《破滅の道》
マナコストはそのままに、ソーサリーになった《英雄の破滅》。
インスタントとソーサリーでは、かなり使い勝手が変わってきます。
特に3マナだと、例えば他に何かを構えながら撃つ、ということがちょっとし難いので、嫌がるプレイヤーも多いでしょう。
ただ、マナが溜まる後半に、フィニッシャーも兼ねて撃てるというのは、かなり心強いです。
つまりこのカードには
①3マナでクリーチャー除去
②7マナで除去しつつ、4/4を出す
③8マナで除去しつつ、4/4・速攻を出す
という、3つの選択肢がある訳ですからね。
戦略の幅が広がります。
序盤の対応力を取るか、幅広い戦略性を取るかはプレイヤー次第ですが、コントロール系のデッキを構成する上で、良い候補カードになってくれることでしょう。
《光輝の炎》
能力の読み方は【収斂/しゅうれん】。
意味は、デジタル大辞泉によると
1 縮むこと。引き締まること。また、縮めること。収縮。「血管を―させる」
2 一つにまとまること。また、まとめること。集約。「意見が―される」
3 租税などを取り立てること。
4 生物学で、系統の異なる生物どうしが、近似した形質をもつ方向へと進化する現象。相近。
5 「収束2・3」の旧称。
だそうです。
この能力の場合、2ですかねぇ?
もしもクリーチャーに付加される能力ならば、4もありかもしれません。
まぁ、国語の勉強は置いておいて、カードのお話。
「このカードを唱えるために支払われたマナの総数」ダメージを与えるとのことですが、つまりは赤単で使ったら、全員に1点ということ?
いくらなんでもそれは弱いですが、2色でも《紅蓮地獄》の下位互換ですからねぇ。
3色で、やっと追放無しの《神々の憤怒》と考えると、うぅん、どうなんでしょう。
相手の場にタフネス2以下がいて、自分の場には3以上が多い、なんていう場合であれば、色を調整して撃てる分、使い勝手は良さそうです。
が、この手のカードって小型クリーチャーを吹っ飛ばしてなんぼ、という気がしますからね。
ちょっと物足りないかもしれません。
墓地活用がしやすいとか、追放しないのでエルドラージデッキに利益を与えないとか、それなりの利点もあるにはあるでしょうけど、やっぱり微妙かなぁ。
《オラン=リーフのハイドラ》
そこにいるのに、おらんリーフ。(凍氷破!)
6マナ5/5・トランプルは、今やコモンにもいそうなサイズ。
一応上陸する度に+1/+1されていき、それが森ならば成長速度は2倍になるので、これを出した後に森を2枚出せば、9/9トランプルとして襲いかかれます。
タフネスが5ありますから、《衰滅》などには強いものの、言ってしまえばそれだけですからね。
ターボランド系に入れて成長速度を楽しむ、というひと時を過ごしたいのであればオススメですが、構築では難しいかもしれません。
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コメント
森が10枚出ているので25/25です!
強そう!(適当
昔からの訳し方をいくもの、ある時点から別の方向性で訳され始めるものなど、MTGで使われる単語にも、実に様々な歴史がありますよね。
それだけ愛されてきたTCGということなのですが、それだけ長い年月付き合っているということでもある訳で。
時の経過というのは残酷です。
>まままさん
なるほど、そのコンボは面白そうですね。
《大オーロラ》の効果自体はランダムなので、上手くいかない時もあるでしょうが、決まったら最高に気持ち良さそうです。
私だったら、そんなことをコンボを決められたら除去なんかしないで、気持ちよく殴られてしまいそう。(笑)