シミック待望の全体除去が、ついに登場!
待ってた、超待ってた!
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

新ガラクに5色スリヴァー、プロモカードと話題に事欠かないM15ですが、私もシミック使いとして、大はしゃぎしているカードがあります。

その名は《霊気渦竜巻》。

《霊気渦竜巻》 3青青
インスタント

攻撃クリーチャー1体につき、それぞれ、オーナーはそれを自分のライブラリーの一番上か一番下に置く。


《霊気化》が1マナ重くなったら、なんと、手札でなく山札に戻るようになってしまいました。

しかし、全部が上に戻る訳ではなく、任意に選ばれてしまうので、完全なタイムデストラクションとは言えませんし、そもそも攻撃クリーチャーにしか効果がないという点が大幅にマイナスイメージな様で、ほとんど騒がれておりませんね。


皆様もご存じの通り、シミックは除去が苦手です。
大量の軍勢も、強固な守りも、現在のシミックですと、《サイクロンの裂け目》で一時的に吹き飛ばすしかない状況です。

ただ、それだと本当に間に合わないのですよねぇ。

ブロッカーを避けるのならば良いのですが、攻撃を凌ぐとなると本当に難しい。
大抵の場合、相手の方は攻撃をしてから呪文を唱えてくるので、相手の攻撃に対応して戻してもすぐに展開されてしまい、結局7マナで《濃霧》を撃ったのと変わらないということが多いのですよ。

その点《霊気渦竜巻》ならば、戻るのは山札なのですぐに展開されません。
すぐに展開されないということは、ブロッカーは並ばないのでこちらの一撃が通り、さらには次のターン以降も猶予が出来るので、展開しやすくなるのです。
もうね、特にビッグマナなんて使っている私にとって、この1ターンの猶予はそれこそ価千金なのですよ。


「山札の上に戻すか下に戻すか決めるのは相手だから、『相手に選択肢があるカードは弱い』という法則にならって、このカードは弱い。」

そういう声も聞こえますが、よく考えてみてください。

例えば相手の場が

《炎樹族の使者》3枚に《ニクスの祭殿、ニクソス》、《恭しき狩人》、《世界を喰らう者、ポルクラノス》

という状況だったとして、狩人や使者を律儀に上に戻すでしょうか。
多分そんなことにはならず、ポルクラノスのみが山札に置かれ、あとは底に送り込まれることでしょう。
ほら、もうこの時点で、相手のドローを1ターン分阻害し、4体のクリーチャーを除去したことになるのですよ!?

仮にこれがポルクラノスに《高木の巨人》、《嵐の息吹のドラゴン》を戻したとしても、そのクリーチャーが有用であればあるほどドローは遠退きますし、仮にその内の何体かを切ってくれればやっぱり御の字。
選択肢なんて、あってないようなものなのです。

しかも、しかもですよ?
《脱出》とか《壊滅的大潮》と違って自分のクリーチャーに被害はないのです!
これが5マナだなんて、興奮しないでいられる筈がないでしょう!


良い点ばかりを書いてきましたが、システムクリーチャーやCIP持ち、クリーチャーで攻めてこないデッキに対しては本当に無力なので、デッキに無条件で複数枚入るカードではありません。
私も入れるとしたって、メインに1枚、サイドに1枚といったところでしょう。(勿論、環境によっては変わりますが)

ただ、このカードは本当に、下手したら《至高の評決》並みに危険だよ、ということは覚えておいて頂きたい。

コントロールデッキ相手に、調子に乗って殴りかかったら全員戻されてドローもズタズタ。
戻したクリーチャーも、次のターンに現れる《悪夢の織り手、アショク》の餌食、なんてことにもなりかねないのですから、ね。

コメント

東京23号
2014年7月1日23:27

タッサの二又槍起動で…と思ったら、
起動コスト込みで7マナでした(笑

タムー
2014年7月2日1:02

獣王会心撃を思い出しました(コクリ

アッシバー
アッシバー
2014年7月2日8:20

フラッシュデッキの頼もしい相方ができました

生息条件(島)
2014年7月2日23:30

>東京23号

やってやれないことはありませんし、得られる効果もかなりのものなので、試してみる価値はあるかもしれません。
どちらも、単体で十分強いカードですしね。


>タムーさん

『ダイの大冒険』の、クロコダインというキャラクターの必殺技ですね。
あのキャラはかなり熱かったです。


>アッシバーさん

カウンターしきれなかったデカ物を対処するには、従来のシミックフラッシュでは結構大変でしたが、これがあれば一安心。

展開を遅らせるだけでなく、攻撃も通しやすくなり、しかもその選択肢を、カウンターを構えながら相手に突きつけられるのが強いです。
新環境になっても、シミックフラッシュは結果を残してくれそうですね。

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