《Triskaidekaphobia》(3)(黒)
エンチャント
レア
あなたのアップキープの開始時に、以下から1つを選ぶ。――
・ライフがちょうど13点である各プレイヤーはゲームに敗北し、その後各プレイヤーは1点のライフを得る。
・ライフがちょうど13点である各プレイヤーはゲームに敗北し、その後各プレイヤーは1点のライフを失う。
《冒涜な行動》や《忌むべき者の軍団》、SOIでも《驚恐の目覚め》など、13という数字は新旧問わず、イニストラードのテーマの1つになっておりますが、ついに特殊勝利条件カードまで登場してしまいました。
丁度ライフが13点のプレイヤーを、問答無用で葬ってしまう恐ろしいカードです。
13点は、4マナのこのカードを出すまでには、戦闘やダメージランドで減っていてもおかしくはない値ですからね。
ポンとこのカードを出して、何も対処されなければうっかり次のターンで勝利、なんていうこともあるかもしれません。
逆に、相手がダメージランドをコントロールしている場合、上手く調整されてしまいますし、相手が赤だったら火力を撃ち込まれ、自分が葬り去られるなんていう危険性も高いですからね。
非常に面白い効果であり、一応自己完結しているのも素晴らしいのですが、ダメラン1枚で対処されてしまうのは、中々に厳しいところ。
専用にデッキを組むのも、ちょっと難しそうですし。
そうそう、他の方の話によると、実はこのカードのイラストには、かなりのこだわりがあるそうです。
なんと、左上隅に描かれている調理器具のようなものの数が13で、その下の血みたいな垂れた筋も13。
かまどの薪の数も13なら、それを覆う石の数も13だというのです!
数えてみたら、血みたいなやつはちょっと微妙ですが、他のものは確かに13になっているっぽい。
いやはや、もの凄い遊び心ですね。
感服しました。(笑)
コメント
ひでつぐの第2の儀式は10点だったが、これは地味に調節できるのか。
4枚シングル買い確定。
上記の分に加えてテーブルの皿の破片の数、樽の鉄輪についている鋲の数、
天井及び壁にそれぞれ使われている木の版の数に至るまで
イラストに13が散りばめられてますね
13点以外でも、自分がライフ有利ならじわじわ減らしていけるし、不利ならゲインして延命できるし。
本当にこれは、デッキを組みたくなる魅力が詰まっておりますよね。
出しておくだけで、一応ライフ増減の仕事はしてくれますし。
デッキ構築、素敵なデッキ構築、楽しみにしております。
>杏仁さん
自分自身が敗北することもある諸刃の剣な感じが、いっそう夢とロマンに駆り立ててくれます。
>桜/メイプルさん
えっ、そんな所まで13だったのですか?
と言いますか、数えたのですか?
参考にした画像からは、どうにも読み取れませんでしたが、描いた方も気づいた桜/メイプルさんも凄い・・・
>Hotmilkさん
敗北ワードのインパクトが強すぎて、そちらにばかり目が言ってしまいますが、実はコントロール向けの良いカードなのですよね。
そうやって使うには地味過ぎますけど、良いカードだと思います。
>りねさん
えっ、テキストまで!?
公式の本気がヤバい・・・(驚愕)
>Mさん
そういう運用方法でも良いと思います。
毎ターン効果を発揮してくれるライフ増減カードは、あるとやっぱり便利ですし。
>waspさん
こだわりにこだわり抜いた、至極の一枚ですからね。
Foil版も是非どうぞ。