今更ですけど、今一つ話題にのぼらないようなので、シミックの超新星レジェンド《永遠の造り手、ラシュミ》についてだらだらと書いてみます
2016年9月11日 Magic: The Gathering コメント (2)《永遠の造り手、ラシュミ》(2)(G)(U)
伝説のクリーチャー – エルフ・ドルイド
あなたが各ターンのあなたの1つ目の呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが、その呪文よりも点数でみたマナ・コストが小さい、土地でないカードであるなら、あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その公開したカードを唱えないなら、それをあなたの手札に加える。
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各ターンに呪文を唱えた場合、山札の1番上を公開し、唱えた呪文よりもマナ・コストが小さければ、コストを支払わないでプレイしてもよい、という効果。
続唱に似ておりますが、あくまで1番上しか参照にしません。
また、プレイしたくなければ手札に加えることができます。
例えば打ち消し呪文などは、続唱との相性が悪く、そのせいで私もあまりシミック目線では続唱を評価していなかったのですけど、こういう効果ならば話は別。
ガンガン利用していきましょう。
ちょっと分かり難いですが
『その公開したカードを唱えないなら、それをあなたの手札に加える。』
ということは、めくれたのが土地カードだった場合、そのまま手札に加えられる、ということですよね?
ちょっと損した気分になるかもしれませんが、本来であれば起こっていたかもしれない土地事故や不要なドローを回避できた、と考えれば問題ありません。
と言いますか、基本的にこの能力は、『1回目の呪文にキャントリップをつける効果』だと解釈しております。
それはまぁ、大型の呪文を唱えて後続を増やせるに越したことはありませんよ?
でも、そればっかり狙っていたらデッキが歪みますし、ラシュミを引かない、もしくは除去されたら目も当てられない結果になります。
それよりは3マナ以下の唱えやすい呪文を、打ち消しを構えながらプレイして、アドバンテージを取りつつ、相手をけん制していくという方が良いのかな、と。
勿論、コンボを狙ってみたって良いですけどね。
デッキ構築とプレイングは、人それぞれ違いますし。
スタンダードでこのカードと組み合わせるとすれば、インスタント・タイミングで唱えられる上に、コストも軽減できる大型クリーチャー《老いたる深海鬼》。
インスタント・タイミングでめくれたら、突然巨大なクリーチャーをたたきつけられる《異界の進化》。
あとは、深海鬼からめくれたら嬉しいですし、そうでなくとも5マナ以下のクリーチャーが出て、次のターンの打点を上げられるかもしれない《水の帳の分離》。
この辺りとのシナジーを狙いつつ、クリーチャーの展開と、打ち消し呪文やインスタント・タイミングでのドローとバウンスで、テンポとアドバンテージを確保していくデッキが無難そうだと検討中です。
まぁ、「4マナかけて、出たターンに仕事をしない」とか、「タフネス3は除去されて終わり」と言う方も多いようですが、それで終わらせるのには、あまりにも惜しいカードだと思うのですよ。
それはまぁ、EDHでは文句なく強いのでしょうけど、シミックの伝説クリーチャーは、スタンダードでもやるんだぜ!というところを見せたい。
えっ?お前最近、《霊気貯蔵器》デッキを組むのに夢中だろうって?
ハハハ、そんなバカな。
コメント
私はこういうカード大好きです。(値上がりしないことを祈りながら).
なんだったら青い機械巨人も使って打ち消し、守りながら攻めるデッキを組んでみたいですね。
このカード、値段はどうなのでしょう?
除去されやすいですし、単体では仕事をしないので、高騰はしないと思います。