上の《大義》で占術3を行い、下の《名文》で山札の上をめくってクリーチャーであれば、直接場に出せる余波呪文が登場しました。
一度に撃った方が成功率は上がるので、実質6マナの呪文として扱うことにはなるのでしょうけど、序盤に《大義》を撃って下準備をするのもありですよね。
《霊気との調和》のように、直接手札に土地を持って来られる訳ではありませんが、序盤からの動きをスムーズにしてくれます。
1T:大義
2T:マナクリーチャー
3T:出来れば何かで占術
4T:名文
といければ、4ターン目にしてファッティを叩きつけていけますが、あくまでもプレイではなく出すだけなので、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》の力は、十分には活かせません。
ここまでして他に出したいカードってあるかな?という感じですけど、環境を見ながら、それにあった相方を探していけば大丈夫でしょう。
占術が出来て、なんだったら同じくクリーチャーを出せる《自然に仕える者、ニッサ》も、一緒に使ってみたくなりますね。
一度に撃った方が成功率は上がるので、実質6マナの呪文として扱うことにはなるのでしょうけど、序盤に《大義》を撃って下準備をするのもありですよね。
《霊気との調和》のように、直接手札に土地を持って来られる訳ではありませんが、序盤からの動きをスムーズにしてくれます。
1T:大義
2T:マナクリーチャー
3T:出来れば何かで占術
4T:名文
といければ、4ターン目にしてファッティを叩きつけていけますが、あくまでもプレイではなく出すだけなので、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》の力は、十分には活かせません。
ここまでして他に出したいカードってあるかな?という感じですけど、環境を見ながら、それにあった相方を探していけば大丈夫でしょう。
占術が出来て、なんだったら同じくクリーチャーを出せる《自然に仕える者、ニッサ》も、一緒に使ってみたくなりますね。
【HOU】蝗の神様と、レアエンチャント2枚
2017年6月21日 雑記(カードレビュー) コメント (3)《蝗の神》
蝗と言うと“蝗害”が思いつき、それが神格化された存在と言われるアバドンも連想しますが、流石に関連はないでしょうかね。
そもそも蝗害は、蝗の字が当てられておりますけど、トノサマバッタの害のようですし。
いきなりの脱線はここまでにしておいて、ドローの分だけ1/1・飛行トークンが出てくる能力は強力。
ルーターなどが場に出ていれば、それだけでトークンを呼べますし、単純に毎ターン増えてもいきます。
自身の効果でドローを追加する事も出来、あっという間に盤面が蝗だらけになるでしょう。
蝗トークンを使う場合、虫が苦手なプレイヤーにとっては、まさに地獄絵図ですね。(汗)
6マナはゲームも終盤に差し掛かっている事も多く、4/4は簡単に除去されてしまうかもしれませんが、可能性は感じる1枚。
EDHでも、《時のらせん》などで大量に引きつつ、蝗トークンを叩きつけるゲームが始まります。
うんまぁ、それだけドロー出来ているなら、神様いなくても勝てちゃうでしょうけど。
《Schwarmintelligenz》(6)(青)
エンチャント
あなたがインスタント・呪文1つかソーサリー・呪文1つを唱えるたび、あなたはそれをコピーしてもよい。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
=====================
禍々しい色をしていた蝗の神様ですが、このエンチャントのイラストでは、つぶらな瞳で色も鮮やか。
ビフォアフターみたいな感じなのですかねぇ?
7マナは流石に重いですけど、場に出てしまえば苦労が報われるカードパワーはあります。
《不屈の自然》系呪文でマナ加速するランプに入れ、追加ターンを連打するだけでも強力ですものね。
何かこう、派手なデッキを組みたくなります。
《Solemnity》(2)(白)
エンチャント
プレイヤーはカウンターを得ることができない。
アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地の上にカウンターを置くことはできない。
=====================
毒カウンターを受ける事はなくなりますが、エネルギーカウンターも得られなくなります。
+1/+1で強化する事も出来なければ、場に出た際にカウンターを置き、それを消費する事で恩恵をもたらすカードも無力化させられてしまいます。
流石に3マナは少し重いですし、メインどころかサイドボードでも怪しい気はするのですけど、-1/-1カウンターを置く分マナレシオの高いカードと組み合わせるだけでも強力ですからね。
それをコンセプトにしたデッキの軸として使われる事は、十分考えられます。
下の環境でしたら、《暗黒の深部》や無限頑強のお供に。
まぁもう既に、他のパーツで事足りているでしょうけど。
どうせだったらPWにもカウンターが乗らないようにして欲しかったですが、流石にそれは許されませんよね。(笑)
《Neheb, el Eterno》(3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー – ゾンビ・ミノタウルス・戦士
加虐3
あなたの戦闘後メイン・フェイズの開始時、このターンあなたの対戦相手が失ったライフ1点につきあなたのマナ・プールに(赤)を加える。
=====================
赤黒だったネヘブがゾンビ化したら、赤単になりました。
ゾンビ事情も、色々あるのでしょう。(何
ネヘブからのダメージに限らず、対戦相手がライフを失っていればその分戦闘後にマナが出るので、唱えるマナよりダメージの高い火力や、他のクリーチャーと合わせてダメージを与えれば、とんでもないマナが出ます。
それありきで《絶え間ない飢餓、ウラモグ》みたいなファッティを入れるのはリスキーですけど、何か面白い事が出来そうなのは間違いありませんね。
5マナと重いものの、既にいるクリーチャーの攻撃が通ればマナが出ますから、見た目よりかは使いやすそう。
まぁ、そこまで打点の高い戦力を序盤に展開出来るデッキなら、5マナのこれを入れる意味は薄いと思いますけども。
EDHであれば、例えば《追い討ち》みたいな戦闘フェイズをカサ増しするカードと組み合わせて使いたいところ。
統率者にするのであれば、赤単は構築自体が結構キツいと思いますが、ワクワク感が半端ない1枚です。
《拉慕拿多頭龍》(3)(緑)
クリーチャー – 蛇・ハイドラ
警戒、到達、トランプル
あなたが砂漠をコントロールしているかぎり拉慕拿多頭龍は+1/+1の修正を受ける。
あなたの墓地に砂漠・カードがあるかぎり拉慕拿多頭龍は+1/+1の修正を受ける。
3/3
=====================
あくまでも修正値は最大で+2/+2です。
コントロールしている砂漠につき+1/+1ではないので、ご注意ください。
お膳立てが必要な上、そのお膳立ての砂漠がデッキ構築にどう影響を与えるかは今の所不明ですが、思った以上の成果は出ないかもしれません。
とは言え、4マナ5/5で、警戒・到達・トランプル持ちと、性能自体は攻守共に優れているので、ここから出てくる砂漠カードによっては活躍してくれそうです。
《Mirage Mirror》(3)
アーティファクト
(2):アーティファクト1つかクリーチャー1体かエンチャント1つか土地1つを対象とする。Mirage Mirrorはターン終了時までそれのコピーになる。
=====================
要はPW以外になれますよ、という効果なのですけど、ルールの勘違いが頻発すること間違いなしのカードです。
一度コピーになると、そのコピー能力自体は変身が解けるまで消えますから、例えば飛行クリーチャーになって攻撃を通した後にファッティに変身、みたいな使い方は出来ません。
《演劇の舞台》よろしく《暗黒の深部》のコピーになるとか、いずれかの対戦相手の統率者に化けるなど、スタンダードというよりは下の環境やEDHで活躍しそうなカードですね。
個人的には場に出しておいて、相手が強力なカードをプレイしようとする際に
「おっ、それ出しちゃう?先に私がコピーして使っちゃうけどいいの?」
みたいな感じで、牽制として使っていけたら面白そうだな、と考えております。
蠍の神
2017年6月17日 雑記(カードレビュー) コメント (6)
破滅の時に収録されるカードがいくつか公開されております。
その中で、名前を書くのが非常に大変そうという意味で目を引くのが、ラクドスカラーの神様《蠍の神》です。
1赤黒で-1/-1カウンターをクリーチャーに乗せる除去能力と、-1/-1カウンターが乗っているクリーチャーが死亡すれば引けるドロー能力を持っております。
破壊不能効果はありませんが、死亡したターンの終了時に手札に戻る為、マナはかかるものの似たような不死身さはあります。
あまりスタンダードでは活かせないかもしれませんが、EDHであれば除去されたら統率者領域に置かずに墓地に置き、手札から再召喚出来るのは結構な強みですよ。
再召喚の際に、余計なコストを支払わなくて済みますから。
アモンケットで先に出ていた神々と違って、破壊不能と固有の名前を持たないのが、背景物語的に気になるところ。
あくまでも怪物的な立ち位置であって、我々がイメージするところの神ではないのかもしれませんね。
その中で、名前を書くのが非常に大変そうという意味で目を引くのが、ラクドスカラーの神様《蠍の神》です。
1赤黒で-1/-1カウンターをクリーチャーに乗せる除去能力と、-1/-1カウンターが乗っているクリーチャーが死亡すれば引けるドロー能力を持っております。
破壊不能効果はありませんが、死亡したターンの終了時に手札に戻る為、マナはかかるものの似たような不死身さはあります。
あまりスタンダードでは活かせないかもしれませんが、EDHであれば除去されたら統率者領域に置かずに墓地に置き、手札から再召喚出来るのは結構な強みですよ。
再召喚の際に、余計なコストを支払わなくて済みますから。
アモンケットで先に出ていた神々と違って、破壊不能と固有の名前を持たないのが、背景物語的に気になるところ。
あくまでも怪物的な立ち位置であって、我々がイメージするところの神ではないのかもしれませんね。
【HOU】生きた《世界のるつぼ》と他赤カード2枚
2017年6月14日 雑記(カードレビュー)
リンク仲間のかっこかりさんが、新カードの情報を掲載していたので、便乗。
http://kakkokari.diarynote.jp/201706142234132287/
http://kakkokari.diarynote.jp/201706142234132287/
《Ramunap Excavator》
クリーチャー化した《世界のるつぼ》。
これがいれば墓地にある土地をプレイ出来るようになるので、フェッチランドを再利用したり、何かのコストで捨てた土地をさらに活かせます。
EDHであれば、るつぼを使う《迷える探求者、梓》や《ギトラグの怪物》は大喜びでしょうね。
単純にるつぼが2枚になるだけじゃなくって、緑のクリーチャーはサーチしやすいので、容易にコンボパーツを揃えられますから。
るつぼは高くて買う気がしませんが、これならば数枚買いたいところ。
これが出た事でるつぼの値段が下がるなら、もう何も言う事はございません
《abrade》
つい『油で』と読みそうになりますが、すり減らすとか擦りむくという意味の単語です。
クリーチャーに3点を飛ばすか、アーティファクトを1枚割るかを選べます。
凶悪なアーティファクトは軒並み禁止されましたけど、まだまだ爆弾はあるはずですからね。
露骨に牽制しつつ、アーティファクトが無いようであれば3点除去として使えるので、かなり使い勝手は良さそうです。
《Wildfire Eternal》
Afflictは、HOUの新キーワード能力なのですかね。
このクリーチャーがブロックされたら、数字分のライフを防御プレイヤーが失う、という効果のようです。
4点は決して小さい値では無く、出来ればブロックしたく無いのですけど、攻撃を通したらインスタントかソーサリーを、マナコストを支払わずにプレイしても良い、という効果が誘発してしまいます。
このカードを使う場合、十中八九ライフ4点の犠牲なんて可愛く思えるようなカードが飛んでくると思うので、通すかどうかは悩みどころ。
『対戦相手に選択肢があるカードは弱い』と言われようが、面白い駆け引きを楽しませてくれそうな、良いカードです。
【HOU】新ボーラスと、3マナ全体除去
2017年6月2日 雑記(カードレビュー) コメント (3)7マナ・忠誠度4で登場した、新ボーラス。
+2:対戦相手の山札の上から、土地以外がめくれるまで追放し、ターン終了時までそのカードをマナ・コストを支払う事なく唱えても良い
+1:各対戦相手は手札を2枚追放する
-4:対象の、対戦相手1人か対戦相手がコントロールするクリーチャー1体に7点ダメージ
-12:対戦相手のコントロールする、土地でないパーマネントを全部追放する
旧ボーラスのように、+3しつつ非クリーチャーを追放したり、-2でクリーチャーを奪ったりという小回りが利かず、盤面への制圧力はやや抑えめ。
まぁ、元々この赤青黒という組み合わせは除去能力に長けているので、ボーラスを出す前に全体除去で更地にしておけば問題ないでしょう。
そこから手札やライフにプレッシャーをかけていけば、もう後は盤石でしょうし。
+2は、個人的にランダム性のある効果は信用できないものの、面白い効果ではありますよね。
運が良ければ、相手のフィニッシャーに当たることもありますから。
デッキに4枚積みというカードではないものの、キャラクター人気もあり、愛好者は多そうです。
まさか3マナで、《審判の日》が撃てる時代が来るとは思いませんでした。
《滅び》と違って再生は許すものの、そもそも今の環境で再生持ちは考えなくて良いでしょう。
デメリットは結構強烈で、次の自分のターンに、土地が起きないというもの。
アーティファクトを起点に出来るEDHであれば、あまりデメリットではないかもしれませんが、ことスタンダードであれば、このテンポロスは大きそう。
とは言え、これを撃つということは撃たないと負けるということであり、選択肢はないんですけどね。
全体ダメージ呪文では焼ききれないクリーチャーがポコポコ出てくる環境ですから、序盤からサイズを気にせずに除去出来るのは普通に助かりますし。
中盤以降ならば、これを撃ちつつ2マナくらい立たせておけば、1ターン起こせくとも致命傷を避けられる程度の対応は出来るでしょう。
軽さは強さ。
デメリットがあろうと、よく見かけるカードになりそうです。
《丰收季节》(2)(緑)
ソーサリー
レア
あなたのライブラリーから基本土地・カードを最大X枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。Xはあなたのコントロールするタップ状態のクリーチャーの数に等しい。
1、2ターン目にクリーチャーを出して殴り、3ターン目にこれをプレイすれば、4ターン目にして6マナ出ます。
仮に殴らなくても、《壌土のドライアド》や《謎の石の儀式》、機体への搭乗でタップしまくれば、3マナとは思えないほどの土地をもたらしてくれます。
それは本当に魅力的なのことで、色々とコンボが思い浮かんでくるのですけど、ここで現実に目を向けて見ましょう。
序盤からクリーチャーが並ぶデッキなのに、大量の土地を出してどうするの?
これ単体では何の仕事もしないので、土地を出すには手間をかけなくてはいけず、そんなにクリーチャーが並ぶなら殴った方が早いよね、というお話。
ビートダウンデッキの土地加速とも取れますが、仕事をしないかもしれないカードより、確実にダメージを通せる火力やクリーチャーを入れた方が、きっと有意義なはずです。
その点で言えば、悠長でありすぎるこのカードと噛み合うデッキは、なかなかないでしょう。
マナクリーチャーを主体にしたデッキにしたって、じゃあそれら良いじゃん、となりますし。
いや、スタンダードでも活躍する可能性は、十分ありますけどね。
EDHであれば、勿論楽しいコンボパーツ。
招集や《大地の知識》、《対立》、上陸など、土地を出すところから出した後まで、色々な方面からデッキを構築していけます。
最終的に抜ける系のカードかもしれませんが、基本地形を8枚出しますね!とかやれば、場が盛り上がるのは必至です。
これからは新規参入者の時期。
新しいカードと新しいメンバーで、MTGをもっともっと楽しいものにしていきたいですね。
《Gideon’s Intervention》(2)(白)(白)
エンチャント
レア
Gideon’s Interventionが戦場に出るに際し、カード名を1つ選ぶ。
あなたの対戦相手は選んだ名前の呪文を唱えられない。
選んだ名前の発生源からあなたやあなたのコントロールするパーマネントに与えられる全てのダメージを軽減する。
指定したカードのプレイを禁止させますが、あくまでも対戦相手だけなのがミソ。
同型デッキならば除去やキーカードを指定し、自分だけ有利に進めることが可能です。
4マナと些か重いですが、効果を考えれば十分でしょう。
また、この手のカードの弱点として、場に出てしまっているカードには何も出来ないというものがありましたが、ダメージ軽減効果がついているので、それもカバーしております。
うぅん、結局環境次第とはなるのでしょうが、かなり使い勝手が良いですよね。
ダメージ軽減の部分は、自分のカードを指定して悪用することも可能。
《向こう見ずな実験》や《インフェルノ》、《黒死病》などなど、自身と自軍への被害を失くしつつ、恩恵だけ獲得出来るというのは、コンボ好きにはたまりませんよ。
スタンダードだけでなく、EDHでも力を発揮してくれそうです。
イラストは、同胞がハゾレトによって《蓋世の誉れ》されそうになっているのを、サムトがタックルして救い出し、ギデオンがそれを守っているシーン、なのですかね。
「死ぬ名誉のために戦うのはもうやめるわ。
来世など待たせておけばいい。」
そう言って神に抗うことを決めたサムトは、本当に物語の中心になるようで、良いキャラクターですね。
顔は怖いけど。
このサムト、最終的に命を捨てる覚悟でボーラスに挑み、殺される瞬間にPWに覚醒、というベタだけど熱い展開になって欲しい。
そろそろジェイス様ご一行には表立った行動を控えて頂き、新しいPW、様々なPWの活躍を見たいですし。
どうなるかは分かりませんが、カードとしても物語としても、今後を期待せずにはいられない良いカードです。
【AKH】不朽持ちクローンと、赤の有用除去カード2枚
2017年4月13日 雑記(カードレビュー)《Vizier of Many Faces》(2)(青)(青)
クリーチャー – 多相の戦士・クレリック
レア
あなたは「Vizier of Many Facesが不朽されていた場合、そのトークンはマナ・コストを持たず、白であり、それの他のタイプに加えてゾンビでもある」ことを除き、Vizier of Many Facesを戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
不朽 (3)(青)(青)
0/0
=====================
お嬢さん、頭にカブトムシの幼虫憑いてますよ。
冗談はさておき、パッと見「???」となりそうな効果ですが、要するに不朽持ちの《クローン》。
不朽してコピーになったら、白であり、コピー元のタイプにゾンビがプラスされますよ、という事です。
このテキストだと、色が追加されるのではなく、白になるのですね。
なんか、そこまで白ゾンビにこだわる理由があるのでしょうか。
まぁ、不朽の固定ワードなのでしょうし、フレーバー的にも理解出来ますが。
1枚で2度、何かのCIP能力を使えるかもしれませんし、不朽コストも劇的に重くなる訳ではないので、結構有用なクローン。
厄介なクリーチャーに化けて除去を1回多く使わせるなど、燻し銀な活躍が期待出来るかもしれません。
《By Force》(X)(赤)
ソーサリー
X個のアーティファクトを対象とし、それらを破壊する。
=====================
実にシンプルなテキストで、使いやすいカード。
トークンが欲しければ《グレムリン解放》の方が良いですけど、テンポアドバンテージの方が現スタン環境は大事そうなので、良きサイドボード候補になりそうです。
EDHであれば、《汚損破》、《破壊放題》という強力なライバルがおりますが
・5マナまで溜めていられない
・赤マナばかりでは支払えない
みたいな状況では断然こっちなので、デッキコンセプトによっては選ばれることは多いでしょう。
いやまぁ、アーティファクトが憎いなら、フル採用でも構わないのですが
「4月に新しい土地に来たので、EDH始めてみました!」
「調べたらマナ・アーティファクトが便利そうなので使ってみてます!」
みたいな初心者EDHプレイヤーさんを、泣かせないようにしてあげてください。(何
《Gleißende Sonnen》(1)(赤)(赤)
ソーサリー
レア
Gleißende Sonnenは各クリーチャーに3点のダメージを与える。
サイクリング (3)
=====================
小型クリーチャーを吹き飛ばせるし、状況に会わなければドローにも変えられるしと、これまた使いやすいカード。
現在の環境ですと、カードがパワフル過ぎますので効かないことも多いでしょうし、あくまでもサイクリングはテンポを失っていることでもあります。
でも、効いた際のリターンは大きいので、メインに何枚かは採用しておきたいですよね。
勿論、自分のカードが巻き込まれないデッキ構築前提ですけど。
ちなみに、私は基本マナクリーチャー戦法が好きなので、この手のカードは本当にキツいです。
追放とかではない分、まだマシですが。
【AKH】6つの能力を持つ赤緑伝説神話と、黒の神
2017年4月13日 雑記(カードレビュー)《造反の代弁者、サムト》
鬼気迫るイラストが強烈な上に、これでもかと付け加えられた能力が印象的な伝説のクリーチャー。
造反とは、仲間を裏切る、もしくは反乱を起こすという事ですが、どちらかと言えば後者ですかね。
ボーラスの支配する世界で造反を起こそうという彼女は、背景物語でどのようなポジションに付くのか非常に興味が湧きますが、出来ればもっとこう、華やかさが欲しいなぁ。
顔が怖い。(何
自分のターンに出して、速攻と二段攻撃で殴りかかっても良いですし、除去を構えながら瞬速で出して、次のターンに後続と雪崩れ込んでも良い。
アンタップ効果は速攻能力により即座に使えますから、タップ状態のファッティを起き上がらせてブロックに回したり、タップを含む起動型能力を2回使ったりと、怖い顔に似合わず器用な立ち回りが可能です。
マナシンボル自体は赤緑ですが、起動型能力に白が加わっているので、EDHでは赤緑白のナヤカラーとして扱えます。
多少の重さも緑を要するので気にならないでしょうし、隙のなさも魅力的ですから、顔の怖さとも相まって、ナヤカラーの新しい統率者としての活躍も期待できそうですね。
《Bontu the Glorified》(2)(黒)
伝説のクリーチャー – 神
神話レア
威迫、破壊不能
Bontu the Glorifiedはこのターン中にあなたのコントロール下でクリーチャーが死亡していない限り、攻撃したりブロックしたりできない。
(1)(黒),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:占術1を行う。各対戦相手は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
4/6
=====================
これで5色全ての神が揃った訳ですが、黒の神もなかなかに癖があると言いますか、戦闘に参加させ辛さがありますね。
なにせ、他の4柱が一度条件を満たせた場合、それをキープし続けることはそれなりにしやすいですが、この神だけ毎回クリーチャーを死亡させなければいけません。
それは確かに、自身の効果で効果は達成出来ますけど、クリーチャーを補充してくれる訳ではないので、戦力は減っていきます。
これで8/8とかあれば話は別だったのですが、威迫持ちとは言え4/6はやや悠長。
5回殴れば勝てるものの、クリーチャーを用意し続ける手間を考えればこちらの展開は一切出来ていない訳ですからねぇ。
あくまでもたまに攻撃出来るブロッカー兼、サクリ台&ドローの質を高めるパーツとして割り切るのが吉でしょうか。
マイナス修正除去の多そうなアモンケット環境で、タフネス6は利点だと思います。
【AKH】やっぱり出た!ミイラ化するスフィンクス!
2017年4月12日 雑記(カードレビュー) コメント (3)
《賞罰の天使》をネタにした際、「スフィンクスのミイラも出そう」というコメントがありましたが、やはりきましたねぇ。
5マナ5/3・飛行で、自身を対象に取るターン最初の呪文や能力を打ち消す。
正直、打ち消す効果は自分の効果すら受け入れてくれないので、使い勝手的には呪禁に劣ります。
が、パワー5の飛行は普通に強力ですし、パワー3と相打ちになろうが不朽で帰ってくるので、なかなか使い勝手は良さそうですよね。
他のカードパワーが高過ぎて、使われないとは思いますが。
個人的に言えば、この打ち消し効果は好きですし、イラストも好み。
ただ、トークンが白になって帰ってくるのがぐぬぬって感じなのですよねぇ。
緑トークンとして帰ってきてくれるのなら、喜んで使うのですけど。
まぁ、緑色のミイラなんておどろおどろしいもの、実際に見たら卒倒すると思いますが。(笑)
5マナ5/3・飛行で、自身を対象に取るターン最初の呪文や能力を打ち消す。
正直、打ち消す効果は自分の効果すら受け入れてくれないので、使い勝手的には呪禁に劣ります。
が、パワー5の飛行は普通に強力ですし、パワー3と相打ちになろうが不朽で帰ってくるので、なかなか使い勝手は良さそうですよね。
他のカードパワーが高過ぎて、使われないとは思いますが。
個人的に言えば、この打ち消し効果は好きですし、イラストも好み。
ただ、トークンが白になって帰ってくるのがぐぬぬって感じなのですよねぇ。
緑トークンとして帰ってきてくれるのなら、喜んで使うのですけど。
まぁ、緑色のミイラなんておどろおどろしいもの、実際に見たら卒倒すると思いますが。(笑)
【AKH】3マナ5/5の緑神と、トークン倍増エンチャント
2017年4月12日 雑記(カードレビュー) コメント (2)《Rhonas the Indomitable》(2)(緑)
伝説のクリーチャー – 神
神話レア
接死、破壊不能
Rhonas the Indomitableはあなたがパワー4以上の他のクリーチャーをコントロールしていない限り、攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(緑):他のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+0の修正を受けると共にトランプルを得る。
5/5
=====================
手札を7枚以上キープしなければいけない青神と比べて、なんと達成しやすい条件でしょう。
2T:キランの真意号
3T:緑神プレイ、搭乗させて真意号パンチ
4T:ゼンディカーの同盟者、ギデオンをプレイ
トークンを搭乗させて、9点パンチ
という、ただカードを順に出していくだけで、吐きそうになるほど強い動きが出来ます。
破壊不能の5/5と、緑神の力で6/6になったりする飛行持ちって、どうすれば良いの?って感じですね。
緑単色でも、3Tに緑神、4Tに《横断地のクロコダイル》(-1/-1は序盤の小型クリーチャーへ)というだけでも、10点パンチ。
自分の場に2/2や3/3しかいなくとも、神の力で+2/+0すれば緑神は動き出せますし、非常にアクティブな神様です。
また、《墓所のタイタン》のように、素の状態で強いからという理由で付けられたであろう接死も、トランプル付与が得意な緑であれば実に有用。
《気宇壮大》1枚で、ほぼ防ぎきれない強烈な一撃をくりだせます。
伝説クリーチャーという点がネックで、枚数は入れられないものの、よく見かける事になりそうですね。
《Anointed Procession》(3)(白)
エンチャント
レア
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
=====================
白くなった《似通った生命》。
ミイラ化した者達が、死者を何処かへ運び出そうとしているところなのでしょうか。
異様な光景にギョッとしてしまいます。
背景物語で、ギデオンはオケチラに帰依しようとしておりましたけど、この光景を見て彼はどう思うのか。
今後の話も展開が気になるイラストです。
カード性能の話に戻りますが、フレーバーと同じく不朽したらミイラが2倍になって帰ってくるという、意味不明過ぎて正直怖い状況を作り出せます。
勿論、《威厳あるカラカル》で猫トークン祭りを行なったりも出来ますし、デッキ作りもトークン作りも、楽しくなる良いカードです。
【AKH】ニッサがまさかのシミック連合入り
2017年4月11日 雑記(カードレビュー) コメント (3)
忠誠度がXであり、8マナ支払うといきなり奥義をぶっ放せる、豪快な効果になっております。
実際問題、8マナのソーサリーとして考えても、土地2枚を5/5・飛行・速攻に出来るのは、ゲームを終わらせるのは十分な効果でしょう。
まぁ、現在の環境が、それを許してくれるかどうかは別としても。
0は、山札の1番上をめくり、土地か忠誠度以下のクリーチャーならば場に出しても良いという効果。
しかも、アンタップ状態で。
2、3ターン目にクリーチャーを壁として出し、4ターン目にシミック・ニッサを出して、+2で占術を行い、それ以降は0を連打するだけでも、構築次第でアドバンテージを取りまくってくれるのは素晴らしいですね。
強い強くないではなく、とにかく面白くってワクワクするデザインだと思います。
EDHでも使えそうですし、ニッサがシミック連合員になってくれるとは夢にも思っていなかったので、滾りっぱなしですよ。
いやー、アモンケットの発売が、一気に待ち遠しくなってきました!
実際問題、8マナのソーサリーとして考えても、土地2枚を5/5・飛行・速攻に出来るのは、ゲームを終わらせるのは十分な効果でしょう。
まぁ、現在の環境が、それを許してくれるかどうかは別としても。
0は、山札の1番上をめくり、土地か忠誠度以下のクリーチャーならば場に出しても良いという効果。
しかも、アンタップ状態で。
2、3ターン目にクリーチャーを壁として出し、4ターン目にシミック・ニッサを出して、+2で占術を行い、それ以降は0を連打するだけでも、構築次第でアドバンテージを取りまくってくれるのは素晴らしいですね。
強い強くないではなく、とにかく面白くってワクワクするデザインだと思います。
EDHでも使えそうですし、ニッサがシミック連合員になってくれるとは夢にも思っていなかったので、滾りっぱなしですよ。
いやー、アモンケットの発売が、一気に待ち遠しくなってきました!
【AKH】伝説のミノタウルス
2017年4月11日 雑記(カードレビュー) コメント (4)《Neheb, the Worthy》(1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー – ミノタウルス・戦士
レア
先制攻撃
あなたのコントロールする他のミノタウルスは先制攻撃を持つ。
あなたの手札が1枚以下であるかぎり、あなたのコントロールするミノタウルスは+2/+0の修正を受ける。
Neheb, the Worthyがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、各プレイヤーはカードを1枚捨てる。
2/2
エジプトの世界観にミノタウルス?と思いましたが、まぁ、猫頭や蛇頭がいるくらいですから、牛頭がいてもおかしくはないですよね。
ミノタウルスのロードですが、現在いるのは戦乱のゼンディカーの《オンドゥの勇者》のみ。
もしかしたらアモンケットで、これ以降もミノタウルスが登場しないとは限りませんけど、流石に望みは薄いでしょうねぇ。
ミノタウルスの伝説クリーチャーは、《寛大なるゼドルー》と《タールルームの勇士ターンガース》がありますけど、折角テーロスブロックで黒いミノタウルスが多く出たのに入れられず、ミノタウルス関連のカードでもありませんでしたからね。
この伝説クリーチャーの登場で、やっと部族デッキが組めるぞ!と、喜んでいるミノタウルス好きなプレイヤーはいることでしょう。
カードの性能的には決して高いとは言えず、ロード能力を発揮するには手札を減らす必要がありますけど、それで全体除去を受けたら立て直しが難しいという弱点もあります。
ただ、ダメージを与えたら対戦相手全員の手札を1枚捨てさせる能力は、多人数戦ですと結構有用。
二段攻撃や追加戦闘フェイズで手数を増やすなど、上手く活用すれば、思わぬ活躍をしてくれるかもしれません。
【AKH】デッキトップのクリーチャー呪文を唱えられる緑神話
2017年4月10日 雑記(カードレビュー)《Vizier of the Menagerie》(3)(緑)
クリーチャー – ナーガ・クレリック
神話レア
あなたはあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。(あなたはいつでもこれを行こなってよい。)
あなたのライブラリーの一番上のカードがクリーチャー・カードである場合、あなたはそれを唱えてもよい。
あなたはクリーチャー・呪文を唱えるために、任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。
3/4
小型《ガラクの大軍》とも言うべきクリーチャー。
大軍を使っていた経験から言うと、クリーチャーを大量に入れたデッキであっても、山札の呪文を延々唱えるのは難しいです。
デッキ構築が歪んでしまうほか、結局はマナが伸びていなければならず、そうまでするならこの手のカードは入れないで、さっさと殴ってしまった方が早い、という結論になってしまいます。
とは言え、この手のカードには珍しく、山札を公開しないで良いと言うのはかなりの強み。
と言うのも、《大天使アヴァシン》や《呪文捕らえ》、《老いたる深海鬼》といった瞬速クリーチャーを出せますからね。
色拘束も、このクリーチャーの能力が活きますし、緑主体であればそれなりにマナ基盤は揃え易い環境ですから、結構トリッキーなデッキが組めそうです。
タフネスが4あるので、アヴァシンの浄化の炎にも耐えてくれるのは嬉しいですよ。
EDHだと、そもそもピンポイントにサーチしたり、手札を増やした方が強いので、あまり出番はなさそうではあります。
が、私の東方拡張デッキみたいに、5色でクリーチャーを入れまくっているデッキとか、《自然の伝令、イェヴァ》デッキ、山札操作の豊富な構成であれば、良い仕事はしてくれるでしょう。
イラストのアドバンテージは高いですし、色々と試してみたくなるカードですね。
【AKH】白の神、オケチラ
2017年4月10日 雑記(カードレビュー)《Oketra la Leale》(3)(白)
伝説のクリーチャー – 神
神話レア
二段攻撃、破壊不能
Oketra la Lealeは少なくとも3体の他のクリーチャーをコントロールしていない限り、攻撃したりブロックしたりできない。
(3)(白):警戒を持つ白の1/1の戦士・クリーチャー・トークン1体を生成する。
3/6
赤神や青神に比べると、非常に達成し易い神様。
次のターンに、猫ロードこと《威厳あるカラカル》を出すだけでも攻撃に参加出来ます。
ここまで猫推しだったら、オケチラが猫なのは無理だとしても、出てくるトークンは猫であって欲しかったなぁと思うのは、私だけではないはず。
まぁ、そういう神様では無いので、仕方がございませんけどね。(笑)
それにしても、今までの神もそうでしたが、やはりテーロスの神様と何かしら類似性がありますねぇ。
背景物語で、もしかしたらその謎は解明されるのかもしれませんけど、なんか新鮮味がない。
残りの二柱も、やっぱり似たり寄ったりになるのでしょうかねぇ・・・
《Champion of Rhonas》(3)(緑)
クリーチャー – ジャッカル・戦士
レア
Champion of Rhonasが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、あなたはあなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
3/3
《エルフの笛吹き》のように相手のターンで出したり、アンタップカードと組み合わせて何度も起動するという動きは出来なくなりましたが、4マナ3/3という最低限のサイズはありますからね。
手札にクリーチャーがないとただの1/1だった笛吹きと違って、殴りにいけるのは良い改善点。
少しですが火力への耐性もありますし。
Cip持ちやファッティを出すだけで十分強いので、あまり考えないでゴンゴン殴っていけば、その内勝てる気がします。
警戒やアンタップ手段を用いても良いので、補助カードや手札から出すカードの選別が、かなり楽しそうな良いカードです。
それにしても、このジャッカル戦士とウルザズ・ディスティニー版笛吹きのポーズが、なんとなく似ていて笑ってしまいます。
もしかしたら、ちょこっと意識しているのかもしれませんね。(笑)
【AKH】ドローかマナを、毎ターン与える青緑エンチャント
2017年4月8日 雑記(カードレビュー)
挙動が分かりにくいのでざっくり書くと、場に出たターンには何もしません。
次のターンの戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを置いて、1枚引く。
その次のターン戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを取り除き、1青緑のマナを生み出す。
また次のターンは、洪水カウンターを置いて1枚引くと、ドローとマナ生成が交互に繰り返される訳ですね。
あくまでも“洪水カウンターを取り除けなかったら1ドロー”なので、なんらかの手段で洪水カウンターを事前に取り除ければ毎ターン1ドロー出来ますが、そこまでする必要もないでしょう。
4マナ支払って出したターンには何もせず、恩恵を授け始めるにしても非常に悠長なのですが、手札を肥やしつつ大型呪文を唱えられるのは、ビッグマナ系にはありがたい効果です。
ちなみに、先日ネットで斜め読みしただけなのですけど、ナイル川って、いつ水かさが増すかは、毎年決まっていたそうなのです。
よくイメージする川の氾濫、洪水というのは、大雨が降った際にドバっとくるものですが、ナイル川は(量の多少はあっても)決められた時期に増えたり減ったりする。
なので、昔の方々はナイル川の増水に合わせて農作業を行なっていたようです。
水路としても活用しておりましたし、本当にナイル川はエジプト文化の中心だった訳ですね。
このカードは、そんなナイル川の定期的な恩恵を見事に表したカード、と言えるでしょう。
まぁ、他のカードがパワフル過ぎて、のんびり恵みを待っていられる環境ではないのですけども。
次のターンの戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを置いて、1枚引く。
その次のターン戦闘前メインフェイズに、洪水カウンターを取り除き、1青緑のマナを生み出す。
また次のターンは、洪水カウンターを置いて1枚引くと、ドローとマナ生成が交互に繰り返される訳ですね。
あくまでも“洪水カウンターを取り除けなかったら1ドロー”なので、なんらかの手段で洪水カウンターを事前に取り除ければ毎ターン1ドロー出来ますが、そこまでする必要もないでしょう。
4マナ支払って出したターンには何もせず、恩恵を授け始めるにしても非常に悠長なのですが、手札を肥やしつつ大型呪文を唱えられるのは、ビッグマナ系にはありがたい効果です。
ちなみに、先日ネットで斜め読みしただけなのですけど、ナイル川って、いつ水かさが増すかは、毎年決まっていたそうなのです。
よくイメージする川の氾濫、洪水というのは、大雨が降った際にドバっとくるものですが、ナイル川は(量の多少はあっても)決められた時期に増えたり減ったりする。
なので、昔の方々はナイル川の増水に合わせて農作業を行なっていたようです。
水路としても活用しておりましたし、本当にナイル川はエジプト文化の中心だった訳ですね。
このカードは、そんなナイル川の定期的な恩恵を見事に表したカード、と言えるでしょう。
まぁ、他のカードがパワフル過ぎて、のんびり恵みを待っていられる環境ではないのですけども。
《Angel of Sanctions》(3)(白)(白)
クリーチャー – 天使
神話レア
飛行
Angel of Sanctionsが戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とし、Angel of Sanctionsが戦場を離れるまでそれを追放してもよい。
不朽 (5)(白)
3/4
ドラゴンやデーモンがいて今更なんですけど、エジプトに天使がいるというのが、実に違和感。
しかもこれ、ミイラ化しますし。
天使のミイラとか、ちょっとマニアック過ぎませんかねぇ。(何
場に出たら、土地以外ならなんでも追放出来て、仮に除去されても普及で再度追放出来るというのが、実にいやらしいです。
戦力としては物足りないかもしれませんが、この除去能力の高さは十分脅威的。
使い易さで言えば、同じ5マナ天使でもある《大天使アヴァシン》に軍配は上がるのでしょうけど、デッキタイプによってはこちらの方が良い、ということもあるでしょう。
将来性のある、良いカードです。
【AKH】2回唱えれば勝利する、白ソーサリー呪文
2017年4月7日 雑記(カードレビュー) コメント (4)《Acercamiento del Segundo Sol》(6)(白)
ソーサリー
レア
Acercamiento del Segundo Solがあなたの手札から唱えられ、かつあなたがこのゲーム中に別の「Acercamiento del Segundo Sol」という名前の呪文を唱えている場合、あなたはこのゲームに勝利する。そうでない場合、あなたは7点のライフを得て、Acercamiento del Segundo Solをあなたのライブラリーの上から7枚目に置く。
はい、今回もきましたよ、皆様が大好きな特殊勝利条件カード。
あくまでも唱えていなければいけないので、例えば《余韻》などでこの呪文をコピーしたとしても、勝利条件を満たすことは出来ません。
まぁ、誤魔化しなんてしなくても、デッキに4枚いれておき、マナ加速して唱えるという男らしい戦法でも十分面白いデッキは作れると思います。
それでも何か工夫したいなら
・《霊気池の脅威》で1回唱え、これを7枚目に置いたら再度《霊気池の脅威》を起動して山札を掘り進め、次のターンで手札にきた《Acercamiento del Segundo Sol》を頑張って唱える
・《瓶詰め脳》に頑張って7個カウンターを乗っけて唱え、占術6して山札を掘り進めて、次のターンで手札に来た《Acercamiento del Segundo Sol》を頑張って唱える
みたいな感じで良いんじゃないですかね。(投げやり)
正直な話、新ギデオンがいるせいで、特殊勝利条件カードがなーんかかすれちゃうんですよねぇ。
EDHのデッキに入れ、マナ加速してプレイからの《時を越えた探索》なりサーチ呪文で手札に加えて2回目、というのが現実的ですらありますよ。
嗚呼、スタンダードが刹那的過ぎる・・・