《Electrostatic Pummeler》(3)
アーティファクト・クリーチャー – 構築物
レア
Electrostatic Pummelerが戦場に出たとき、あなたは(E)(E)(E)を得る。
(E)(E)(E)を支払う:Electrostatic Pummelerはターン終了時まで+X/+Xの修正を受ける。Xの値はそれのパワーに等しい。
1/1
自身の効果で、1回は倍加能力が使えるものの、このままでは2/2にしかなりません。
ところが、《気宇壮大》で強化してあげると5/5になるので、エネルギー・カウンターがさらに3個あれば
5/5→10/10→20/20・トランプル
という、とんでもないサイズになります。
2T:《織木師の組細工》でエネルギー・カウンター3個
3T:《Electrostatic Pummeler》で6個
4T:2枚目の組細工を出し、《気宇壮大》をプレイしてからパンプすれば、40/40・トランプルパンチ。
いやー、夢もサイズも膨らみますね。
エネルギー・カウンターだけですと、パンプアップの効率は非常に悪いです。
1回の起動でも2点火力に焼かれ、2回目でも《闇の掌握》で落とされます。
ところが、何かで補ってあげると、結果は上記の通り。
単体で弱いカードに用はない!とはねつけるのは簡単ですけど、こうやって組み合わせを考えていくのって、非常にワクワクするのですよねぇ。
その昔、MTGを始めたばかりの中学生だった私は、なけなしのお小遣いだけでなく、お昼やオヤツも削ってMTGのパックを買っておりました。
当時のパックは500円。
中学生にとってはかなり高額にも関わらず、剥いたパックから《ドラゴン・エンジン》が出たりして悲しみに暮れたものですが、なにくそ使ってやる!という情熱がありましたのでね。
《センギアの従臣》を、トークン諸共《アシュノッドの供犠台》に注ぎ込んで8マナ出し、それを含めた全マナを《蛇かご》に使ってトークンを生み出す。
それをまた供犠台でマナに変換させ、《ドワーフ戦士団》の効果でブロックされなくなった《ドラゴン・エンジン》に注入し、パワー20超えで押し潰す!というデッキを組んだりしたものです。
この《Electrostatic Pummeler》も、3マナで手間のかかるパンプ持ちという共通点がありますから、妙に愛着が湧くのですよ。
強さを追い求めるのは勿論正しいことなのですけど、最後はやっぱりカード愛に行き着く気がしますねぇ。
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