東方妄想デュエル①(魔理沙VSパチュリー)
2013年4月29日 東方MTG妄想・短文集 コメント (3)
パチュリーのデッキを考えていたら不意に妄想が弾けたので、いつも以上に気持ちの悪い妄想デュエルをペタリ。下手な文章も相まって、閲覧注意。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。
―紅魔館・大図書館―
魔理沙(以下、魔)「なぁ、パチュリー。」
パチュリー(以下、パ)「どうしたの?魔理沙、怪訝な顔をして。」
魔「確か今日は、ドラゴンの迷路のカードを見せてくれるって約束だったよな?」
パ「そうね。まだ出回っていないのをレミィがどこからか持ってきたから、あなたに見せてあげようと思って小悪魔を使いに出したわ。」
魔「ついでに一戦交えようという言伝だったよな?」
パ「そうね。」
魔「じゃあ、その机の上にうず高く積まれているのは、新しいカードだけじゃなくって…」
パ「デッキね。」
魔「………」
パ「………」
魔「おいパチュリー、なんでこのご時世に、しかも新カードを見せようって時のデッキがバベルなんだよ!」
パ「何を言っているの。新しいカードだって、そう1つのデッキにいくつも入るものではないわ。それならこうして沢山使える方が合理的じゃない。」
魔「複数作れよ、デッキを!」
パ「図書館でそう声を荒げるものではないわ。やってみれば話は早いわよ。」
魔「確かにそうだが…」
パ「ほら、早く始めましょう。妹様が起きてくる前に。」
魔「まぁ、フランが入ってきたら一瞬で倒壊するよな、そのデッキ。無駄にトリプルスリーブだし。」
パ「こぁが一晩でやってくれました。」
魔「…鬼め。」
魔「ダイスロール…6か。」
パ「私は…9。私の先行ね。マリガンはないわ。」
魔「私も大丈夫だ。では…」
パ・魔『よろしくお願いします。』
パ「【繁殖池】をタップイン、ゴー。」(L20、H6)
魔「私のターン、ドロー。2点支払って【踏み鳴らされる地】をアンタップ状態で場に出し、【実験体】を召喚するぜ。ターンエンドだ。」(L18、H6)
パ「ドロー、【森】をセットして【遥か見】をプレイするわ。そして【神無き祭殿】をタップイン。ゴー。」(L20、H5)
魔「(いきなり4色が揃ったか。あの土地の選び方からすると、もしや5色入れているのか?)」
魔「…まぁ、今考えても仕方がないな。私のターン、ドロー。【根縛りの岩山】を出し、【炎樹族の使者 】と【火打ち蹄の猪】を召喚。【実験体】の効果で、自身に+1/+1カウンターを2個乗せるぜ。そして【実験体】で攻撃だ。」
パ「いいわ、グルールの得意な展開ね。残りライフは17よ。」
魔「まぁ、このくらいわな。ターンエンドだ。」(L18、H4)
パ「ドロー…2点支払って【蒸気孔】をアンタップイン。4マナで【レインジャーの道】をプレイするわ。そして【繁殖池】と【寺院の庭】をタップイン。ゴー。」(L15、H4、土地6)
魔「やっぱり5色だったか。それにしても強気だな、この状態でフルタップとは。」
パ「グルール相手に多少の被弾は覚悟の上よ。」
魔「多少ときたか、それならこっちは好きにさせてもらうぜ!」
魔「ドローして【森】を場に出し、全員で攻撃。ブロック指定前に【実験体】に【ゴーア族の暴行者】の[勇血]で+4/+4とトランプルを付ける。通るなら12点だ。」
パ「通るわ、残りライフ3。」
魔「…ターンエンドだ。」(L18、H3)
魔「(如何に展開が遅く、好きなカードが引きにくいバベルとはいえ、随分と悠長だな。ドラゴンの迷路のカードもないし、何を狙っているんだ?)」
魔「(まぁ、私の手札には【地獄乗り】がある。仮に全体除去をされようが、次のターンで終わりだ!)」
パ「ドロー、【シミックのギルド門】をタップイン。…そうね、そろそろ新しいカードを見せようかしら。」
パ「3マナで【盗まれた計画】をプレイするわ。」
魔「【予言】のマルチカラーか。対象はどっちだ?」
パ「私よ。ライブラリーのトップから2枚、墓地へ送るわ。【戦慄の感覚】と【機知の戦い】ね。そして2ドロー。…ゴー。」(L3、H5、土地7)
魔「よりにもよって勝ち手段が落ちたな。まぁ、【戦慄の感覚】なんて厄介なカードも落ちたが。」
パ「全然厄介そうな顔をしていないわよ、魔理沙。【地獄乗り】を持っているのでしょう?」
魔「ドロー。流石のご炯眼だな。2点のライフを支払って【踏み鳴らされる地】をアンタップ状態で場に出し、お望み通り【地獄乗り】を召喚するぜ。」
魔「さぁどうする?如何に【戦慄の感覚】でも、もう私のクリーチャーは止められないぜ?」
パ「…3マナで【暴動鎮圧】。」
魔「おっ、また新しいカードだな、どんな効果だ?」
パ「そちらのクリーチャーの数に等しいライフゲインと、私へのダメージの無効化よ。」
魔「【濃霧】の効果とライフ回復の組み合わせは厄介だな、なら【地獄乗り】の効果で4点…」
パ「勘違いしないで。【暴動鎮圧】が無効化するのは戦闘ダメージだけではない。私へのすべてのダメージよ。」
魔「げっ、さらに厄介だな。」
パ「まぁ、その分こちらのクリーチャーへのダメージは軽減できないけど、赤相手に自分を守るには最適なカードね。」(L7、H4、土地7)
魔「このターンでトドメはさせなかったか。ターンエンドだ。」(L16、H2)
パ「ドロー…。ねぇ魔理沙、あなた確かさっき言ったわよね、このデッキがバベルだって。」
魔「あぁ、確かに言ったな。その山札の高さを見れば誰だってそう思うだろ。現に【機知の戦い】も入っていたし。」
パ「そうね。でもその指摘、半分正解で半分不正解よ。」
パ「【森】をセットし、2マナ支払って【イゼットの魔除け】をプレイ。選ぶのは3番目のモード。2ドローし、【セレズニアのギルド門】と【全知】を捨てるわ。」
魔「なるほど、【全知】も入っている訳か。だがそれが一体…」
パ「そしてさらに5マナで【オブゼダートの救済】をプレイ、選ぶのは今捨てた【全知】よ。」
魔「なっ!クリーチャーだけじゃなく、パーマネントのリアニメイトなんてありなのか!?」
パ「これで私がプレイする呪文はすべてマナ・コストを支払わなくてよくなったわ。」
パ「追加で【高まる野心】をプレイし、ライブラリーから【時間の熟達】をサーチしてそのままプレイするわ。そしてゴー。」(L3、H1、土地8)
パ「私の追加ターン…さぁ、そびえ立つ英知の塔にひれ伏しなさい!」
パ「墓地から【高まる野心】をFB。そしてもう半分の正解、【機知の戦い】と【時間の熟達】をサーチしてそのままプレイするわ。どう?続ける?」
魔「ぐっ…悠長なのは私の方だったか…」(投了)
魔「他にはどんな新カードを入れているんだ?」
パ「そうね、ドローカードなら【発掘された道しるべ】、除去なら【変化/点火】や【花崗岩の凝視】、上手くいけばかなりのマナ・ブーストになる【原形質捉え】も面白いから採用しているわ」
パ「あとは決め手として【天才の煽り】や【ラル・ザレック】も期待して入れているけど、マナの問題でこの辺りはまだ調整中ね。」
魔「なるほど、使えるカードは多い訳だな。流石にバベルを使うのは、パチュリー以外にいないと思うが。」
パ「確かにバベルはそう多くはないでしょうけど、今回のように【全知】に期待して【オブゼダートの救済】を使うプレイヤーは出てくると思うわ。」
パ「とにかく全ギルドのカードが登場したから、今まで以上に多彩なデッキが出回るのは間違いないでしょうね。」
魔「それは楽しみだな。あー、私も早く新カードを使ってみたいぜ。」
================
はい、如何だったでしょうか。
多くの東方MTG動画が登場しているので、私も感化されてこの手の文章を書きたくなりましてね。
書きなぐってしまいました。
文字だけでは分かり難いですし、間違いも多くあるでしょう。
そもそも現実では、バベルでこんなブン回りはまず出来ないので、本当に妄想上でしか実現しえないデッキだと思います。
ただ、本当にデュエルシナリオを考えるのって大変なのだなと、動画制作者様の苦労の何十分の一かでも味わえた気がします。
いつも楽しいひと時を届けてくださる制作者の皆様には、感謝しませんとねぇ。
皆様こんばんは、生息条件(島)です。
―紅魔館・大図書館―
魔理沙(以下、魔)「なぁ、パチュリー。」
パチュリー(以下、パ)「どうしたの?魔理沙、怪訝な顔をして。」
魔「確か今日は、ドラゴンの迷路のカードを見せてくれるって約束だったよな?」
パ「そうね。まだ出回っていないのをレミィがどこからか持ってきたから、あなたに見せてあげようと思って小悪魔を使いに出したわ。」
魔「ついでに一戦交えようという言伝だったよな?」
パ「そうね。」
魔「じゃあ、その机の上にうず高く積まれているのは、新しいカードだけじゃなくって…」
パ「デッキね。」
魔「………」
パ「………」
魔「おいパチュリー、なんでこのご時世に、しかも新カードを見せようって時のデッキがバベルなんだよ!」
パ「何を言っているの。新しいカードだって、そう1つのデッキにいくつも入るものではないわ。それならこうして沢山使える方が合理的じゃない。」
魔「複数作れよ、デッキを!」
パ「図書館でそう声を荒げるものではないわ。やってみれば話は早いわよ。」
魔「確かにそうだが…」
パ「ほら、早く始めましょう。妹様が起きてくる前に。」
魔「まぁ、フランが入ってきたら一瞬で倒壊するよな、そのデッキ。無駄にトリプルスリーブだし。」
パ「こぁが一晩でやってくれました。」
魔「…鬼め。」
魔「ダイスロール…6か。」
パ「私は…9。私の先行ね。マリガンはないわ。」
魔「私も大丈夫だ。では…」
パ・魔『よろしくお願いします。』
パ「【繁殖池】をタップイン、ゴー。」(L20、H6)
魔「私のターン、ドロー。2点支払って【踏み鳴らされる地】をアンタップ状態で場に出し、【実験体】を召喚するぜ。ターンエンドだ。」(L18、H6)
パ「ドロー、【森】をセットして【遥か見】をプレイするわ。そして【神無き祭殿】をタップイン。ゴー。」(L20、H5)
魔「(いきなり4色が揃ったか。あの土地の選び方からすると、もしや5色入れているのか?)」
魔「…まぁ、今考えても仕方がないな。私のターン、ドロー。【根縛りの岩山】を出し、【炎樹族の使者 】と【火打ち蹄の猪】を召喚。【実験体】の効果で、自身に+1/+1カウンターを2個乗せるぜ。そして【実験体】で攻撃だ。」
パ「いいわ、グルールの得意な展開ね。残りライフは17よ。」
魔「まぁ、このくらいわな。ターンエンドだ。」(L18、H4)
パ「ドロー…2点支払って【蒸気孔】をアンタップイン。4マナで【レインジャーの道】をプレイするわ。そして【繁殖池】と【寺院の庭】をタップイン。ゴー。」(L15、H4、土地6)
魔「やっぱり5色だったか。それにしても強気だな、この状態でフルタップとは。」
パ「グルール相手に多少の被弾は覚悟の上よ。」
魔「多少ときたか、それならこっちは好きにさせてもらうぜ!」
魔「ドローして【森】を場に出し、全員で攻撃。ブロック指定前に【実験体】に【ゴーア族の暴行者】の[勇血]で+4/+4とトランプルを付ける。通るなら12点だ。」
パ「通るわ、残りライフ3。」
魔「…ターンエンドだ。」(L18、H3)
魔「(如何に展開が遅く、好きなカードが引きにくいバベルとはいえ、随分と悠長だな。ドラゴンの迷路のカードもないし、何を狙っているんだ?)」
魔「(まぁ、私の手札には【地獄乗り】がある。仮に全体除去をされようが、次のターンで終わりだ!)」
パ「ドロー、【シミックのギルド門】をタップイン。…そうね、そろそろ新しいカードを見せようかしら。」
パ「3マナで【盗まれた計画】をプレイするわ。」
盗まれた計画 (1)(青)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から2枚のカードを自分の墓地に置く。カードを2枚引く。
魔「【予言】のマルチカラーか。対象はどっちだ?」
パ「私よ。ライブラリーのトップから2枚、墓地へ送るわ。【戦慄の感覚】と【機知の戦い】ね。そして2ドロー。…ゴー。」(L3、H5、土地7)
魔「よりにもよって勝ち手段が落ちたな。まぁ、【戦慄の感覚】なんて厄介なカードも落ちたが。」
パ「全然厄介そうな顔をしていないわよ、魔理沙。【地獄乗り】を持っているのでしょう?」
魔「ドロー。流石のご炯眼だな。2点のライフを支払って【踏み鳴らされる地】をアンタップ状態で場に出し、お望み通り【地獄乗り】を召喚するぜ。」
魔「さぁどうする?如何に【戦慄の感覚】でも、もう私のクリーチャーは止められないぜ?」
パ「…3マナで【暴動鎮圧】。」
暴動鎮圧 (2)(白)
インスタント
あなたは、あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体につき1点のライフを得る。このターン、あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
魔「おっ、また新しいカードだな、どんな効果だ?」
パ「そちらのクリーチャーの数に等しいライフゲインと、私へのダメージの無効化よ。」
魔「【濃霧】の効果とライフ回復の組み合わせは厄介だな、なら【地獄乗り】の効果で4点…」
パ「勘違いしないで。【暴動鎮圧】が無効化するのは戦闘ダメージだけではない。私へのすべてのダメージよ。」
魔「げっ、さらに厄介だな。」
パ「まぁ、その分こちらのクリーチャーへのダメージは軽減できないけど、赤相手に自分を守るには最適なカードね。」(L7、H4、土地7)
魔「このターンでトドメはさせなかったか。ターンエンドだ。」(L16、H2)
パ「ドロー…。ねぇ魔理沙、あなた確かさっき言ったわよね、このデッキがバベルだって。」
魔「あぁ、確かに言ったな。その山札の高さを見れば誰だってそう思うだろ。現に【機知の戦い】も入っていたし。」
パ「そうね。でもその指摘、半分正解で半分不正解よ。」
パ「【森】をセットし、2マナ支払って【イゼットの魔除け】をプレイ。選ぶのは3番目のモード。2ドローし、【セレズニアのギルド門】と【全知】を捨てるわ。」
魔「なるほど、【全知】も入っている訳か。だがそれが一体…」
パ「そしてさらに5マナで【オブゼダートの救済】をプレイ、選ぶのは今捨てた【全知】よ。」
オブゼダートの救済 (3)(白)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地にあるパーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
魔「なっ!クリーチャーだけじゃなく、パーマネントのリアニメイトなんてありなのか!?」
パ「これで私がプレイする呪文はすべてマナ・コストを支払わなくてよくなったわ。」
パ「追加で【高まる野心】をプレイし、ライブラリーから【時間の熟達】をサーチしてそのままプレイするわ。そしてゴー。」(L3、H1、土地8)
パ「私の追加ターン…さぁ、そびえ立つ英知の塔にひれ伏しなさい!」
パ「墓地から【高まる野心】をFB。そしてもう半分の正解、【機知の戦い】と【時間の熟達】をサーチしてそのままプレイするわ。どう?続ける?」
魔「ぐっ…悠長なのは私の方だったか…」(投了)
魔「他にはどんな新カードを入れているんだ?」
パ「そうね、ドローカードなら【発掘された道しるべ】、除去なら【変化/点火】や【花崗岩の凝視】、上手くいけばかなりのマナ・ブーストになる【原形質捉え】も面白いから採用しているわ」
パ「あとは決め手として【天才の煽り】や【ラル・ザレック】も期待して入れているけど、マナの問題でこの辺りはまだ調整中ね。」
魔「なるほど、使えるカードは多い訳だな。流石にバベルを使うのは、パチュリー以外にいないと思うが。」
パ「確かにバベルはそう多くはないでしょうけど、今回のように【全知】に期待して【オブゼダートの救済】を使うプレイヤーは出てくると思うわ。」
パ「とにかく全ギルドのカードが登場したから、今まで以上に多彩なデッキが出回るのは間違いないでしょうね。」
魔「それは楽しみだな。あー、私も早く新カードを使ってみたいぜ。」
================
はい、如何だったでしょうか。
多くの東方MTG動画が登場しているので、私も感化されてこの手の文章を書きたくなりましてね。
書きなぐってしまいました。
文字だけでは分かり難いですし、間違いも多くあるでしょう。
そもそも現実では、バベルでこんなブン回りはまず出来ないので、本当に妄想上でしか実現しえないデッキだと思います。
ただ、本当にデュエルシナリオを考えるのって大変なのだなと、動画制作者様の苦労の何十分の一かでも味わえた気がします。
いつも楽しいひと時を届けてくださる制作者の皆様には、感謝しませんとねぇ。