【熱情】
2013年11月5日熱情 2赤
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーはすべて 、召喚酔いに影響されない。
この期におよんでたぎらぬ血など、足元の砂にぶちまけてくれる!
ーケルドのマラクザス
屈強な兵士も巨大なドラゴンも、場に出たターンは動けない。
それは、向こうの世界からこちらに呼び出されたときには、疲れてしまっているからだ。
バスで移動して車酔いになっているようなものだ。
上記のものは、他人からの説明だったか何かのルールブックだったかは忘れてしまいましたが、召喚酔いという概念を理解するときに使われた説明です。
私自身、酷く車酔いをしやすいので、とても納得したのを覚えております。
ドラゴンがおげーってなっているのを想像してみると、ちょっと可愛らしいですよね。
火力といい速攻といい、突然のダメージというのは、非常にライフ計算を狂わせられます。
つい少し前のスタンダードでも【雷口のヘルカイト】に突然死させられたプレイヤーは沢山いることでしょう。
この時代のときはもっと酷くて、まだ10点以上ライフがあると安心していたら、【ボール・ライトニング】に【火炎破】2発が飛んできた、なんて言うのはザラでした。
やはり男の子ですから赤が好きな子は多く、それこそバーン使いやドラゴン使い、ゴブリン使いを名乗る仲間がいたものです。
私は、どちらかと言えばこの『召喚酔いに影響されない』(今で言う速攻)というキーワードが好きで、召喚酔いに影響されないクリーチャーばかりを集めたデッキを組んでみたこともありました。
【火山のドラゴン】は高額レアなので集められず(カードの価値を知らない子供ですから、ドゴンというだけで激レア)、私の相棒はもっぱら【タールルーム・ミノタウルス】や【ヴィアシーノの砂漠の狩人】、【溶岩の猟犬】でしたけどね。
そんな折り、このカードをカードショップのファイルで見かけたときは、それこそ体に電気が走ったような衝撃でしたよ。
自分の全クリーチャーが、場に出た瞬間にすぐ攻撃できるなんて!と。
少ないお小遣いでシングルカードを購入し、そうして組んだ【ラノワールのエルフ】から【熱情】、そして【ウークタビー・イフリート】と繋げるデッキは、今思えば後のファイアーズみたいなものでした。
うん、あの頃は私も赤を普通に使っていたのですよねぇ。
まぁ、確かそんなに経たない内にそのデッキに飽きて、熱情は赤使いの子との交換に出した気がします。
しっくり来ないとすぐに飽きる性分は、昔からですね。(笑)
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