『イニストラードを覆う影』のカード数枚が公開
2016年2月16日 雑記(カードレビュー) コメント (4)
2/ 26に発売される『デュエルデッキ:正しき者 VS 堕ちし者』の収録カードリストが公開され、その中に、SOIのカード数枚も含まれておりました。
先行収録記念にガーッと書きましたが、やはり新しいカードの登場は、心が躍るものです。
エターナルマスターズに話題をすっかり持っていかれておりましたけど、SOIも実に楽しみですよね。
特に私は、ミラディンの傷跡ブロックがそろそろ落ちるぞ、というタイミングでMTGに復帰したのですけど、その頃はゾンビ使いでしたからねぇ。
再度訪れたイニストラード。
今度はシミック連合員として、活躍していきたいものです。
《Eerie Interlude》(2)(白)
インスタント
レア
望む数のあなたがコントロールするクリーチャーを対象とし、それらを追放する。それらを次の終了ステップの開始時にオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
自分のクリーチャーを、好きなだけブリンクさせるインスタント。
終了ステップに戻ってくる効果なので、除去をかわしてからブロックに回す、1ターンに何度も唱えてコンボを決める、ということは出来ないものの、全体除去から逃れられるのは強力です。
CIP能力を使い回せるだけでも十分ですし、その手のデッキには数枚挿しておきたいかーどですね。
《Topplegeist》(白)
クリーチャー – スピリット
アンコモン
飛行
Topplegeistが戦場に出た時、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それをタップする。
昂揚 – 各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるカードにカード・タイプが合計4種類以上含まれている場合、そのプレイヤーのコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それをタップする。
1/1
1マナ1/1・飛行というだけでも十分なのに、CIPでタッパーになり、墓地にカードが4種類以上あればマナいらずで相手のターンに毎回縛れるとか、かなり厄介なことが書いてありますね。
手放しで強力だと言えるほどではないかもしれませんけど、並ばれたら頭を抱えることになると思います。
特にシミックは、墓地にも場にも触れ難いですし。
hHtcsTPFCp《Compelling Deterrence》(1)(青)
インスタント
アンコモン
土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。その後あなたがゾンビをコントロールしている場合、そのプレイヤーは手札を1枚捨てる。
そのままでも《分散》の上位互換で、ゾンビがいれば土地は対象に取れなくなったものの、1マナ軽くて色拘束も緩い《はね返り》です。
相手の墓地を肥やすことになるので、墓地依存の強いイニストラード環境を考えると怖い場面も出てきますが、相手の手札が0ならば、ある意味万能な除去カードですからね。
ここぞという時にピリッと効きそうです。
《Pore Over the Pages》(3)(青)(青)
ソーサリー
アンコモン
カードを3枚引き、土地を最大2枚までアンタップし、その後手札を1枚捨てる。
手札を増やせて墓地も肥やせて、ついでに追加で呪文のプレイまで出来ちゃうかもしれない。
流石にフリースペルとまではいかないまでも、選択肢を増やした状態で動けるのは、かなり助かりますよね。
ただ引きたければ《ジェイスの創意》以下ですけど、この器用さはなかなかのものです。
《Tooth Collector》(2)(黒)
クリーチャー – 人間・ならず者
アンコモン
Tooth Collectorが戦場に出た時、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修正を受ける。
昂揚 – 各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるカードにカード・タイプが合計4種類以上含まれている場合、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修正を受ける。
3/2
歯を集めてニコニコしている人がいたら、そりゃ恐怖のあまり、-1/-1くらいなってしまいますよね。
しかも、4種類以上集まってコレクションが充実したら、満面の笑みを浮かべる訳でしょう?
うん、そりゃあ気の弱いクリーチャーだったら、ひとたまりもなく毎ターン除去されますよ。
仕方ない、仕方ない。
先行収録記念にガーッと書きましたが、やはり新しいカードの登場は、心が躍るものです。
エターナルマスターズに話題をすっかり持っていかれておりましたけど、SOIも実に楽しみですよね。
特に私は、ミラディンの傷跡ブロックがそろそろ落ちるぞ、というタイミングでMTGに復帰したのですけど、その頃はゾンビ使いでしたからねぇ。
再度訪れたイニストラード。
今度はシミック連合員として、活躍していきたいものです。
コメント
ウィザーズ社も、フリースペルに懲りてるでしょうから、バランスはちゃんと取れてると思いますが。
死体のバリエーションが豊かになると、昂揚(=高揚=気分が高まる)するとは……。
さすがゴシック・ホラー世界イニストラードのクリーチャーです。
しかし、墓地のクリーチャータイプを4種類以上にするとなると、デッキにも多種族を入れる必要がありますよね。
部族テーマならぬ「多種族テーマ」でしょうか?
天使と悪魔と吸血鬼が、共通の敵を相手に手を組むとか?
ギセラ「手を組むのは、今回だけだ!」
ウィゼンガー「それは、こっちのセリフだ――! ヤツらが来るぞ! ギセラ!」
ちょっと、ワクワクします。
なお、レベラーが、「死体で昂揚する」と聞くと、このヒトを思い出してしまいます↓
昂揚 – 各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるカードにカード・タイプが合計4種類以上含まれている場合、飛行を持つ1/1の黒のゾンビ・フェアリートークンをタップ状態で戦場に出す。
長文書き込み、失礼しました。
「昂揚」の条件であるカード・タイプは、エルフや鯨などのクリーチャー・タイプではなく、土地とかインスタントとかいったものを指すのではないでしょうか。
要はタルモゴイフが4/5以上になったら昂揚する、と。
ソーサリー、インスタント、クリーチャー以外が難しいですね。タルキールのフェッチが落ちてしまうのがなんとも逆風ですが、果たして。
コメ汚し失礼いたしました。それでは。
失礼いたしました。
カードタイプとなると、ライブラリーから直接落とす系のカードを使えという事でしょうね。
コメントが遅れ、すみません。
カード・タイプとクリーチャー・タイプって、パッと見だと混同しやすいですよね。
私の文章の書き方も、よくなかったと思います。
単純に《根囲い》のような呪文を唱えるだけでも、自身のソーサリーに+αは落ちますし、《ジェイスの誓い》のようなカードもありますからね。
少し意識するだけでも、4種類は落とせると思います。
それでも結構シビアな場面はあるでしょうけども。
>yabby。さん
代わりに解説して頂き、ありがとうございます。
《タルモゴイフ》は、実に分かりやすい例ですね。
昂揚は、実にデッキの組み甲斐がある能力ですから、是非色々と登場させて欲しいもの。
逆に、間違っても《安らかなる眠り》のようなカードは、登場させて欲しくないです。
以前のイニストラード〜ラヴニカへの回帰でも、あのカードが登場したせいで、私の《裂け木の恐怖》デッキが死滅しましたからねぇ。(苦笑)