青色ファッティ話(後編)
青色ファッティ話(後編)
青色ファッティ話(後編)
後編は、前編よりも多少時の経ったカードが多いです。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

◆水底のビヒモス

第二の【リバイサン】として、当時の私のデッキのエースとなっていたカード。

リバイサンより軽く、デメリットがなく、【幻影の地】によって相手にブロックされないファッティはかなり魅力的でした。
今思うと、何一つとしてあっていない認識なのですけどね。(苦笑)

このカードの種族、当時は『リバイサン』だと思っていたのですが、今確認したら『海蛇』でしたね。
前編に挙げたカードも、その大半が海蛇。

当時の青の大型水棲生物は海蛇が占めていたというのもありますが、私がただ単に海蛇のデザインが好きなのでしょう。
15年越しの、意外な真実でしたよ。


◆巨大鯨

能力に目がいきがちですが、私はこのフレーバー・テキストが大好きでした。
その巨大さを端的に表しておりますし、鯨の死という物悲しさの中に、これから様々な物語を生みだしていくワクワク感があり、色々と妄想を掻き立ててくれたものです。

このカードのイラストが頭にあったので、今回の【壮大な鯨】にも一目惚れしたのかもしれませんね。
そう思うと、感慨深いなぁ。


◆砂州の大海蛇

このカードは青色ファッティデッキではなく、【波動機】でサイクリングしまくって【生ける屍】で墓地のカードを一気に場に出す、所謂『波動機リアニメイト』で使っていた記憶があります。

当時もその波動機リアニメイトが強すぎるということで、あっという間に波動機は禁止カードになりましたが、別に気にせずカジュアルプレイで使っておりました。
まぁ、使っていても全然楽しくなかったので、次第に使わなくなりましたけどね。
マナを貯めてファッティで殴った方が楽しいですよ。


◆シー・モンスター

そのチョウチンアンコウみたいな顔が好きだった青色ファッティ。

第6版で『生息条件』が廃語になり、【大海蛇】の代わりにこのカードが基本セットの常連になった時は悲しかったですが、そのひょうきんな顔で、傷心していた私の心を慰めてくれた気がします。
こう言うのも照れくさいですが、当時はありがとう、シー・モンスター。


カードって、勿論強さは大事なのですけど、思い入れだったり時代背景だったり、思い出だったり、色々なものが混じって心に残るものだと思うのですよ。

ゲームとしての面白さは言うまでもなく、個人個人が人と繋がってゲームを作り上げていくからこそ、MTGというゲームはこんなにも多くの人を魅了しているのでしょう。
競技としての勝ち負けは意識しつつも、そういう根っこの楽しさの部分は絶対に忘れないで、これからも続けていきたいものです。


◆潮路の海蛇

ネメシスのパッケージに使われていたので、名前はともかくこのイラストに見覚えがあるという方は、結構いるのではないでしょうか。

ファッティと言うには小型ですが、このヌメッとしたイラストと、危なくなったらトプンと水の中に消え、また姿を現すというカード・デザインが好きでした。
まぁ、当時の私は大会にも出ていて、カードの強さがそれなりに分かってきていた頃でしたからね。
流石にこのカードを大会で使うことはありませんでしたが、やっぱりカジュアルでは使っておりました。
三つ子の魂百まで、ですね。


◆隠されし海蛇

今でも語り草となっている、ある意味話題には事欠かないエキスパンション『プロフェシー』原産の海蛇。
能力がまさにプロフェシーですし、そのマナコストとパワー/タフネスの悲しさもプロフェシーらしい。
いやぁ、そりゃ隠したくもなりますわ。(笑)


◆深海の生息者

思い出話最後のカードは、ポータル・セカンドエイジ最大のサイズを持つ海蛇。
11/11というサイズが魅力的なのでたまに使っておりましたが、場に出たらただのバニラになり下がるばかりか、自ら場を壊滅した揚句に除去されると悲しい気分になるので、いつしか自然にデッキから外れておりました。
序盤から釣ってくるにしても、他にクリーチャーはいくらでもおりますからね。

でもサイズは好き。
大きいは正義。

あと、ポータル版ではファンタジックな怪獣のように描かれておりますけど、個人的には第10版のナマコっぽい生物の方が好き。
だってポータル版のイラストは、思いっきり水面に出てきてしまっておりますし、なんか生物っぽくないんですもの。
深海でコポコポ潜んでいる第10版の方がそれらしいですよ。
愛嬌があって可愛いし。



長々と書いてきましたが、とりあえずはこんなところですかね。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

こうして思い出話を書けるくらいですから、やはり私は根っからの巨大水棲生物好きなようです
勿論、【サルディアの巨像】とか【世界棘のワーム】といったファッティも好きですけど。

書いている内に、色々と当時の事を思い出して、かなり懐かしい気分になりました。
皆様もたまに、思い出のカードを思い返して、物思いに耽ってみるのも楽しいかもしれませんよ?

是非是非素敵な思い出話、聞かせてくださいな。
ウェザーライト話
ウェザーライト話
飛翔艦ではなく、エキスパンションの方。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。

昨日の日記にて、青いファッティのことを色々と綴りましたが、やっぱり自分がMTGを始めた頃のエキスパンションが、一番思い出深いようですね。
好きなカードも、MTGを始めた初期のものに偏っておりましたし。

私のMTG歴は

ミラージュブロック~テンペスト初期

ウルザブロック後期~オデッセイブロック初期

そしてラヴニカ:ギルドの都を少し

と結構飛び飛び。

その中でも思い出深いのが、本格的に始めた『第5版』と、一番好きなエキスパンションである『ウェザーライト』なのです。
ちなみに二番目に好きなのは『メルカディアン・マスクス』です。
マスクス・ブロックは結構どれもお気に入り。
うん、基本的に地味なのが好きなのですよ。


ウェザーライトは、所謂『ウェザーライト・サーガ』が始まったエキスパンション。
同ミラージュ・ブロックであるミラージュ、ビジョンズとは全く世界観が異なるという、不思議なエキスパンションでした。

だからこそ世界観がそれ一つで収まっており、カード収集や物語導入がしやすかったというのが、エキスパンションとしてのウェザーライトが好きな理由かもしれませんね。


カード・リストを見ているだけでも、当時のカードに対する憧れや情景、デッキの話などがあれこれ出てきます。

実は全カードを集めた、唯一のエキスパンションでしてね。
残念ながらそのカード自体は、一度MTGを引退した際に捨ててしまったのですが、それこそレアどころかコモン1枚1枚に対して思い出話が出来てしまうほど。
はっきり言って誰得な話ではございますが、いつか少しずつでも書いてみようかと思っております。

カードレビューではなく、あくまで思い出話。
こんなデッキを作ろうとしたとか、こんな経緯で手に入れたとか。
当時が小、中学生くらいだっただけに、カード1枚1枚が宝ものでしたから、よく覚えているのでしょうねぇ。

うぅむ、昨日から昔のことばかり思い出されるのは、心が疲れている証拠なのでしょうか。
いやいや、今はMTGの停滞期ですから、基本に帰ろうとしているだけだと信じたい。
まだ老け込むような年ではございませんし。


ここまでずらずら書いてきて、本当に1枚1枚の思い出話を書きたくなってきました。

【サンダーメア】、【アボロス】、【黄金像】、【トレイリアの大海蛇】などは、私の青春時代といっても過言ではない憧れのカードですし、【ガロウブレイド】、【モリンフェン】、【ケルドのマラクザス】は、数ある伝説のクリーチャーの中でも群を抜いてお気に入りのカード。
【最後の審判】なんて言った日には、嗚呼もうただただ胸の高鳴りを抑えるので精一杯ですよ!


皆様の、一番思い入れのあるエキスパンション、青春時代のエキスパンションはなんですか?
スタンダードが停滞期な今、昔の自分を思い返してみるのも有意義かもしれませんよ。

え、GP北九州の準備で忙しい?
うん、ごもっとも。(笑)

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