【忍耐の元型】と【宿命的介入】をサイドボードに入れよう
【忍耐の元型】と【宿命的介入】をサイドボードに入れよう
シミックは度胸!何でもためしてみるのさ!
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

除去が本当にどうしようもないというのが、シミックの弱点です。
黒単の単体除去然り、コントロールの【至高の評決】然り。
序盤のマナクリーチャーを封じられたり、横に並べた自軍を根こそぎ滅ぼされたりすると息切れしてしまい、あとはズブズブと敗北してしまいます。

一応それの対抗策として、タッチ黒して【ゴルガリの魔除け】を入れることで、それなりの抵抗力をつけることは可能になりましたが、もっとこう、ぶっ飛んだ対抗策を講じたいなーと考えていたのですよ。
それも出来れば、神々の軍勢のカードを使ってね。

そうしましたら、あったではないですか素敵なカードが。
しかも2枚も!
そう、それが表題にある、【忍耐の元型】と【宿命的介入】です。


忍耐の元型 6緑緑
クリーチャー エンチャント — 猪
あなたがコントロールするクリーチャーは呪禁を持つ。
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは呪禁を失うとともに、呪禁を持つことも得ることもできない。
6/5


【忍耐の元型】は自軍全体に『呪禁』を与えるという、とんでもない効果を持つ豚です。
これさえいれば単体除去なんて怖くありませんから、黒単を始めとした、単体除去に頼らざるをえないデッキに対して、強烈に刺さる訳です。

まぁ、そうは言ってもそこは8マナ。
重すぎて出せっこないよという意見が多く、見向きもされていないカードな訳ですが、緑には強力なPW【獣の統率者、ガラク】がおりますからね。
4ターン目辺りにマナ加速からガラクを出して豚を降臨させれば勝てるよね、というお話。

【悲哀まみれ】でマナクリーチャーを一掃されたり、【生命散らしのゾンビ】で抜かれたらどうするのかって?
ハハハ、君は【対抗呪文】に打ち消されるのを恐れて、呪文をプレイするのをやめるのかい?(何


Fated Intervention / 宿命的介入 2緑緑緑
インスタント
緑の3/3のケンタウルス・クリーチャー・エンチャント・トークンを2体戦場に出す。
あなたのターンであるなら、占術2を行う。


【宿命的介入】は、なんで生まれてきちゃったの?と疑問視してしまうほど、環境に合わないカード。
サイドボードに積まれやすい【漸増爆弾】で吹き飛ぶわ、【胆汁病】で一掃されるわと、本当に弱点が多いです。
しかも、このカードに狙いを定めたものではなく、他のカードのとばっちりを受ける形で除去される訳ですからね。
本当に可哀そうです。
同じ『2緑緑緑』を払うなら、【高木の巨人】を使うと言われておりますが、うん、私もそう思います。

でもね、このカードはそもそも、メインで入れるカードではないのですよ。
上記で挙げたように弱点は多く、高木の巨人のように信心を溜められる訳でもありませんからね。

では、何に使うのか?
【ワームの到来】よろしく、コントロール相手に入れればいいのです。

インスタント・タイミングで使える打点6は、かなり強烈。
【至高の評決】で流された返しにこれを撃ってごらんなさい。
きっと相手の度肝を抜けますから。
しかも自分のメインにX=4くらいで【霧裂きのハイドラ】を出せば、10点パンチの突然死!
きっと相手も気持ち良く倒れることでしょう。

インスタント呪文なので、【生命散らしのゾンビ】に抜かれないのも高評価。
ここまで書けばお気付きかと思いますが、メインに入っている【高木の巨人】と入れ替えで使うのに適している訳なのですよ。

メインで6/6の力を見せつけつつ、力押しで勝てない相手なら奇襲性に長けた3/3に入れ替える。
そのトリッキーさこそが、シミックの持ち味ではないでしょうか。
あ、【加護のサテュロス】で良いじゃん、という意見はなしの方向で。

あと、3/3が2体出るのは、【練達の生術師】や進化デッキにとっては地味に助かるので、そういう活かし方も良いかもしれませんね。


結局何が言いたいのかといいますと、新しいカードにもっとスポットを当てようぜ、ということ。
いやぁ、神々の軍勢が塩塩言われすぎているのを見て、逆に愛着が湧いてきちゃっておりましてね。(笑)

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