デメリットの美学
デメリットの美学
デメリットの美学
今でこそ私はシミックシミック言ってますけど、それは本当に最近の話で、結構あれこれと手は出しております。

特に、MTGを始めた小中学生の頃なんて、手持ちのカードを兎に角使いたいですから、毎日毎日デッキを崩しては組んでおりましたからね。

弱いカードなんていう概念は、あの頃にはなくって、すべてのカードが輝いていたなぁ。(遠い目)


《リバイアサン》や《サルディアの巨像》、《大地の怒り》や《アボロス》といった、デメリット持ちのファッティがお気に入りなのは今も同じです。

が、それ以上に印象に残っていて、あれこれデッキを組もうと頑張っていたカード群があります。

それが、《鋼のゴーレム》や《デレロー》、《オームズ=バイ=ゴアの邪眼》といった、デッキタイプを大きく制限するレベルのデメリットを持つカードです。

いやもうね、今見ても凄い存在感。

現在だと、デメリットの割に大して強くはないですけど、当時はそれなりに実績を残したカードなのですよ。

ただそんな事、当時の私は勿論知らず、単にこのデメリットを活かしたデッキを使う自分格好良い、というくらいの意識でした。

最終的に、《寄付》したりね。(フォーマット滅茶苦茶)


今は本当に個々のカードパワーが高くって、その強いカード達を順に並べていくだけでも、洒落にならないデッキが出来たりします。

でも、昔みたいなこの手のデメリットを持つカードって、『他のカードや戦術で補えば、かなり強いのではないか?』という想像力を掻き立てる魅力があったような気がしますよ。

勿論、組み合わせても大して強くない事の方が圧倒的に多いのですけど、そうやって考える事が、デッキ構築を魅力的なものにしますしね。

まだ仕事がバタバタしていて、なかなかMTGを遊べませんけど、また変なカードをあれこれ入れて、思いっきり楽しみたいなぁ。

コメント

ハリー
2017年6月12日11:30

デレローくっそ懐
上のやつ全部もってましたわ

紅武者
2017年6月12日18:21

大地の怒りと緑の防御円とかなついですねー。
デレローはタッチという概念を教えてくれた生物学ですねー。

最近デメリット付きカードがなくてさびしいものです。

黄色い河の人、そべお
2017年6月12日18:23

最近飲み屋でMTG仲間とオームズバイゴアの邪眼について熱く語り合いました。

能力、イラスト、カード名全てにインパクトのある素晴らしいカードです^^

奈落の玉
2017年6月13日13:09

はじめまして
以前からこっそり拝見しておりましたが、「デメリットの美学」と
>弱いカードなんていう概念は、あの頃にはなくって、すべてのカードが輝いていたなぁ。(遠い目)
に全力で共感してしまったので思わずリンクさせていただきました。

本当にあの頃は資産もないし、カードも大型クリーチャーにはデメリットがあったりなどいろいろと工夫し甲斐がありましたね。
老いたるランド・ワームの一回防御すると目が覚めて攻撃できるみたいなデメリットにロマンを感じてよく使ってました。攻撃できた覚えがないですが(笑)

生息条件(島)
2017年6月15日6:56

>ハリーさん

書いている私自身も、懐かしさでなんとも言えない気持ちになってました。


>紅武者さん

紅武者さんは防御円派でしたか。
私は《魂の絆》派でした。

デメリットを如何に活かすか考えるのも楽しいので、そんな文化がなりを潜めている今は、確かに寂しいですね。

生息条件(島)
2017年6月16日10:04

>黄色い河の人、そべおさん

良いですねぇ!その飲み会。

私も参加して、熱い邪眼トークを繰り広げたかったです。(笑)


>奈落の王さん

初めまして。
コメント&リンクを頂き、ありがとうございます。

画像にお使いの《奈落の王》も、デメリット付きのファッティの代名詞ですよね。
そのイラスト、存在感、フレーバー共に完璧で、当時の私も憧れましたよ。

《老いたるランド・ワーム》も、独特なイラストと効果が素敵なカードでした。
嗚呼、昔が本当に懐かしい。

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