東方妄想デュエル④(二ツ岩マミゾウVS多々良小傘)
2013年10月15日 東方MTG妄想・短文集 コメント (2)
―命蓮寺―
小傘(以下、傘)「おっどろっけおっどろけ、おっどっろけ~♪」
マミゾウ(以下、マ)「楽しそうじゃの、から傘お化け。」
傘「あ、おはようマミゾウ!」
マ「うむ、おはよう。」
傘「って、親分、どうして床にカードを散らかしてるの?」
マ「別に散らかしている訳ではないぞい。デッキを考えておったんじゃ。テーロスが発売されて、それなりに経ったからの。」
傘「なんだかんだで環境が固まりつつあるよね、プロツアーも終わったし。」
マ「そうじゃ小傘、今時間はあるかの?ぬえが帰ってくる前に、ちょっとデッキを調整したいんじゃ。」
傘「いいよー、じゃあデッキを取ってくるね。」
マ「すまんの。」
マ「6面サイコロで・・・6、6」
傘「うわぁ、強い。私は5、3。」
マ「なら先攻をいただくぞい。マリガンはなしじゃ。」
傘「こっちもなし。では・・・」
マ・傘『よろしくお願いします。』
マ「まずは【森】を置いて【エルフの神秘家】を召喚。終わりじゃ。」(L20、H5)
傘「私のターン、ドロー。【イゼットの門】を出してターンエンド。」(L20、H7)
マ「ドロー、【森】を置いて【炎樹族の使者】を召喚。使者の効果で(赤)(緑)を加えるぞい。
そして【森の女人像】を出して終わりじゃ。」(L20、H3)
傘「むー、そっちは早いなー。私のターンでドロー、【島】を出して【凍結燃焼の奇魔】を召喚。で、エンドするよ。」(L20、H6)
マ「ホッホッ、そろそろ行くぞい?ドローして【ニクスの祭殿、ニクソス】を場に出す。」
傘「うわぁ、信心の土地だ。」
マ「土地から2マナ出してニクソスの効果を起動。信心は4じゃから緑4マナじゃ。
そしてエルフでマナを出し、【高木の巨人】を召喚。終わりじゃ。」(L20、H2)
傘「え、次のターンで最大9マナ!?」
マ「おぬしはよく驚くのう。おどかしがいがあるぞい。」
傘「・・・ドローして、ちょっと痛いけど【蒸気孔】をアンタップイン。(L18)
【神々の憤怒】をプレイ!」
マ「むぅ、こちらは【高木の巨人】以外追放じゃ。」
傘「ターンエンド!」(L18、H5)
マ「仕方がないのう、ドローして【高木の巨人】で攻撃じゃ。」
傘「残り12。」
マ「【森】を出し、【世界を喰らう者、ポルクラノス】を召喚して終えるぞい。」(L20、H1)
傘「ドロー・・・【島】を出して【閉所恐怖症】を【世界を喰らう者、ポルクラノス】に。ターンエンド。」(L12、H4)
マ「随分と変わったカードを使ってくるのう。
では儂のターン、ドローして・・・【高木の巨人】で殴っておこうか。」
傘「通します、残り6。」
マ「【神秘の神殿】を出して、占術1を行うぞい。
・・・ふむ、このままにしておくかの。終わりじゃ。」(L20、H1)
傘「ドローして【島】。【海の神、タッサ】を召喚するよ。」
マ「ほほぅ、神を召喚するか。おぬしの信心は丁度5じゃから、クリーチャー化しておるの。」
傘「2体目の【凍結燃焼の奇魔】を出してターンエンド。」(L6、H2)
マ「ドロー・・・2マナで【ニクスの祭殿、ニクソス】の効果を使って5マナ生み出し、追加1マナで【獣の統率者、ガラク】じゃ!」
傘「うわー!うわー!」
マ「早速+1能力を使わしてもらうぞい。
5枚公開して・・・
【森の女人像】
【繁殖池】
【前駆ミミック】
【島】
【狩猟の神、ナイレア】
ふむ、【繁殖池】と【島】以外を手札に加えて終わりじゃな。」(L20、H4)
傘「あうぅ、私のターン!【海の神、タッサ】の効果で占術1して・・・山札の下へ。
そしてドローで、【鍛冶の神、パーフォロス】を召喚!」
マ「赤と青の二柱のそろい踏みか、圧巻じゃのう。」
傘「ターンエンド!」(L6、H2)
―場のおさらい―
◆マミゾウの場(L20、H4)
高木の巨人
世界を喰らう者、ポルクラノス
獣の統率者、ガラク
森×3
ニクスの祭殿、ニクソス
神秘の神殿
◆小傘の場(L6、H2)
凍結燃焼の奇魔×2
海の神、タッサ
鍛冶の神、パーフォロス
閉所恐怖症
島×3
蒸気孔
イゼットの門
マ「ドローして・・・
(ふむ、小傘の場も大分キナ臭くなってきたの。ここらで1回【世界を喰らう者、ポルクラノス】で除去しておくか・・・
まぁ、まずはガラクで様子見かの)」
傘「(ドキドキ)」
マ「【島】を出し、【獣の統率者、ガラク】の+1効果で山札を公開じゃ。
【エルフの神秘家】
【炎樹族の使者】
【森】
【高木の巨人】
【ニクスの祭殿、ニクソス】
なるほどのう、では【森】と【ニクスの祭殿、ニクソス】以外を手札へ。
そして、【炎樹族の使者】と【エルフの神秘家】を場に出し、使者の2マナで【ニクスの祭殿、ニクソス】の効果を使うぞい。
緑10マナを生み出し、【神秘の神殿】の1マナで合計11マナ・・・【高木の巨人】と【前駆ミミック】を召喚し、ミミックは巨人にしておく。
うむ、決着は次のターンでつけるとするかの。終わりじゃ。」
傘「むむむ、わちき諦めない!タッサで占術して・・・山札の下へ。
そしてドロー・・・お?」
マ「・・・お?
どうしたんじゃ?」
傘「【山】を出して、【変化+点火】の点火をマミゾウ本体へ。」
マ「ふむ、残り18じゃな。」
傘「・・・4マナで【波使い】」
マ「えぇと、おぬしの場には青の信心が、【波使い】も入れて・・・8つか。トークンが8体出る訳じゃな。」
傘「(コクコク)」
マ「そうすると、【鍛冶の神、パーフォロス】の効果が8つ分発動するから16点ダメージ。
儂のライフが点火で18になっておるから・・・うぬ、残り2か!危ないところじゃったのう。」
傘「あの・・・【波使い】も入れてあげて。」
マ「あぁそうか、【波使い】も場に出たから2点飛ぶんじゃの・・・って、おぉ!?」(L18→16→0)
傘「お、お、おどろけー!!」
マ「うぅむ、変な欲をかかず、普通に【世界を喰らう者、ポルクラノス】の怪物化能力を使っておくんじゃったのう。」
傘「うん、それをされたら信心が足りなくて、逆転できなかった。」
マ「それにしても、【神々の憤怒】で場を焼きながら、その効果を受けない高タフネスやエンチャントで信心を貯めていくとは、なかなかに面白いデッキじゃな。」
傘「普通の青単や赤単信心デッキじゃ、もう誰も驚かないからね。こういう形ならちょっとは驚いてくれるかなーって。」
マ「はっはっは、おぬしはいつもそればっかりじゃな。」
傘「そういう妖怪だからね。マミゾウだってそうでしょ?コピーして増える【前駆ミミック】なんて入れてるんだから。」
マ「ついでに怪物『化』という言葉遊びも、の。」
傘「おぉ!わちき驚いた!」
小傘(以下、傘)「おっどろっけおっどろけ、おっどっろけ~♪」
マミゾウ(以下、マ)「楽しそうじゃの、から傘お化け。」
傘「あ、おはようマミゾウ!」
マ「うむ、おはよう。」
傘「って、親分、どうして床にカードを散らかしてるの?」
マ「別に散らかしている訳ではないぞい。デッキを考えておったんじゃ。テーロスが発売されて、それなりに経ったからの。」
傘「なんだかんだで環境が固まりつつあるよね、プロツアーも終わったし。」
マ「そうじゃ小傘、今時間はあるかの?ぬえが帰ってくる前に、ちょっとデッキを調整したいんじゃ。」
傘「いいよー、じゃあデッキを取ってくるね。」
マ「すまんの。」
マ「6面サイコロで・・・6、6」
傘「うわぁ、強い。私は5、3。」
マ「なら先攻をいただくぞい。マリガンはなしじゃ。」
傘「こっちもなし。では・・・」
マ・傘『よろしくお願いします。』
マ「まずは【森】を置いて【エルフの神秘家】を召喚。終わりじゃ。」(L20、H5)
傘「私のターン、ドロー。【イゼットの門】を出してターンエンド。」(L20、H7)
マ「ドロー、【森】を置いて【炎樹族の使者】を召喚。使者の効果で(赤)(緑)を加えるぞい。
そして【森の女人像】を出して終わりじゃ。」(L20、H3)
森の女人像 1緑 0/3
クリーチャー — 植物
防衛、呪禁
T:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。
傘「むー、そっちは早いなー。私のターンでドロー、【島】を出して【凍結燃焼の奇魔】を召喚。で、エンドするよ。」(L20、H6)
マ「ホッホッ、そろそろ行くぞい?ドローして【ニクスの祭殿、ニクソス】を場に出す。」
ニクスの祭殿、ニクソス
伝説の土地
T:あなたのマナ・プールに1を加える。
2、T:色を1つ選ぶ。あなたのマナ・プールに、あなたのその色への信心に等しい点数のその色のマナを加える。(あなたの色への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。)
傘「うわぁ、信心の土地だ。」
マ「土地から2マナ出してニクソスの効果を起動。信心は4じゃから緑4マナじゃ。
そしてエルフでマナを出し、【高木の巨人】を召喚。終わりじゃ。」(L20、H2)
高木の巨人 2緑緑緑 6/6
クリーチャー — 巨人
到達
3緑緑緑:怪物化3を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを3個置く。これは怪物的になる。)
高木の巨人が怪物的になったとき、対戦相手がコントロールする飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
傘「え、次のターンで最大9マナ!?」
マ「おぬしはよく驚くのう。おどかしがいがあるぞい。」
傘「・・・ドローして、ちょっと痛いけど【蒸気孔】をアンタップイン。(L18)
【神々の憤怒】をプレイ!」
神々の憤怒 1赤赤
ソーサリー
神々の憤怒は各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。
このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡する場合、代わりにそれを追放する。
マ「むぅ、こちらは【高木の巨人】以外追放じゃ。」
傘「ターンエンド!」(L18、H5)
マ「仕方がないのう、ドローして【高木の巨人】で攻撃じゃ。」
傘「残り12。」
マ「【森】を出し、【世界を喰らう者、ポルクラノス】を召喚して終えるぞい。」(L20、H1)
傘「ドロー・・・【島】を出して【閉所恐怖症】を【世界を喰らう者、ポルクラノス】に。ターンエンド。」(L12、H4)
マ「随分と変わったカードを使ってくるのう。
では儂のターン、ドローして・・・【高木の巨人】で殴っておこうか。」
傘「通します、残り6。」
マ「【神秘の神殿】を出して、占術1を行うぞい。
・・・ふむ、このままにしておくかの。終わりじゃ。」(L20、H1)
傘「ドローして【島】。【海の神、タッサ】を召喚するよ。」
海の神、タッサ 2青 5/5
伝説のエンチャント クリーチャー — 神
破壊不能
あなたの青への信心が5未満であるかぎり、海の神、タッサはクリーチャーではない。
(あなたの青への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の数に等しい。)
あなたのアップキープの開始時に占術1を行う。
1青:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
マ「ほほぅ、神を召喚するか。おぬしの信心は丁度5じゃから、クリーチャー化しておるの。」
傘「2体目の【凍結燃焼の奇魔】を出してターンエンド。」(L6、H2)
マ「ドロー・・・2マナで【ニクスの祭殿、ニクソス】の効果を使って5マナ生み出し、追加1マナで【獣の統率者、ガラク】じゃ!」
傘「うわー!うわー!」
マ「早速+1能力を使わしてもらうぞい。
5枚公開して・・・
【森の女人像】
【繁殖池】
【前駆ミミック】
【島】
【狩猟の神、ナイレア】
ふむ、【繁殖池】と【島】以外を手札に加えて終わりじゃな。」(L20、H4)
傘「あうぅ、私のターン!【海の神、タッサ】の効果で占術1して・・・山札の下へ。
そしてドローで、【鍛冶の神、パーフォロス】を召喚!」
鍛冶の神、パーフォロス 3赤 6/5
伝説のエンチャント クリーチャー — 神
破壊不能
あなたの赤への信心が5未満であるかぎり、鍛冶の神、パーフォロスはクリーチャーではない。
(あなたの赤への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(赤)の数に等しい。)
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、鍛冶の神、パーフォロスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
2赤:あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
マ「赤と青の二柱のそろい踏みか、圧巻じゃのう。」
傘「ターンエンド!」(L6、H2)
―場のおさらい―
◆マミゾウの場(L20、H4)
高木の巨人
世界を喰らう者、ポルクラノス
獣の統率者、ガラク
森×3
ニクスの祭殿、ニクソス
神秘の神殿
◆小傘の場(L6、H2)
凍結燃焼の奇魔×2
海の神、タッサ
鍛冶の神、パーフォロス
閉所恐怖症
島×3
蒸気孔
イゼットの門
マ「ドローして・・・
(ふむ、小傘の場も大分キナ臭くなってきたの。ここらで1回【世界を喰らう者、ポルクラノス】で除去しておくか・・・
まぁ、まずはガラクで様子見かの)」
傘「(ドキドキ)」
マ「【島】を出し、【獣の統率者、ガラク】の+1効果で山札を公開じゃ。
【エルフの神秘家】
【炎樹族の使者】
【森】
【高木の巨人】
【ニクスの祭殿、ニクソス】
なるほどのう、では【森】と【ニクスの祭殿、ニクソス】以外を手札へ。
そして、【炎樹族の使者】と【エルフの神秘家】を場に出し、使者の2マナで【ニクスの祭殿、ニクソス】の効果を使うぞい。
緑10マナを生み出し、【神秘の神殿】の1マナで合計11マナ・・・【高木の巨人】と【前駆ミミック】を召喚し、ミミックは巨人にしておく。
うむ、決着は次のターンでつけるとするかの。終わりじゃ。」
傘「むむむ、わちき諦めない!タッサで占術して・・・山札の下へ。
そしてドロー・・・お?」
マ「・・・お?
どうしたんじゃ?」
傘「【山】を出して、【変化+点火】の点火をマミゾウ本体へ。」
マ「ふむ、残り18じゃな。」
傘「・・・4マナで【波使い】」
波使い 3青 2/1
クリーチャー — マーフォーク・ウィザード
プロテクション(赤)
あなたがコントロールするエレメンタル・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
波使いが戦場に出たとき、あなたの青への信心に等しい数の青の1/0のエレメンタル・クリーチャー・トークンを戦場に出す。
(あなたの青への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の数に等しい。)
マ「えぇと、おぬしの場には青の信心が、【波使い】も入れて・・・8つか。トークンが8体出る訳じゃな。」
傘「(コクコク)」
マ「そうすると、【鍛冶の神、パーフォロス】の効果が8つ分発動するから16点ダメージ。
儂のライフが点火で18になっておるから・・・うぬ、残り2か!危ないところじゃったのう。」
傘「あの・・・【波使い】も入れてあげて。」
マ「あぁそうか、【波使い】も場に出たから2点飛ぶんじゃの・・・って、おぉ!?」(L18→16→0)
傘「お、お、おどろけー!!」
マ「うぅむ、変な欲をかかず、普通に【世界を喰らう者、ポルクラノス】の怪物化能力を使っておくんじゃったのう。」
傘「うん、それをされたら信心が足りなくて、逆転できなかった。」
マ「それにしても、【神々の憤怒】で場を焼きながら、その効果を受けない高タフネスやエンチャントで信心を貯めていくとは、なかなかに面白いデッキじゃな。」
傘「普通の青単や赤単信心デッキじゃ、もう誰も驚かないからね。こういう形ならちょっとは驚いてくれるかなーって。」
マ「はっはっは、おぬしはいつもそればっかりじゃな。」
傘「そういう妖怪だからね。マミゾウだってそうでしょ?コピーして増える【前駆ミミック】なんて入れてるんだから。」
マ「ついでに怪物『化』という言葉遊びも、の。」
傘「おぉ!わちき驚いた!」
コメント
こういう文章を書けるというのはすごいですね。ちょっとうらやましいです。
ご感想を頂き、誠にありがとうございます。
普段ZENOさんが投稿されているような、真剣味溢れた、ためになる文章とはかけ離れた位置にある妄想駄文ではございますが、少しでも楽しんで頂けたのであれば幸いです。
面白いと言って頂けたのが本当に嬉しくて、調子に乗って、先ほどもう一つ投稿しました。
よければそちらもご覧ください。