしてくれるかもしれません。
【AKH】デッキトップのクリーチャー呪文を唱えられる緑神話
2017年4月10日 雑記(カードレビュー)《Vizier of the Menagerie》(3)(緑)
クリーチャー – ナーガ・クレリック
神話レア
あなたはあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。(あなたはいつでもこれを行こなってよい。)
あなたのライブラリーの一番上のカードがクリーチャー・カードである場合、あなたはそれを唱えてもよい。
あなたはクリーチャー・呪文を唱えるために、任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。
3/4
小型《ガラクの大軍》とも言うべきクリーチャー。
大軍を使っていた経験から言うと、クリーチャーを大量に入れたデッキであっても、山札の呪文を延々唱えるのは難しいです。
デッキ構築が歪んでしまうほか、結局はマナが伸びていなければならず、そうまでするならこの手のカードは入れないで、さっさと殴ってしまった方が早い、という結論になってしまいます。
とは言え、この手のカードには珍しく、山札を公開しないで良いと言うのはかなりの強み。
と言うのも、《大天使アヴァシン》や《呪文捕らえ》、《老いたる深海鬼》といった瞬速クリーチャーを出せますからね。
色拘束も、このクリーチャーの能力が活きますし、緑主体であればそれなりにマナ基盤は揃え易い環境ですから、結構トリッキーなデッキが組めそうです。
タフネスが4あるので、アヴァシンの浄化の炎にも耐えてくれるのは嬉しいですよ。
EDHだと、そもそもピンポイントにサーチしたり、手札を増やした方が強いので、あまり出番はなさそうではあります。
が、私の東方拡張デッキみたいに、5色でクリーチャーを入れまくっているデッキとか、《自然の伝令、イェヴァ》デッキ、山札操作の豊富な構成であれば、良い仕事はしてくれるでしょう。
イラストのアドバンテージは高いですし、色々と試してみたくなるカードですね。
【AKH】白の神、オケチラ
2017年4月10日 雑記(カードレビュー)《Oketra la Leale》(3)(白)
伝説のクリーチャー – 神
神話レア
二段攻撃、破壊不能
Oketra la Lealeは少なくとも3体の他のクリーチャーをコントロールしていない限り、攻撃したりブロックしたりできない。
(3)(白):警戒を持つ白の1/1の戦士・クリーチャー・トークン1体を生成する。
3/6
赤神や青神に比べると、非常に達成し易い神様。
次のターンに、猫ロードこと《威厳あるカラカル》を出すだけでも攻撃に参加出来ます。
ここまで猫推しだったら、オケチラが猫なのは無理だとしても、出てくるトークンは猫であって欲しかったなぁと思うのは、私だけではないはず。
まぁ、そういう神様では無いので、仕方がございませんけどね。(笑)
それにしても、今までの神もそうでしたが、やはりテーロスの神様と何かしら類似性がありますねぇ。
背景物語で、もしかしたらその謎は解明されるのかもしれませんけど、なんか新鮮味がない。
残りの二柱も、やっぱり似たり寄ったりになるのでしょうかねぇ・・・
《Champion of Rhonas》(3)(緑)
クリーチャー – ジャッカル・戦士
レア
Champion of Rhonasが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、あなたはあなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
3/3
《エルフの笛吹き》のように相手のターンで出したり、アンタップカードと組み合わせて何度も起動するという動きは出来なくなりましたが、4マナ3/3という最低限のサイズはありますからね。
手札にクリーチャーがないとただの1/1だった笛吹きと違って、殴りにいけるのは良い改善点。
少しですが火力への耐性もありますし。
Cip持ちやファッティを出すだけで十分強いので、あまり考えないでゴンゴン殴っていけば、その内勝てる気がします。
警戒やアンタップ手段を用いても良いので、補助カードや手札から出すカードの選別が、かなり楽しそうな良いカードです。
それにしても、このジャッカル戦士とウルザズ・ディスティニー版笛吹きのポーズが、なんとなく似ていて笑ってしまいます。
もしかしたら、ちょこっと意識しているのかもしれませんね。(笑)
【AKH】ドローかマナを、毎ターン与える青緑エンチャント
2017年4月8日 雑記(カードレビュー)
挙動が分かりにくいのでざっくり書くと、場に出たターンには何もしません。
次のターンの戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを置いて、1枚引く。
その次のターン戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを取り除き、1青緑のマナを生み出す。
また次のターンは、洪水カウンターを置いて1枚引くと、ドローとマナ生成が交互に繰り返される訳ですね。
あくまでも“洪水カウンターを取り除けなかったら1ドロー”なので、なんらかの手段で洪水カウンターを事前に取り除ければ毎ターン1ドロー出来ますが、そこまでする必要もないでしょう。
4マナ支払って出したターンには何もせず、恩恵を授け始めるにしても非常に悠長なのですが、手札を肥やしつつ大型呪文を唱えられるのは、ビッグマナ系にはありがたい効果です。
ちなみに、先日ネットで斜め読みしただけなのですけど、ナイル川って、いつ水かさが増すかは、毎年決まっていたそうなのです。
よくイメージする川の氾濫、洪水というのは、大雨が降った際にドバっとくるものですが、ナイル川は(量の多少はあっても)決められた時期に増えたり減ったりする。
なので、昔の方々はナイル川の増水に合わせて農作業を行なっていたようです。
水路としても活用しておりましたし、本当にナイル川はエジプト文化の中心だった訳ですね。
このカードは、そんなナイル川の定期的な恩恵を見事に表したカード、と言えるでしょう。
まぁ、他のカードがパワフル過ぎて、のんびり恵みを待っていられる環境ではないのですけども。
次のターンの戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを置いて、1枚引く。
その次のターン戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを取り除き、1青緑のマナを生み出す。
また次のターンは、洪水カウンターを置いて1枚引くと、ドローとマナ生成が交互に繰り返される訳ですね。
あくまでも“洪水カウンターを取り除けなかったら1ドロー”なので、なんらかの手段で洪水カウンターを事前に取り除ければ毎ターン1ドロー出来ますが、そこまでする必要もないでしょう。
4マナ支払って出したターンには何もせず、恩恵を授け始めるにしても非常に悠長なのですが、手札を肥やしつつ大型呪文を唱えられるのは、ビッグマナ系にはありがたい効果です。
ちなみに、先日ネットで斜め読みしただけなのですけど、ナイル川って、いつ水かさが増すかは、毎年決まっていたそうなのです。
よくイメージする川の氾濫、洪水というのは、大雨が降った際にドバっとくるものですが、ナイル川は(量の多少はあっても)決められた時期に増えたり減ったりする。
なので、昔の方々はナイル川の増水に合わせて農作業を行なっていたようです。
水路としても活用しておりましたし、本当にナイル川はエジプト文化の中心だった訳ですね。
このカードは、そんなナイル川の定期的な恩恵を見事に表したカード、と言えるでしょう。
まぁ、他のカードがパワフル過ぎて、のんびり恵みを待っていられる環境ではないのですけども。
《Angel of Sanctions》(3)(白)(白)
クリーチャー – 天使
神話レア
飛行
Angel of Sanctionsが戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とし、Angel of Sanctionsが戦場を離れるまでそれを追放してもよい。
不朽 (5)(白)
3/4
ドラゴンやデーモンがいて今更なんですけど、エジプトに天使がいるというのが、実に違和感。
しかもこれ、ミイラ化しますし。
天使のミイラとか、ちょっとマニアック過ぎませんかねぇ。(何
場に出たら、土地以外ならなんでも追放出来て、仮に除去されても普及で再度追放出来るというのが、実にいやらしいです。
戦力としては物足りないかもしれませんが、この除去能力の高さは十分脅威的。
使い易さで言えば、同じ5マナ天使でもある《大天使アヴァシン》に軍配は上がるのでしょうけど、デッキタイプによってはこちらの方が良い、ということもあるでしょう。
将来性のある、良いカードです。
【AKH】2回唱えれば勝利する、白ソーサリー呪文
2017年4月7日 雑記(カードレビュー) コメント (4)《Acercamiento del Segundo Sol》(6)(白)
ソーサリー
レア
Acercamiento del Segundo Solがあなたの手札から唱えられ、かつあなたがこのゲーム中に別の「Acercamiento del Segundo Sol」という名前の呪文を唱えている場合、あなたはこのゲームに勝利する。そうでない場合、あなたは7点のライフを得て、Acercamiento del Segundo Solをあなたのライブラリーの上から7枚目に置く。
はい、今回もきましたよ、皆様が大好きな特殊勝利条件カード。
あくまでも唱えていなければいけないので、例えば《余韻》などでこの呪文をコピーしたとしても、勝利条件を満たすことは出来ません。
まぁ、誤魔化しなんてしなくても、デッキに4枚いれておき、マナ加速して唱えるという男らしい戦法でも十分面白いデッキは作れると思います。
それでも何か工夫したいなら
・《霊気池の脅威》で1回唱え、これを7枚目に置いたら再度《霊気池の脅威》を起動して山札を掘り進め、次のターンで手札にきた《Acercamiento del Segundo Sol》を頑張って唱える
・《瓶詰め脳》に頑張って7個カウンターを乗っけて唱え、占術6して山札を掘り進めて、次のターンで手札に来た《Acercamiento del Segundo Sol》を頑張って唱える
みたいな感じで良いんじゃないですかね。(投げやり)
正直な話、新ギデオンがいるせいで、特殊勝利条件カードがなーんかかすれちゃうんですよねぇ。
EDHのデッキに入れ、マナ加速してプレイからの《時を越えた探索》なりサーチ呪文で手札に加えて2回目、というのが現実的ですらありますよ。
嗚呼、スタンダードが刹那的過ぎる・・・
《Cruel Reality》(5)(黒)(黒)
エンチャント – オーラ・呪い
神話レア
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャー1体かプレインズウォーカー1人を生け贄に捧げる。そうできない場合、そのプレイヤーは5点のライフを失う。
7マナ支払って、相手にターンを回しました。
相手は強制的に、戦力となるクリーチャーか、場を制圧してくれているであろうPWを生け贄に捧げなくてはいけません。
数ターン後、相手の場にはクリーチャーもPWもいなくなり、今度はライフがどんどん減っていきます。
うぅん、古代エジプトの呪いは流石に恐ろしいですね。
で、呪いが真価を発揮するまでに、どう生き延びれば良いんですか?
事前に全体除去をぶっ放して更地にしておき、PWを含めてリソースを削る戦略は、確かにハマれば強いのですがねぇ。
それでも現在環境で、7マナでこの効果は悠長過ぎる気がします。
軽いコストで山札から呪いを直接出せる呪文が出れば、活躍出来る可能性はありますけど。
個人的にこのカードは、イラストがエグくてビックリ。
これって、手前の人が水の中にいる人を押さえ込んで、溺死させようとしているのでしょう?
しかも、多分寄ってきているのは毒蛇でしょうから、助かる見込みは0。
切り刻んだり黒焦げにしたり、MTGにショッキングなイラストは多いですが、これはこれで、違った恐怖を感じますよ。
まぁ、この手前の人、毒蛇が寄ってきているというのに、悠長に押さえ込んでいる場合ではないんですけどね。
むしろ、手前の人こそ危機的状況な気さえする。
あっ、もしかして、この蛇は溺れている人を助けようとしているのですかね?
溺れている人に危機が迫ると、危害を加えている相手に死が訪れる呪いとか。
もしもそうだったら、かなり意味が違ってきます。
うぅん、早く背景物語が読みたいですねぇ。
《Liliana, Death’s Majesty》(3)(黒)(黒)
プレインズウォーカー – リリアナ
神話レア
[+1]:黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。 あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードをあなたの墓地に置く。
[-3]:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。そのクリーチャーは他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
[-7]:全てのゾンビでないクリーチャーを破壊する。
[5]
=====================
+1で自身を守る壁を用意しつつ墓地肥やし。
−3で《ゾンビ化》。
これだけで自己完結しているデザインであり、最初から−3しても忠誠度が残っているのも素晴らしい。
+1も、リリアナの為の墓地肥やしの他、普通に余波や不朽カードを入れているならば有用ですし、幅広いデッキで活躍してくれそうですね。
肉壁で時間を稼ぎつつ、−7で全体除去してゾンビ・トークンや不朽トークンで殴る、というコントロール戦法も出来ますし、なんかこの間の新ギデオンと言い、ため息しか出ないなぁ。
《Manglehorn》(2)(緑)
クリーチャー – ビースト
アンコモン
Manglehornが戦場に出たとき、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。
あなたの対戦相手がコントロールするアーティファクトはタップ状態で戦場に出る。
2/2
=====================
CIPで《キランの真意号》を割れ。
《サヒーリ・ライ》から出てくるトークンはアーティファクトでもあるので、サヒーリコンボの無限フェリダー・トークンを無効化しろ。
という、2つの使命を背負って生まれてきたフレンズ。
すごーい!
まぁ、除去で焼かれてしまうのはご愛嬌ですよね。
EDHでも、CIPは勿論、普通に立っているだけでマナ・アーティファクトを大きく制限してくれますから、かなり有用です。
《栄光半ばの修練者》
2マナ3/1で、督励すれば4/4・絆魂持ちになるハイスペックなウィニー・クリーチャー。
《永遠の見守り》を3ターン目に出せば、5/5・絆魂・警戒という訳のわからないクリーチャーになって、無双出来ます。
白は警戒を与えやすく、督励との相性が良いので、白がらみの督励ウィニーデッキが出てくるかもしれませんね。
【AKH】お供の猫を引き連れて現れる、猫ロード
2017年4月6日 雑記(カードレビュー)《Regal Caracal》(3)(白)(白)
クリーチャー – 猫 [レア]
あなたがコントロールする他の猫は+1/+1の修正を受けると共に絆魂を得る。
Regal Caracalが戦場に出たとき、絆魂を持つ白の1/1の猫・クリーチャー・トークンを2体生成する。
3/3
アモンケットでは、今までも猫クリーチャーが多く登場しておりましたが、満を持して猫のロードが登場しました。
1/1の猫トークンを引き連れて現れますが、自身の修正能力により、実質2/2の魂魄持ちが2体。
5マナで7/7相当って、かなりヤバい性能ですよね。
自身は魂魄を持っていないものの、お供の猫トークンだけでライフ差は開けますし、第2、第3の猫ロードを出していく事で、その戦闘力を爆発的に増やす事が可能です。
現在の環境ですと、些か重くて使い辛いですが、猫好きのプレイヤーであれば、使いたくて仕方のないクリーチャーであるはず。
皆様もこの猫ロードを使用して、対戦相手に癒死(いやし)を与えましょう。
《コビトカバ》、《猛き雄カバ》に次ぐ、数少ないカバ関連カード。
一応《探索するフェルダグリフ》も、生み出すトークンはカバなので、関連はしておりますけどね。
3マナ3/3バニラは、現在の環境ですと力不足ですが、結局タフネス3は色々な除去で倒される範囲内なので、関係ないかなって。
それよりも、頭数を揃えつつ、息切れする中盤以降に数枚引けるこのカードは、十分有用だと思います。
普通にカバ→ドローという流れでプレイしても良いのですが、早急に手札が欲しい場合は、《首絞め》などで捨てるという手段も有り。
EDHで現在組んでいる《秋の呼び手、しず子》デッキにも、ドローカードとしての採用は十分検討出来るでしょう。
うん、実はけものフレンズだと、カバって結構好きなキャラなのでねぇ。
この間アニメが終わっただけに、こうしてMTGで再会出来たのが、なんとも嬉しいのです。
一応《探索するフェルダグリフ》も、生み出すトークンはカバなので、関連はしておりますけどね。
3マナ3/3バニラは、現在の環境ですと力不足ですが、結局タフネス3は色々な除去で倒される範囲内なので、関係ないかなって。
それよりも、頭数を揃えつつ、息切れする中盤以降に数枚引けるこのカードは、十分有用だと思います。
普通にカバ→ドローという流れでプレイしても良いのですが、早急に手札が欲しい場合は、《首絞め》などで捨てるという手段も有り。
EDHで現在組んでいる《秋の呼び手、しず子》デッキにも、ドローカードとしての採用は十分検討出来るでしょう。
うん、実はけものフレンズだと、カバって結構好きなキャラなのでねぇ。
この間アニメが終わっただけに、こうしてMTGで再会出来たのが、なんとも嬉しいのです。
《As Foretold》(2)(青)
エンチャント
神話レア
あなたのアップキープの開始時に、As Foretoldの上に時間カウンターを1つ置く。
各ターンに1回、あなたは点数で見たマナ・コストがX以下の呪文1つをそのマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払って唱えてもよい。XはAs Foretoldの上に置かれた時間カウンターの数に等しい。
アップキープ時に時間カウンターが乗っていき、各ターン中に1回、その個数以下の呪文を0マナで唱えられるエンチャント。
下の環境であれば、場に出したターンに《祖先の幻視》をプレイ出来ます。
自分のターン限定と書いていないので、時間カウンターが2個も貯まれば、打ち消し呪文をノーコストで唱えることも可能。
ドローをする為に十分なマナを残せなくなったとしても、打ち消し呪文を構えられるのは心強いですね。
とは言え、時間カウンターが溜まるのはゆっくりなので、あまり大型呪文を唱えることは目指さない方が良いでしょう。
《活性機構》などで増やすという手段もありますが、そんな回りくどい事をして、何をしたいの?という感じもしますし。
EDHであれば、豊富な打ち消し呪文を構えつつ、追加ターン呪文を連打し、一気に時間カウンターを貯める動きが強力です。
色拘束の強い多色呪文だって唱えられますから、色々とデッキ構築の夢は膨らみますね。
【AKH】余波持ちレア呪文3枚
2017年4月6日 雑記(カードレビュー) コメント (1)《Rags》(2)(黒)(黒)
ソーサリー
レア
すべてのクリーチャーはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《Riches》(5)(青)(青)
ソーサリー
余波
各対戦相手は自分のコントロールするクリーチャーを1体ずつ選ぶ。あなたはそれらのクリーチャーのコントロールを得る。
=====================
4マナで全体に-2/-2修正は、全体除去としては物足りない部類。
下の《Riches》も、選ぶのはあくまでも対戦相手ですから、コントロール奪取呪文としたって物足りません。
一応《Rags》で小型クリーチャーを吹き飛ばし、次のターンで大物を、なんて使い方が出来るかもしれませんけど、それにしたってねぇ。
ただ、今回行われた、分割カードのマナコストルール見直しにより、これは11マナのカードとして扱われるので、その点を利用するのは面白いでしょう。
《永遠の造り手、ラシュミ》がいる状態で《Rags》をプレイすれば、大抵の呪文は唱えられることになります。
まぁそういう時に限って、めくれるのは土地なんですけどね。(笑)
《Insult》(2)(赤)
ソーサリー
レア
このターン、ダメージは軽減できない。このターン、あなたがコントロールする発生源がダメージを与える場合、代わりにそれはその2倍のダメージを与える。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《Injury》(2)(赤)
ソーサリー
余波
クリーチャー1体とプレイヤー1人を対象とする。Injuryはそれらに2点のダメージを与える。
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死をも恐れぬ全軍突撃のお供として、うってつけな1枚。
《ラースの灼熱洞》と違って、自分の発生源しか倍加されないのが嬉しいですね。
《濃霧》系の呪文で防げませんし、火力さえも倍加してくれるので、組み合わせによっては大暴れしてくれそうです。
余波である《Injury》の方も、単発だって十分な性能ですし、《Insult》と同一ターンにプレイ出来れば4点火力。
うぅん、素晴らしい。
《Cut》(1)(赤)
ソーサリー
レア
クリーチャー1体を対象する。Cutはそれに4点のダメージを与える。
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《Ribbon》(X)(黒)(黒)
ソーサリー
余波 各対戦相手はX点のライフを失う。
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はい、きました。
世のタフネス4以下の生存権を奪う、分水嶺となり得るカード。
《守護フェリダー》を倒せる1枚として登場したのかもしれませんけど、結局《サヒーリ・ライ》→フェリダーの流れには干渉出来ませんし、機体も倒せません。
ただひたすらにそれ以外の、タフネス4以下を脅かすだけになりそう。
私の大好きな《永遠の造り手、ラシュミ》は、もうスタンダード環境じゃ、1ターンも生き残れないんだろうなぁ。(遠い目)
黒黒が出せないデッキでも、赤いデッキであれば《Cut》を何枚か採用するでしょうが、赤黒であれば《Ribbon》だって勿論有用。
と言いますか、序盤にクリーチャーを除去し、後半マナが溜まってきたところで《Ribbon》連打という流れが、非常に美しいです。
これでドレインだったら、泡吹いてましたね。
赤黒コントロールの台頭なるか。
本当にどうでも良い話題ですけど、余波呪文を上下共に同一ターンで唱える際
「ヨッ!ハッ!」
という掛け声と共にプレイしたくなる。
《発火》の「ハイ!ニィ!ヤッ!」みたいな。
《Combat Celebrant》(2)(赤)
クリーチャー – 人間・戦士
神話レア
Combat Celebrantがこのターン中に督励されていない場合、あなたはそれをそれが攻撃するに際して督励してもよい。そうした場合、あなたがコントロールする他のすべてのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。
4/1
督励するだけで戦闘フェイズを得られますから、仮にこれが戦闘で討ち死にしたとしても、自軍は再度攻撃が可能になります。
弔い合戦ですね。(何
《激情のカルトーシュ》を同一ターンに出せれば、出してすぐ殴りにいける上に、ブロッカーを1体排除出来ます。
もしも相手にブロッカーが少なければそのまま雪崩込めますが、そもそもタフネス1がキツ過ぎて、攻撃に参加出来るかどうかも怪しいところ。
1/1の《歩行バリスタ》が手を振っているだけでも、生きた心地がしませんよ。
あくまでも督励されていない場合に、督励することで誘発する効果ですから、《移動駐屯所》のようなアンタップ手段と組み合わせても、無限戦闘フェイズは行えません。
下の環境や状況EDHであれば、《鏡割りのキキジキ》と組み合わせることで可能ですが、やっぱりタフネス1がネックでねぇ。
面白い能力ですが、このクリーチャーを取り巻く環境は、いつだって厳しそうです。
【AKH】赤試練と緑試練
2017年4月6日 雑記(カードレビュー)《激情の試練》
赤い試練は3点火力。
3マナ3点のソーサリー火力で、条件が揃えば回収出来るというのは、《ボガーダンの鎚》を彷彿とさせます。
もしも3マナ域に余裕があり、カルトーシュも複数枚入れられるのであれば、赤緑ミッドレンジ系のデッキで使えそう。
息切れ防止にはもってこいな1枚です。。
《活力の試練》
緑の試練はトークン製造。
神様が蛇っぽいので蛇トークンかと思いきや、ビーストでちょっと残念です。(何
そのまま使えば3マナ4/2・バニラ。
タフネス2は心許ないですが、そもそもトークンは短命ですし、機体に登場もしやすいので、十分な性能でしょう。
しかも、カルトーシュがあれば使い回せるのですから。
トークンということで組み合わせたくなるのが、先日公開された《ナクタムンの侍臣テムメト》。
パワー5のアンブロッカブルは、流石に放っておけないダメージ量です。
白と青のカルトーシュは軽いので、《活力の試練》を使い回ししやすいですし、アモンケッとのカードを中心とした、新しくて面白いデッキが組めるかもしれませんね。