《龍王シルムガル》
歴史が変わった未来に君臨する、龍王の姿のひとつ。
6マナは変わりませんが、サイズが一回り小さくなり、除去耐性が消え、代わりに接死を持つようになっております。
除去耐性が消えたのは痛いのですが、そのまま持っていたのではとんでもないことになるので、当然の処置なのですよね。
だって、《龍王シルムガル》が場に出て、そのまま居座っている限り、問答無用でクリーチャーかPWをひとつ奪い取ってしまうという、極悪な能力がついたのですから。
ただクリーチャーを奪うだけでも十分強力ですが、PWさえ奪ってしまうのは凄いですね。
そのままシルムガルを守り続けていれば、確実に奪ったPWがアドバンテージを稼いでくれますし、もしもそのPWが、もう次のターンに奥義を出せるよ、という状態のときに奪えたとしたら、なんとそのまま奥義を自分のターンで使ってしまえるのです。
ただ破壊するよりも、タイミングを見計らえばかなり強力な今回のシルムガル。
まぁ、即座に除去されるとは思うのですが、青黒がらみのデッキであれば、押さえておきたい1枚ですね。
《アンデッドの大臣、シディシ》
歴史が変わる前のカン時代は、きらびやかな装飾に身を包んでいたのに、歴史が変わったら、なんとゾンビ化してしまいました。
他の元・カンも、悲惨な姿で登場するのでしょうかねぇ。
しかし、ソンビ化して身体が朽ちているはずなのに、5マナ4/6・接死持ちと、かなりガチムチな戦闘要員に生まれ変わっておりますね。
《包囲サイ》だろうと《世界を喰らう者、ポルクラノス》だろうとがっしり受け止め、息の根を止めてくれます。
その新能力である『濫用』も強力で、場に出る際にクリーチャーを1体生け贄に捧げれば、山札から好きなカードを1枚持ってこれるというのは結構破格です。
自身は分厚い壁として立ちはだかり、無能な部下一人を、その時に一番必要なカードに変えてしまう。
伝説のクリーチャーではありますが、複数入れても十分問題ないカードパワーだと思います。
今回のシムルガルと言い、シディシと言い、どちらも強力なCIP能力持ちなので、《エレボスの鞭》でクリーチャーを釣ってくる、所謂『シディシウィップ』にそのまますんなりと入りそうですね。
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コメント
私も、知っているカードは《ニコル・ボーラス》を含む5体のエルダー・ドラゴンだけなので、かなり久しぶりに耳にしました。
彼の龍達以外に、登場することはないと思っていたのですが、タルキールは世界軸が既に違うから、ということなのでしょうかね。