【浄火の鎧】

2013年8月21日
【浄火の鎧】
浄火の鎧 1白白
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、あなたの手札にあるカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。

争いを見下ろす煙色の空に、一人の天使が現れた。炎の服をまとい、浄火の鎧に身を包んで。
――― 「エンジェルファイアの賛歌」


当時MTGをやっていた時は中学生だったので、皆そんなにカードは持っておりませんでした。
1、2枚積みなんてザラで、コンセプトというコンセプトもないデッキが大半。
せいぜいマナ加速して大型クリーチャーを出す程度でね。

兎に角色々なカードが入っており、時には紙の束としか思えないようなデッキも多かったのですが、それはそれで混沌としており、楽しんでいたものでした。

しかしある時、【ダスクライダー】や【フリーウィンド・ファルコン】のような、コモンながらも強力なプロテクション能力を持つクリーチャーにこのカードを付け、次のターンに【ハルマゲドン】を撃つというデッキを使う者が現れましてね。
あの時は衝撃を受けたものですよ。
嗚呼、これが強いデッキというものなんだな、と。


クリーチャーも浄化の鎧もコモンですし、【ハルマゲドン】も当時の我々は価値をよく知らなかったので、比較的集めやすかったのでしょう。
ちゃんと4枚ずつ入っており、マナ・カーブも洗練されていて、本当に美しいデッキだったのをよく覚えております。

今思えば、当時猛威をふるっていた『アーマー・スキン』そのものなのですから、そりゃ強い訳ですよ。
ネットも何もない時代に、よく考え付いたものだと、今更ながらに感心してしまいます。
その子が誰だったか、もう顔も思い出せませんがねぇ。


一応私もそれなりにデッキ・コンセプトを決め、カードも集めてはいたのですが、洗練度がまるで違いました。
必勝パターンに陥って、毎回やられたていたものです。

あまりにもクリーチャーデッキでは勝てないので、除去できないなら打ち消せばいいじゃん!と、【対抗呪文】で【ハルマゲドン】を打ち消し、【浄化の鎧】がついたクリーチャーは【ブーメラン】や【誘拐】で対処するという、いわゆるパーミッションデッキに走った記憶があります。
真っ向から勝てないなら搦め手で倒そうという辺り、自分で言うのもなんですが、実に私らしい。

そして勿論、フィニッシャーは【リバイアサン】。
うん、本当に性根は変わっておりませんね。(笑)

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