ドラゴンの迷路・雑記⑨
2013年4月17日 雑記(カードレビュー)
今回はエンチャント特集。
皆様こんにちは、生息条件(米)です。
皆様こんにちは、生息条件(米)です。
㊤【吹き荒れる潜在能力】
今回の浪漫枠。
呪文をプレイするとその呪文タイプと同じ「別の何か」に入れ替わってしまう、なんとも奇妙なエンチャントです。
ただ使ったのでは、除去したくて【灼熱の槍】をプレイしたのに【否認】になって立ち消えになったとか、逆に打ち消したかったのに火力になったとか、かなり混沌としたゲームになりそうですね。
デッキに多く入っているカード・タイプでは上記のような事故が起きて狙った成果を出せませんから、使うならばPWやアーティファクト、エンチャントといった種類を増やさないで済むカード・タイプが吉ですかね。
例えば【悪鬼の血統、ティボルト】をプレイして【プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス】を出すとか、【不死の霊薬】をプレイして【ニンの杖】を出す、とかね。
もしくは、墓地に行ったら山札に戻る効果を利用して、【世界棘のワーム】を出すデッキも良いかもしれません。
【吹き荒れる潜在能力】で一番厄介なのが山札から出したいカードが手札にくることですから、序盤にきても【信仰無き物あさり】などで山札に送ってしまえるワームはまさにうってつけ。
あとは軽めのクリーチャーを数枚というクリーチャーの構成にしておけば、中盤からワームで大暴れさせられますよ。
うん、もっと他に使うべき新カードはあるはずなので、そちらに注目していきましょう。(何
㊥【死橋の詠唱】
クリーチャーだったら場に出す、別のカード・タイプだったら手札に加えるということで、実質追加ドローが出来るようなもの。
もしもクリーチャーだったらマナ・コストを踏み倒せますから、普通のドロー・エンジンよりも美味しい思いができるかもしれません。
しかし、そうは言っても6マナは重い。
それだけのマナが出せるならば普通に呪文をプレイできるでしょうし、踏み倒したいならもっと軽いリアニメイト呪文を使うよ、というお話。
場に出す際に10枚墓地を水増ししてしまうので、狙ったカードが釣れる可能性も低くなりますし。
一応デッキを組む際は
【ドライアドの闘士】で余計なカードを除外する(リアニメイト狙いの場合)。
【死儀礼のシャーマン】で少しでも選択肢を減らす。
【トーモッドの墓所】で墓地を吹き飛ばしてから新たに肥やす。
といった、何かしらの墓地コントロール手段を用いると良さそうですね。
まぁ、そうでなくとも得はする訳ですから、ただ置いておくだけでも良いかもしれませんが。
㊦【軍団の戦略】
強化として使うならば、やはりマルチカラーや混成マナのカードを使いたいところ。
それが難しそうであれば、パワーの上がる赤を主体として組むだけでも、十分価値はあります。
あとは好き勝手にクリーチャーを展開して殴りつつ、除去を撃たれるようなら効果を使って一時撤退し、すぐさま攻撃に転ずるヒット&アウェイ戦法が非常に強力。
ただでさえ早いウィニーに【ボロスの魔除け】以上の除去耐性カードを与えるなんて、製作側はコントロールを駆逐したいのですかねぇ?
まぁ、2マナ域はかなりごった返しておりますから、クリーチャーの展開力を落としてまでこのカードを採用するのか?という意見もありそうですが、うん、私は普通に使われたら嫌な感じがしますね。
一応トークンとの相性は良くないという欠点こそあるものの、CIP能力の使い回しという側面もある訳ですから、これから赤白絡みのデッキを相手にする時は、今まで以上に頭を悩ませることになりそうです。
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