今回も、フロンティアについて感じたことを書いております。
一個人による、非常に偏った考えであり、誹謗中傷を目的としたものではございませんが、不愉快になる方も多いと思うので、閲覧には十分ご注意ください。
スタンダードが刺激的な理由は、ローテーションという制度があるおかげで、絶えず環境に流れがあるからだと思っております。
新しいカードが入ってくるという意味では、モダンもレガシーも環境に変化が訪れるきっかけはありますけど、禁止以外でカードが抜けていくことはございませんからね。
その環境を支配しているデッキがいくつかあって、それに対抗し得るだけのデッキが新しく登場しない限り、スタンダードほどの大きな変化はないでしょう。
今回誕生したフロンティアにも、ローテーション制度はありません。
そもそもが、スタンダードのローテーションが早すぎるという点を発足の理由に掲げているのですから、出来るはずがない、というのが正しいでしょうか。
禁止カードも今のところ定めていないのは、これから環境を見て決めていくのでしょうし、スタンダード及び下の環境で使えなくなった《宝船の巡行》や《時を越えた探索》を4枚使えるぜ!と謳いたいというのもあると思います。
フロンティア発足の志は十分理解しましたので、ないならないで良いのです。
ただ、ローテーションがない場合、フロンティアは単なる『劣化モダン』でしかないというのが、現実でしょう。
下手したら、昨日の日記で触れたように、ちょっと前のスタンダードデッキの強化版が猛威を振るうだけの、げっぷが出るように見飽きた環境になりかねません。
正直な話、アブザンやバント中隊がそれぞれのスタンダードを支配したのは、伊達じゃないんです。
それが、フロンティアだとさらに強化されるのです。
そしてそれを打ち破るのは、《ゴブリンの熟練扇動者》が復活した赤単や、アタルカレッドといった超速攻型のデッキだと思っております。
つまりは早いか、カードパワーが高いだけの小競り合いです。
特定のデッキが突出するのはどの環境でも一緒ですけど、フロンティアが下の環境と違うのは、それら単純な殴り合いのデッキを制せるほど、コントロールもコンボも圧倒的な力はないという点。
『呪文が弱くてクリーチャーが強い』という、スタンダードの特徴に何の変化がないままなのですから、そりゃそうですよね。
環境の滞りを改善する対策の一つとして、禁止や制限を設けるとしましょう。
ここで生じてくる問題が、その禁止カード、どうやって決めるの?という点です。
晴れる屋さんやBIG MAGICさんが、いくつも大きな大会を開いて、そこで明らかに使用頻度の高いカードを禁止にする、というのも良いでしょう。
所属しているプロ達が、これはない方が良いとリストアップするのも良いかもしれません。
でもそれって、使われているカード=需要の高いカードの売り上げを、自ら切り捨てるということでしょう?
商売として、そんなこと出来るの?
もう十分出回っているはずだから、値段ももうそこまで上がらない、だから切り捨てても大丈夫!という見方は出来ます。
その強いカードがなくなることで、他のカードの価値が上がるから問題ない、という部分もあるでしょう。
あとは純粋に、フロンティアが魅力的であり続ければ、お客が離れることはないという考えか。
でも、そうやって晴れる屋さんやBIG MAGICさん主導で禁止カードを決められてしまうとしたら、他の賛同しているカードショップさんは、果たして納得するのだろうか?というお話。
早い話が、売るも栄えさせるも同じ元締めな訳で、他のショップさんがフロンティアに賛同する場合、従うしかない訳ですよ。
禁止と言われたら、ハイそうですかの一言。
事前に言ってくれれば良いとか、そういう話ではありません。
だって、下衆な勘ぐりをしてしまえば、自分達だけ事前に禁止されるカードを売り抜くことだって出来る訳なのですから。
まぁ、実際はそうはならないと思いますよ?
晴れる屋さんもBIG MAGICさんも、純粋に現在のスタンダード・ローテーションと、モダン価格を嘆いての、フロンティア発足でしょうからね。
ただ、私のような無粋な輩がね?あーだこーだ難癖つけることも、十分考えられる訳ですよ。
なので、環境の滞りを、フェアになくすという観点で言えば、ローテーションは大変良い手段だと思うのです。
そもそも、スタンダードのローテーションが早すぎるのが問題な訳ですから、それを1年に1回、2つのエキスパンションを落とすとかにすれば、入ってくるスピードの方が早いのでね。
使えるカードは順調に増えつつも、環境が滞ることも避けられのです。
ローテーションというルールがあれば、他の賛同しているショップさんや我々プレイヤーだって、安心してカードを運用出来ますし。
要は、エクステンデッドみたいになる訳ですけど、今考えてみると、結構良くできたフォーマットだったと思うのですよねぇ。
昨日からケチのつけっぱなしなので、これをご覧の皆様は、大層不愉快なことでしょう。
大人しく新フォーマットのデッキを考えていろと、お咎めを受けるかもしれません。
それは申し訳ありません。
謝ります。
ただ、それだけ私は、この新フォーマット設立に期待しているのです。
そして、販売ショップが打ち立てるフォーマットなだけに
「販売タイミングや価格の操作を不正に行うのではないか」
「売れ残りを捌く口実作りではないか」
「市場を独占する気では?」
というような、不当な考えも当然出てくる訳で、それによる晴れる屋さんやBIG MAGICさんへのマイナス評価に繋がるとしたら、悲しいのです。
まぁ、実際商売な訳ですから、利益第一で考えるのは間違いではないのですけどね?
それでみんなが楽しめて経済も回るなら、言うことはありませんし。
これからフロンティアがどうなっていくのかは分かりませんが、皆様と盛り上がっていけたら嬉しく思います。
一個人による、非常に偏った考えであり、誹謗中傷を目的としたものではございませんが、不愉快になる方も多いと思うので、閲覧には十分ご注意ください。
スタンダードが刺激的な理由は、ローテーションという制度があるおかげで、絶えず環境に流れがあるからだと思っております。
新しいカードが入ってくるという意味では、モダンもレガシーも環境に変化が訪れるきっかけはありますけど、禁止以外でカードが抜けていくことはございませんからね。
その環境を支配しているデッキがいくつかあって、それに対抗し得るだけのデッキが新しく登場しない限り、スタンダードほどの大きな変化はないでしょう。
今回誕生したフロンティアにも、ローテーション制度はありません。
そもそもが、スタンダードのローテーションが早すぎるという点を発足の理由に掲げているのですから、出来るはずがない、というのが正しいでしょうか。
禁止カードも今のところ定めていないのは、これから環境を見て決めていくのでしょうし、スタンダード及び下の環境で使えなくなった《宝船の巡行》や《時を越えた探索》を4枚使えるぜ!と謳いたいというのもあると思います。
フロンティア発足の志は十分理解しましたので、ないならないで良いのです。
ただ、ローテーションがない場合、フロンティアは単なる『劣化モダン』でしかないというのが、現実でしょう。
下手したら、昨日の日記で触れたように、ちょっと前のスタンダードデッキの強化版が猛威を振るうだけの、げっぷが出るように見飽きた環境になりかねません。
正直な話、アブザンやバント中隊がそれぞれのスタンダードを支配したのは、伊達じゃないんです。
それが、フロンティアだとさらに強化されるのです。
そしてそれを打ち破るのは、《ゴブリンの熟練扇動者》が復活した赤単や、アタルカレッドといった超速攻型のデッキだと思っております。
つまりは早いか、カードパワーが高いだけの小競り合いです。
特定のデッキが突出するのはどの環境でも一緒ですけど、フロンティアが下の環境と違うのは、それら単純な殴り合いのデッキを制せるほど、コントロールもコンボも圧倒的な力はないという点。
『呪文が弱くてクリーチャーが強い』という、スタンダードの特徴に何の変化がないままなのですから、そりゃそうですよね。
環境の滞りを改善する対策の一つとして、禁止や制限を設けるとしましょう。
ここで生じてくる問題が、その禁止カード、どうやって決めるの?という点です。
晴れる屋さんやBIG MAGICさんが、いくつも大きな大会を開いて、そこで明らかに使用頻度の高いカードを禁止にする、というのも良いでしょう。
所属しているプロ達が、これはない方が良いとリストアップするのも良いかもしれません。
でもそれって、使われているカード=需要の高いカードの売り上げを、自ら切り捨てるということでしょう?
商売として、そんなこと出来るの?
もう十分出回っているはずだから、値段ももうそこまで上がらない、だから切り捨てても大丈夫!という見方は出来ます。
その強いカードがなくなることで、他のカードの価値が上がるから問題ない、という部分もあるでしょう。
あとは純粋に、フロンティアが魅力的であり続ければ、お客が離れることはないという考えか。
でも、そうやって晴れる屋さんやBIG MAGICさん主導で禁止カードを決められてしまうとしたら、他の賛同しているカードショップさんは、果たして納得するのだろうか?というお話。
早い話が、売るも栄えさせるも同じ元締めな訳で、他のショップさんがフロンティアに賛同する場合、従うしかない訳ですよ。
禁止と言われたら、ハイそうですかの一言。
事前に言ってくれれば良いとか、そういう話ではありません。
だって、下衆な勘ぐりをしてしまえば、自分達だけ事前に禁止されるカードを売り抜くことだって出来る訳なのですから。
まぁ、実際はそうはならないと思いますよ?
晴れる屋さんもBIG MAGICさんも、純粋に現在のスタンダード・ローテーションと、モダン価格を嘆いての、フロンティア発足でしょうからね。
ただ、私のような無粋な輩がね?あーだこーだ難癖つけることも、十分考えられる訳ですよ。
なので、環境の滞りを、フェアになくすという観点で言えば、ローテーションは大変良い手段だと思うのです。
そもそも、スタンダードのローテーションが早すぎるのが問題な訳ですから、それを1年に1回、2つのエキスパンションを落とすとかにすれば、入ってくるスピードの方が早いのでね。
使えるカードは順調に増えつつも、環境が滞ることも避けられのです。
ローテーションというルールがあれば、他の賛同しているショップさんや我々プレイヤーだって、安心してカードを運用出来ますし。
要は、エクステンデッドみたいになる訳ですけど、今考えてみると、結構良くできたフォーマットだったと思うのですよねぇ。
昨日からケチのつけっぱなしなので、これをご覧の皆様は、大層不愉快なことでしょう。
大人しく新フォーマットのデッキを考えていろと、お咎めを受けるかもしれません。
それは申し訳ありません。
謝ります。
ただ、それだけ私は、この新フォーマット設立に期待しているのです。
そして、販売ショップが打ち立てるフォーマットなだけに
「販売タイミングや価格の操作を不正に行うのではないか」
「売れ残りを捌く口実作りではないか」
「市場を独占する気では?」
というような、不当な考えも当然出てくる訳で、それによる晴れる屋さんやBIG MAGICさんへのマイナス評価に繋がるとしたら、悲しいのです。
まぁ、実際商売な訳ですから、利益第一で考えるのは間違いではないのですけどね?
それでみんなが楽しめて経済も回るなら、言うことはありませんし。
これからフロンティアがどうなっていくのかは分かりませんが、皆様と盛り上がっていけたら嬉しく思います。
コメント
皆新参増えるかもとか、数年後公式になるかも、とか夢物語言ってるなか、良いところと問題点を的確に指摘してる。
晴れる屋はセカンダリーマーケットの一つに過ぎないのに、ちょっとやりすぎだとは思う。
まあどう転ぶか未知数ですが、企業が企業イメージや顧客の信用という物をどれだけ大切にしているかを軽く見ている気がします。
純粋に楽しもうという姿勢に欠けているだけなので、すごいと言われると気恥ずかしくなってしまいます。(照)
ショップ側から見て、今のMTGの現状に不満があっての行動なのでしょうから、応援したいところではあるのですが、どうなるのかちょっと分かりませんねぇ。
>色々初心者さん
スタンダードよりも使えるカードが増えているので、劣化スタンとは思えませんが、何処かそういう要素がございますか?
まぁ、ただのスタンの延長線上でしかない、と言われればその通りですけど。
確かに、私のこの発言は、企業側に対する侮辱以外の何物でもありませんね。
そういう輩がどうしても存在するのが現実ですし、そのイメージを払拭しつつ、フロンティアが健全で、楽しいフォーマットとして確立されていくことを願っております。
そういう意味でもこのような記事は必要だと思う。
禁止なしのヴィンテージだこれ
フロンティアを見れば見るほど、売れなかった在庫売りたいだけじゃねーの?感が拭えないのがなんとも・・・。
普通に、面白そうですね!