晴れる屋さんのコラムに、「オリジナルフォーマット『フロンティア』の魅力に迫る」というものがありました。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3365
スタンダードのローテーションの加速化と、モダン需要によるカードの高騰に異議を申し立てるために立ち上げたんだぜ!という熱い意見は分かりましたし、【フロンティア/frontier】という単語の意味も、勉強になりました。
それは良いんですけど、コラムの最後に『フロンティアのこれから』と銘打って出したサンプルレシピが、ジェスカイの隆盛デッキとアブザンアグロというのは、どういうことなのでしょう?
確かに少し前の環境で活躍した有名なアーキタイプですから、フロンティアのこれからを牽引していく力は十分にあると思います。
サンプルとして、申し分ない内容です。
ただね?私が見たいのは、スタンダードでもモダンでもない、新しい環境であるフロンティアだからこそ輝くデッキなのであって、すでに見飽きたアーキタイプを、ちょろっと弄ったデッキではないんですよ。
サンプルデッキの動かし方も書いておらず、不親切だなぁと一瞬思いましたけど、書いていない理由がすぐに分かりました。
だって、もう散々見慣れたレシピなんですもの。
少し変化があったくらいでは、そりゃあ必要ないですよね!(毒吐きナメクジ)
昨日、フロンティアの立ち上げに対して、DN上で色々な意見が飛び交いました。
大抵は、新しい試みに賛同する意見ではあったのですが
「タルキールのカードパワーを再認識するだけになりそう」
「少し前の環境のように、カードパワーの高いカードを出すだけになりそう」
という、フォーマットに対する不安の声もあったのです。
そんな次の日に、ある意味公式であるはずの晴れる屋さんのコラムで出したデッキサンプルがこれでしょう?
まさに不安的中じゃないですか!
結局強いデッキが残るのが世の常なので、どうしてもこういう形になってしまうのは仕方ないとは言えね?
発表の次の日に、フロンティアの魅力を伝えるどころか、見飽きてげっぷが出てくるレシピを突きつけるって、どういうことなの!?
まぁ、あくまでもこれはほんの一例。
Hareruya Pros・高橋 優太によるフロンティアのデッキ案内が後日掲載される予定となっていると書いてありますから、そこでは多種多様な、魅力の詰まったデッキが紹介されるのだと思います。
私がこうして書き殴っている文章は、ただの早合点、揚げ足取りでしかないということを、証明してくれることでしょう。
いや、本当に、洗練されたものばかりじゃなくて良いんです。
『玉石混合の宝石箱』みたいな、とっ散らかったもので良いんです。
《スレイベンの検査官》で出した手掛かりトークンを、《アーティファクトの魂込め》で5/5にして殴り掛かる青白ビートダウンとか
《永遠の造り手、ラシュミ》がいる状態で、《わめき騒ぐマンドリル》を探査でプレイして5マナ以下の呪文を続唱しつつ、相手のターンでマンドリルを餌に《老いたる深海鬼》を現出するデッキとか
《主任技師》と、《目なしの見張り》のようなトークンを出すカードと組み合わせて、カラデシュの機械巨人を叩き付けるデッキとか
現役の頃は微妙にパーツが足らなかった、+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーを展開し、それを《鼓舞する呼び声》と《鎧作りの審判者》でドローに還元させながら、《地割れ潜み》を巨大化させるデッキとか
モダンでは輝けないかもしれませんが、スタンダードのローテーションで、惜しくもすれ違いになったカード達の心躍る競演であれば、それで満足なんですよ!
長々と書いてきましたが、私のリンク仲間の中には、フロンティアの誕生に目を輝かせ、思い思いのデッキを考えている方がおります。
そういう、我々MTGプレイヤーのワクワクした心を踏みにじるようなフォーマットではないことを、切に願うのみです。
晴れる屋さん、BIG MAGICさん、本当に宜しくお願い致します。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3365
スタンダードのローテーションの加速化と、モダン需要によるカードの高騰に異議を申し立てるために立ち上げたんだぜ!という熱い意見は分かりましたし、【フロンティア/frontier】という単語の意味も、勉強になりました。
それは良いんですけど、コラムの最後に『フロンティアのこれから』と銘打って出したサンプルレシピが、ジェスカイの隆盛デッキとアブザンアグロというのは、どういうことなのでしょう?
確かに少し前の環境で活躍した有名なアーキタイプですから、フロンティアのこれからを牽引していく力は十分にあると思います。
サンプルとして、申し分ない内容です。
ただね?私が見たいのは、スタンダードでもモダンでもない、新しい環境であるフロンティアだからこそ輝くデッキなのであって、すでに見飽きたアーキタイプを、ちょろっと弄ったデッキではないんですよ。
サンプルデッキの動かし方も書いておらず、不親切だなぁと一瞬思いましたけど、書いていない理由がすぐに分かりました。
だって、もう散々見慣れたレシピなんですもの。
少し変化があったくらいでは、そりゃあ必要ないですよね!(毒吐きナメクジ)
昨日、フロンティアの立ち上げに対して、DN上で色々な意見が飛び交いました。
大抵は、新しい試みに賛同する意見ではあったのですが
「タルキールのカードパワーを再認識するだけになりそう」
「少し前の環境のように、カードパワーの高いカードを出すだけになりそう」
という、フォーマットに対する不安の声もあったのです。
そんな次の日に、ある意味公式であるはずの晴れる屋さんのコラムで出したデッキサンプルがこれでしょう?
まさに不安的中じゃないですか!
結局強いデッキが残るのが世の常なので、どうしてもこういう形になってしまうのは仕方ないとは言えね?
発表の次の日に、フロンティアの魅力を伝えるどころか、見飽きてげっぷが出てくるレシピを突きつけるって、どういうことなの!?
まぁ、あくまでもこれはほんの一例。
Hareruya Pros・高橋 優太によるフロンティアのデッキ案内が後日掲載される予定となっていると書いてありますから、そこでは多種多様な、魅力の詰まったデッキが紹介されるのだと思います。
私がこうして書き殴っている文章は、ただの早合点、揚げ足取りでしかないということを、証明してくれることでしょう。
いや、本当に、洗練されたものばかりじゃなくて良いんです。
『玉石混合の宝石箱』みたいな、とっ散らかったもので良いんです。
《スレイベンの検査官》で出した手掛かりトークンを、《アーティファクトの魂込め》で5/5にして殴り掛かる青白ビートダウンとか
《永遠の造り手、ラシュミ》がいる状態で、《わめき騒ぐマンドリル》を探査でプレイして5マナ以下の呪文を続唱しつつ、相手のターンでマンドリルを餌に《老いたる深海鬼》を現出するデッキとか
《主任技師》と、《目なしの見張り》のようなトークンを出すカードと組み合わせて、カラデシュの機械巨人を叩き付けるデッキとか
現役の頃は微妙にパーツが足らなかった、+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーを展開し、それを《鼓舞する呼び声》と《鎧作りの審判者》でドローに還元させながら、《地割れ潜み》を巨大化させるデッキとか
モダンでは輝けないかもしれませんが、スタンダードのローテーションで、惜しくもすれ違いになったカード達の心躍る競演であれば、それで満足なんですよ!
長々と書いてきましたが、私のリンク仲間の中には、フロンティアの誕生に目を輝かせ、思い思いのデッキを考えている方がおります。
そういう、我々MTGプレイヤーのワクワクした心を踏みにじるようなフォーマットではないことを、切に願うのみです。
晴れる屋さん、BIG MAGICさん、本当に宜しくお願い致します。
コメント
…もしかして、1昔前のスタンのパーツを自分らで売りさばきたいって考え…じゃないと思いたい。
こういう風にちゃんと意見してくれるdnの重鎮がいるから、皆もめが覚めるんだよね。
そして誰も非公式はやらなくなるきがするけど…
フロンティアの中核をなすタルキール+戦ゼン+イニ影というカードプールはここ数年のスタンダードの中でも残念ながら比較的多様性に欠ける環境を生みがちなものでしたし。
カジュアルで遊ぶ分には楽しそうなフォーマットなんですけどねー。。。
そのフォーマット特有の変態的なデッキが見たいですね(他力本願)
自分の第一印象これでしたね・・・。それにしても最近のセットはPWやら追跡者やら時を超えた探索やらでドロー周りのカードが異様に強くて充実してますね。
使えるクリーチャーの幅も増えますし、サーチカードも豊富ですからね。
好みの戦略に合わせて、カードを選ぶ楽しみがあります。
クリーチャーの織り成すコンボ、色々試してみたいものです。
>Mさん
まぁ、これはあくまでも最初のサンプルに過ぎませんのでね。
初めに持ってくるのは、有名かつシンプルな方が良いと判断したのでしょう。
下の環境は修羅ですし、今のスタンダードは早すぎると、その中間でまだまだ遊びたい方は、一定数以上いるでしょうからねぇ。
>通りすがりさん
私は重鎮でもなんでもございませんが、意見に賛同して頂けるのは嬉しく思います。
フロンティアが、ただのスタンダードの延長戦ではない、独特の面白さがあるフォーマットであることを期待します。
>読者さん
下の環境でもそうですが、ガチのデッキを組むと、どうしても特定のデッキに定まってしまうのは、仕方のないことです。
ただそれが、スタンダードで散々見飽きたデッキになるとしたら、本当にゲンナリしますね。
仰る通り、比較的多様性に欠ける環境下のデッキであったことは、否めませんし。
>re-giantさん
新エキスパンションが出る度に、「あのカードと組み合わせれば強そうだったのに、ローテーションで落ちてしまった」ということは何度もございましたのでね。
その夢が叶うのですから、嬉しく思いますよ。
>そんちょうさん
まぁ、新しいパックばかりですから、高くはないですね。
だからこそ新規参入者が手を付けやすく、盛り上げやすいというのもあると思います。
その延長線上で企業側が儲けるのは、まぁ、そこは商売ですから。
>シグマ@dj-SIGMAさん
豊富なドローで、カードパワーの高いカードを叩きつけていく試合。
豪快で良いのですけど、それ一辺倒では飽きてしまうのでねぇ。
様々なデッキ、特にフロンティア環境特有のものが多く現れることを願います。