新しいのに古い印象を受けたカード
2014年4月22日 TCG全般 コメント (2)
やはり自分の領域を見定めて話をしようということで、今回のお話。
皆様こんばんは、生息条件（島）です。
『テーロス』で【地平線のキマイラ】を最初に見た時
「あぁ、やっぱりクリーチャーの質は昔と比べ物にならないな」
と感じたものです。
4マナでパワー3の飛行生物というだけで十分なのに、他に3つも能力を持っているカードが、アンコモンだというのですからね。
周りのカードが強すぎるのと、タフネス2が災いして使われておりませんが、ちょっと工夫すれば活躍できるポテンシャルはあると思うのです。
さて、今回の『ニクスへの旅』でも、シミックにクリーチャーが登場しました。
速羽根のコカトリス 3緑青
瞬速
飛行、接死
5緑青：怪物化3を行う。
3/3
う～ん、なんでしょうこの、新しいはずなのに漂うレトロ感。
【地平線のキマイラ】と同じく4つも能力を持っているのに、これじゃない感が半端ないです。
このマナコストで出しても、相手のクリーチャーと相討ちして倒れるだけ、という瞬速と接死の組み合わせがそう感じさせるのでしょうかねぇ。
7マナの怪物化も、現実的ではありませんし。
それ以上に、5マナで3/3飛行というのが、今のカードパワー環境で考えると、低いと感じるのかもしれませんね。
これがもしも5マナ4/4だったら、それこそ
「【大気の精霊】が多色になったら、能力が3つも増えた！」
「流石は新カード、昔のカードとは比べ物にならない！」
と驚いたところでしょうけども。
まぁ、緑の多色であれば5マナ6/6。
そこから能力分戦闘力を削いでいったら、能力4つ分で5マナ2/2。
それではあんまりだから、5マナ3/3というのは、妥当ですよね。
私がMTGを始めたミラージュブロックや、それ以上前の多色カードだったら、きっと
速羽根のコカトリス 1緑緑青青
飛行、瞬速、接死
2/2
という性能でレアだったと思いますし。
まず構築級ではないカードですが、上のように考えると、高性能な気がしてくる不思議。
イラスト自体は鮮やかです気ですから、何かの機会に使ってあげたいな。
