東方妄想デュエル⑥(十六夜 咲夜VS紅 美鈴)
東方妄想デュエル⑥(十六夜 咲夜VS紅 美鈴)
―紅魔館・美鈴の部屋―

(コンコンコンッ)
美鈴「どうぞ、開いてますよ。」
咲夜「お仕事お疲れ様、美鈴。そしてお邪魔するわ。」
美「咲夜さんもお疲れ様です。」
咲「はい、差し入れ。」
美「わぁ!いつもありがとうございます!」

咲「それにしても、レミリアお嬢様には困ったものね。」
美「皆を集めたかと思ったら、いきなり『全員大会で優勝して来い』ですからね。」
咲「FNMでも良いらしいけど、本当に無茶ぶり。まぁ、いつものことだけれど。」
美「地霊殿の皆さんに対抗意識を燃やしているようですね。」
咲「あちらは何名か優勝しているらしいから。こちらはまだ1名だけね。」
美「小悪魔さん、凄いですよね。テーロス環境になってから、黒単信心で暴れているようです。」
咲「パチュリー様も、『小悪魔は私が育てた』とおっしゃっているそうよ。」

美「さて、ではそろそろ練習会を始めましょうか。先攻はどうします?」
咲「美鈴、差し入れのチョコを一つかじってみて。中にナッツが入っていれば先攻で良いわ。」
美「はい、いただきます・・・うん、ナッツですね。」
咲「では・・・」

美・咲『よろしくお願いします。』


美「【セレズニアのギルド門】をタップ状態で置いて、ターン終了です。」(L20、H6)
咲「私のターンにドロー、【神聖なる泉】をアンタップインで2点ロス、【万神殿の兵士】をプレイ。」

万神殿の兵士 白 2/1
クリーチャー — 人間、兵士
プロテクション(多色)
対戦相手が多色の呪文を1つ唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。


美「物凄く強い【サバンナ・ライオン】ですね」
咲「こんな人間に出てこられては、さしもの百獣の王も涙目ね。ターンエンド。」(L18、H6)

美「ドロー、【イゼットのギルド門】をタップ状態で置いて、ターン終了です。」(L20、H6)
咲「あら、【安全の領域】デッキはやめて、門デッキにしたの?前のデッキには、そんな色は入らないものね。」
美「そうですね、ちょっと攻撃的なデッキを作ってみたくて、組んでみました。」
咲「そうなの。
  (・・・攻撃的なデッキ?門デッキも攻撃的とは言えないし、別のデッキなのかしら。
   まぁ、進めていけば分かるでしょうけど。)」

咲「ドロー、【万神殿の兵士】でアタック。」
美「はい、残り18です。」
咲「では【平地】をセットして、【果敢なスカイジェク】をプレイ。ターンエンド。」(L18、H5)

美「ドロー、【シミックのギルド門】をタップ状態で置き、【旅するサテュロス】を召喚します。」

旅するサテュロス 1緑 1/2
クリーチャー — サテュロス、ドルイド
T:土地1つを対象とし、それをアンタップする。


咲「(やっぱりどう見ても門デッキね。)
  なるほど、そのクリーチャーでタップインランドの欠点を補う訳ね。」
美「【緑側の見張り】は門しか起こせない欠点がありましたが、このカードは何でも起こせますからね。」
咲「あら、それならお昼寝好きな門番さんも起こせるかしら?(クスクス)」
美「あはは・・・(汗)
  タ、ターン終了です。」(L18、H5)
咲「ドロー、【平地】セット。そして【リーヴの空騎士】をプレイして【旅するサテュロス】を留置するわ。」(L18、H5)
美「うぅん、その能力は地味に厄介ですね。咲夜さんの次のターンまで、サテュロスは動けません。」
咲「では、兵士とスカイジェクでアタック。合計は5点ね。」
美「残り13です。」
咲「ターンエンド。」(L18、H4)

美「ドロー、【森】を置きます。」
咲「(なるほど、迷路と門以外の土地も入っているのね。
   でも、これで門が揃うのは遅れたし、このターンに【至高の評決】が飛んでくることもない、と。)」
美「4マナで【サルーリの門番】を召喚。CIP能力で7点のライフを得て、残り20です。
  ターン終了。」(L20、H)
咲「ドロー・・・本当にその門番は優秀ね。うちにも欲しいくらい。」
美「紅魔館に門は2つもありませんよ。」
咲「ふふ、それもそうね。
  【平地】をセットして【ヘリオッドの槍】をプレイ!」

ヘリオッドの槍 1白白
伝説のエンチャント アーティファクト
あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
1白白、T:このターンにあなたにダメージを与えたクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。


美「うっ、全体強化エンチャントですか。」
咲「さらに【精霊への挑戦】をプレイして緑を選択。
  私の白のクリーチャーはすべてプロテクション(緑)を得るわ。全員でアタック、合計11点。」
美「残り9です。」
咲「ターンエンドよ。」(L18、H2)

美「ドロー、【オルゾフのギルド門】をタップ状態で置き、それを【旅するサテュロス】の能力で起こします。」
咲「(【至高の評決】かしらね、まぁ、1度くらいは・・・)」
美「5マナで【クルフィックスの預言者】を召喚します。」

クルフィックスの預言者 3青緑 2/3
クリーチャー — 人間、ウィザード
他の各プレイヤーのアンタップ・ステップに、あなたがコントロールするすべてのクリーチャーとすべての土地をアンタップする。
あなたはクリーチャー・カードを、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。


咲「・・・え?」
美「どうかしましたか?」
咲「いえ、なんでもないわ、続けてちょうだい。
  あぁ、【万神殿の兵士】でライフを1点得るわね」(L19、H2)
美「了解です。では、【サルーリの門番】で攻撃し、ターン終了。」(L9、H3)

咲「(・・・おかしい、明らかに異質な動き方ね。
   確かに【迷路の終わり】を毎ターン起動できるけれど、この状況で間に合うとは思えない。
   実はクリーチャーがメイン?でも、門デッキにそこまでクリーチャーが入るとは考え難いし・・・)」
美「あのー、咲夜さん?」
咲「あぁ、ごめんなさい、私のターンだったわね。
  ドローして・・・そのキナ臭い預言者には【拘留の宝球】でご退場願うわ。
  そして2枚目の【精霊への挑戦】で、同じくプロテクションは緑。全員でアタック、11点。」
美「咲夜さんのアンタップ・ステップに、預言者の効果で私の土地とクリーチャーは起きています。
  土地から5マナ、【旅するサテュロス】で起こして合計6マナ。X=3で【スフィンクスの啓示】!」
咲「なるほど、預言者を使うなら当然そう構えているでしょうね。」
美「3ドローし、ライフは12に。そして11点受けて残り1です。」(L1、H5)
咲「【万神殿の兵士】でこちらもライフを得て、ターンエンド。」(L18、H1)


―場のおさらい―

◆美鈴の場(L1、H5)

旅するサテュロス
サルーリの門番
クルフィックスの預言者(拘留の宝球で追放中)


セレズニアのギルド門
イゼットのギルド門
シミックのギルド門
オルゾフのギルド門


◆咲夜の場(L18、H1)

万神殿の兵士
果敢なスカイジェク
リーヴの空騎士

拘留の宝球(預言者にエンチャント中)
ヘリオッドの槍

神聖なる泉
平地×3


美「ここが正念場、ですね。」
咲「そうね、そちらのライフは残り1。ここからどう守っていくのか興味深いわ。」
美「・・・言ったでしょう?“攻撃的なデッキを組んだ”って!
  ドロー、【ゴルガリの魔除け】で【拘留の宝球】を破壊します。
  そして、【裂响周围】!!」
咲「は、【はじける境界線】!?」
美「【サルーリの門番】で攻撃し、【ボロスのギルド門】を置きます。
  そして【旅するサテュロス】で門を1つ起こし、【はじける境界線】の効果で門を2つタップ。
  咲夜さんに2点を飛ばします。」
咲「【万神殿の兵士】で1点のライフを得ているから、合計で3点ダメージね。」(L15、H1)
美「ターンエンドです。」(L1、H3)

美「咲夜さんのアンタップ・ステップで、こちらのクリーチャーと土地をアンタップ。」
咲「【はじける境界線】が動き出せる、という訳ね。
  もう形振りなんてかまっていられないわ!
  ドローして、全員でアタック、そして【アゾリウスの魔除け】をプレイし、絆魂を得るモードを・・・」
美「【森】から【濃霧】を唱えます。」
咲「~~~~~~~~~~~~~!!!」
美「何かしますか?」
咲「ターンエンド、よ。」
美「では、それに対応して門5つと、【旅するサテュロス】で起こした門で【はじける境界線】を起動します。」
咲「残り9。」(L9、H1)

美「ドローして、【シミックのギルド門】をタップ状態で置きます。
  そして、先ほどと同じく【はじける境界線】で6点飛ばし、ターン終了です。」
咲「残り3。そして私のドロー前に・・・」
美「はい、門をタップして3点飛ばします。」
咲「投了、ね・・・」(L3→0)


咲「あと一歩が及ばなかったわね。」
美「なんとか間に合いました。」
咲「結局見かけなかったけど、【迷路の終わり】は入っているの?」
美「勿論入っていますよ。アンタップする手段はありますし、手札破壊やカウンターをものともしない勝ち手段は魅力ですからね。」
咲「なるほど、揃えられればそれで勝つし、揃わなくとも【クルフィックスの預言者】で【はじける境界線】のダメージを倍にして削りきる、と。
  確かに攻撃的ね。」
美「でも、その分防御的なパーツは従来の門デッキよりも減らしていますから、早い相手にはサイドからかなり入れ替えます。」
咲「私のこのデッキも、多少は早さを意識したつもりなのだけれど。」
美「十分早いと思いますよ。
  しかもただ早いだけじゃなくて、相手を封じながら立ち回りますから、結構厄介でした。」
咲「・・・ねぇ、もう1回やらない?」
美「勿論、何戦でもお付き合いしますよ。」
咲「ふふっ、こんなに月も紅いから?」
美「こんなにチョコが甘いから、です。」
伏魔殿のピュクシスについて、質問
伏魔殿のピュクシスについて、質問
伏魔殿のピュクシスについて、質問
このままだと毎試合ジャッジを呼ぶことになりそう。
皆様こんにちは、生息条件(島)です。

【伏魔殿のピュクシス】の効果の解決が、よく分からなくなってきました。

例えば、自分が出せるのが
・鍛冶の神、パーフォロスA
・鍛冶の神、パーフォロスB
・モーギスの狂信者

相手が出せるのが
・拘留の宝球A
・拘留の宝球B

で、相手のターン終了時にピュクシスを起動する場合。

同時にパーマネントが出て、同時に効果を発動させるので

①パーフォロスAで4点、Bでも4点、モーギスで3点の、合計11点が飛ぶ
②拘留の宝球A、Bの効果

相手のターンなので、アクティブプレイヤーは向こう。
②→①の順番でスタックに乗り、①→②の順番で処理する。
しかし、パーフォロス(同名の伝説のクリーチャー)が2体いるので、どちらかを墓地送りにし、それからスタックの解決。
①が処理され、②によってこちらのモーギスとパーフォロスが追放される。

ざっくりとですが、こんな処理の仕方で良いのでしょうか。


次に、自分のターンでピュクシスの効果を行う場合。

アクティブプレイヤーは自分なので、上記で言う①が先にスタックに乗り、そのあとで②。
順番的に先程とは逆で、②→①の順で処理される。
この時、伝説の処理はどうなるのでしょう。

・相手が選んだパーフォロスを、伝説のルールにのっとって墓地送りにできるのか(③)
・優先的にパーフォロスの処理を行わなければならず、そのあとで宝球によって、モーギスと残ったパーフォロスが追放されるのか(④)

でもどちらにせよ、パーフォロスとモーギスの効果は解決するので、相手に11点を飛ばせる、という解釈で良いのでしょうか。
なんだかそれすらも怪しいような。
どなたか教えてください!


デッキは作ってみたいものの、なんかもう、ごちゃごちゃになってます。
数枚でこれなのですから、10枚とか取り除かれて、しかも面倒な効果が重複したら、それだけで試合が終わりそうですよ。(苦笑)
牛単デッキ
牛単デッキ
牛単デッキ
『牛(ミノタウロス)が多く入った赤単』の略。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

先日投稿した日記に、リンク仲間のりゅーやさんから

「友達とケンタウロス対ミノタウロスやってます」

というコメントを頂いたのですよ。

デッキを組む上で、そういう部族テーマというか、何かしらのルールを決めて組むのって楽しいですよね。
ゾンビデッキやスリヴァーデッキ、ゴブリンなど、普通に強い部族もあれば、日の目を見ない部族もある。
でも、その日の目を見ない部族を無理やり作るのもまた楽しいものです。


という訳で本日の水曜大会は、ミノタウロス赤単で出てきました。
【ボロスの反攻者】や【モーギスの狂信者】は勿論、【怒血のシャーマン】、【死呻きの略奪者】、【ミノタウロスの頭蓋断ち】も入れております。

使った感想・結果は、劣化赤単&全敗。
うん、各カードを使うたびに、これじゃない感を半端なく感じました。(汗)

仙台の名物が牛タンだからなのか、実はミノタウロスデッキを作ろうとするプレイヤーが多いらしいのですが、流石にまだ構築レベルではないですね。
次のエキスパンションで、仔牛が出てくるのを期待します。


でも、やっぱりカジュアル構築は楽しいもの。
赤嫌いな私も、こういうデッキであれば組みたくなります。
リンク仲間のジャミラさんが構築したような、素敵デッキには程遠いですけどね。

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