《オラン=リーフの廃墟》
壮大だった《巨森、オラン=リーフ》が、見るも無残な姿になっておりました。
エルドラージ達の存在が、如何にゼンディカーを荒廃した世界に変えてしまっているかを伝える、印象深いカードです。
イラストも雰囲気も前作を模しており、今回は無色クリーチャーのみに影響を与えるようになっております。
しかも、『各緑のクリーチャー』だったのが、『無色のクリーチャー1体』となっている辺り、力ももうほとんど残っていないのでしょうね。
1マナ使ってワンサイズアップさせるのは強力ですが、元々巨大なエルドラージが多少大きくなったところで、そこまでの意味はなさそう。
《登載歩行機械》を1マナ少なく場に出せるとか、《彼方より》のトークンが毎回2/2になるとか、ストレートな使い方は勿論、ちょっと変化球をつけてみるのも面白いかもしれません。
でも一番の使い方は、新旧のオラン=リーフを並べて感慨に耽る、かなぁ。
《Mímico Eldrazi》 (2)
クリーチャー – エルドラージ
レア
他の無色のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはターン終了時までMímico Eldraziの基本のパワーとタフネスをそのクリーチャーのパワーとタフネスに変更してもよい。
2/1
「序盤に2体揃えた状態で、《ファイレクシアン・ドレッドノート》を出して殴れ!」という熱いメッセージの込められた1枚。
そのままでも無色の2マナクリーチャーとしては及第点なサイズですし、出してしまえば普通に無色クリーチャーを展開しているだけで特攻をかけてくれるので、使い勝手は良いですよね。
もしも相手が嫌がって、このクリーチャーに除去を撃ってくれようものなら、十分すぎるくらいに仕事をしてくれておりますし。
ウラモグやコジレックを出して殴りかからせる、というのは魅力的ですけど、最初からファッティを目指して展開するようなビッグ・マナだと、この手のカードは多分ノイズ。
素直に、中堅どころのエルドラージをコンスタントに出すデッキでの採用が、現実的でしょうか。
どちらにせよ、癖もなく良いカードです。
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