《Cruel Reality》(5)(黒)(黒)
エンチャント – オーラ・呪い
神話レア
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャー1体かプレインズウォーカー1人を生け贄に捧げる。そうできない場合、そのプレイヤーは5点のライフを失う。
7マナ支払って、相手にターンを回しました。
相手は強制的に、戦力となるクリーチャーか、場を制圧してくれているであろうPWを生け贄に捧げなくてはいけません。
数ターン後、相手の場にはクリーチャーもPWもいなくなり、今度はライフがどんどん減っていきます。
うぅん、古代エジプトの呪いは流石に恐ろしいですね。
で、呪いが真価を発揮するまでに、どう生き延びれば良いんですか?
事前に全体除去をぶっ放して更地にしておき、PWを含めてリソースを削る戦略は、確かにハマれば強いのですがねぇ。
それでも現在環境で、7マナでこの効果は悠長過ぎる気がします。
軽いコストで山札から呪いを直接出せる呪文が出れば、活躍出来る可能性はありますけど。
個人的にこのカードは、イラストがエグくてビックリ。
これって、手前の人が水の中にいる人を押さえ込んで、溺死させようとしているのでしょう?
しかも、多分寄ってきているのは毒蛇でしょうから、助かる見込みは0。
切り刻んだり黒焦げにしたり、MTGにショッキングなイラストは多いですが、これはこれで、違った恐怖を感じますよ。
まぁ、この手前の人、毒蛇が寄ってきているというのに、悠長に押さえ込んでいる場合ではないんですけどね。
むしろ、手前の人こそ危機的状況な気さえする。
あっ、もしかして、この蛇は溺れている人を助けようとしているのですかね?
溺れている人に危機が迫ると、危害を加えている相手に死が訪れる呪いとか。
もしもそうだったら、かなり意味が違ってきます。
うぅん、早く背景物語が読みたいですねぇ。
《Liliana, Death’s Majesty》(3)(黒)(黒)
プレインズウォーカー – リリアナ
神話レア
[+1]:黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。 あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードをあなたの墓地に置く。
[-3]:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。そのクリーチャーは他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
[-7]:全てのゾンビでないクリーチャーを破壊する。
[5]
=====================
+1で自身を守る壁を用意しつつ墓地肥やし。
−3で《ゾンビ化》。
これだけで自己完結しているデザインであり、最初から−3しても忠誠度が残っているのも素晴らしい。
+1も、リリアナの為の墓地肥やしの他、普通に余波や不朽カードを入れているならば有用ですし、幅広いデッキで活躍してくれそうですね。
肉壁で時間を稼ぎつつ、−7で全体除去してゾンビ・トークンや不朽トークンで殴る、というコントロール戦法も出来ますし、なんかこの間の新ギデオンと言い、ため息しか出ないなぁ。
《Manglehorn》(2)(緑)
クリーチャー – ビースト
アンコモン
Manglehornが戦場に出たとき、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。
あなたの対戦相手がコントロールするアーティファクトはタップ状態で戦場に出る。
2/2
=====================
CIPで《キランの真意号》を割れ。
《サヒーリ・ライ》から出てくるトークンはアーティファクトでもあるので、サヒーリコンボの無限フェリダー・トークンを無効化しろ。
という、2つの使命を背負って生まれてきたフレンズ。
すごーい!
まぁ、除去で焼かれてしまうのはご愛嬌ですよね。
EDHでも、CIPは勿論、普通に立っているだけでマナ・アーティファクトを大きく制限してくれますから、かなり有用です。
《栄光半ばの修練者》
2マナ3/1で、督励すれば4/4・絆魂持ちになるハイスペックなウィニー・クリーチャー。
《永遠の見守り》を3ターン目に出せば、5/5・絆魂・警戒という訳のわからないクリーチャーになって、無双出来ます。
白は警戒を与えやすく、督励との相性が良いので、白がらみの督励ウィニーデッキが出てくるかもしれませんね。
【AKH】お供の猫を引き連れて現れる、猫ロード
2017年4月6日 雑記(カードレビュー)《Regal Caracal》(3)(白)(白)
クリーチャー – 猫 [レア]
あなたがコントロールする他の猫は+1/+1の修正を受けると共に絆魂を得る。
Regal Caracalが戦場に出たとき、絆魂を持つ白の1/1の猫・クリーチャー・トークンを2体生成する。
3/3
アモンケットでは、今までも猫クリーチャーが多く登場しておりましたが、満を持して猫のロードが登場しました。
1/1の猫トークンを引き連れて現れますが、自身の修正能力により、実質2/2の魂魄持ちが2体。
5マナで7/7相当って、かなりヤバい性能ですよね。
自身は魂魄を持っていないものの、お供の猫トークンだけでライフ差は開けますし、第2、第3の猫ロードを出していく事で、その戦闘力を爆発的に増やす事が可能です。
現在の環境ですと、些か重くて使い辛いですが、猫好きのプレイヤーであれば、使いたくて仕方のないクリーチャーであるはず。
皆様もこの猫ロードを使用して、対戦相手に癒死(いやし)を与えましょう。
《コビトカバ》、《猛き雄カバ》に次ぐ、数少ないカバ関連カード。
一応《探索するフェルダグリフ》も、生み出すトークンはカバなので、関連はしておりますけどね。
3マナ3/3バニラは、現在の環境ですと力不足ですが、結局タフネス3は色々な除去で倒される範囲内なので、関係ないかなって。
それよりも、頭数を揃えつつ、息切れする中盤以降に数枚引けるこのカードは、十分有用だと思います。
普通にカバ→ドローという流れでプレイしても良いのですが、早急に手札が欲しい場合は、《首絞め》などで捨てるという手段も有り。
EDHで現在組んでいる《秋の呼び手、しず子》デッキにも、ドローカードとしての採用は十分検討出来るでしょう。
うん、実はけものフレンズだと、カバって結構好きなキャラなのでねぇ。
この間アニメが終わっただけに、こうしてMTGで再会出来たのが、なんとも嬉しいのです。
一応《探索するフェルダグリフ》も、生み出すトークンはカバなので、関連はしておりますけどね。
3マナ3/3バニラは、現在の環境ですと力不足ですが、結局タフネス3は色々な除去で倒される範囲内なので、関係ないかなって。
それよりも、頭数を揃えつつ、息切れする中盤以降に数枚引けるこのカードは、十分有用だと思います。
普通にカバ→ドローという流れでプレイしても良いのですが、早急に手札が欲しい場合は、《首絞め》などで捨てるという手段も有り。
EDHで現在組んでいる《秋の呼び手、しず子》デッキにも、ドローカードとしての採用は十分検討出来るでしょう。
うん、実はけものフレンズだと、カバって結構好きなキャラなのでねぇ。
この間アニメが終わっただけに、こうしてMTGで再会出来たのが、なんとも嬉しいのです。
《As Foretold》(2)(青)
エンチャント
神話レア
あなたのアップキープの開始時に、As Foretoldの上に時間カウンターを1つ置く。
各ターンに1回、あなたは点数で見たマナ・コストがX以下の呪文1つをそのマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払って唱えてもよい。XはAs Foretoldの上に置かれた時間カウンターの数に等しい。
アップキープ時に時間カウンターが乗っていき、各ターン中に1回、その個数以下の呪文を0マナで唱えられるエンチャント。
下の環境であれば、場に出したターンに《祖先の幻視》をプレイ出来ます。
自分のターン限定と書いていないので、時間カウンターが2個も貯まれば、打ち消し呪文をノーコストで唱えることも可能。
ドローをする為に十分なマナを残せなくなったとしても、打ち消し呪文を構えられるのは心強いですね。
とは言え、時間カウンターが溜まるのはゆっくりなので、あまり大型呪文を唱えることは目指さない方が良いでしょう。
《活性機構》などで増やすという手段もありますが、そんな回りくどい事をして、何をしたいの?という感じもしますし。
EDHであれば、豊富な打ち消し呪文を構えつつ、追加ターン呪文を連打し、一気に時間カウンターを貯める動きが強力です。
色拘束の強い多色呪文だって唱えられますから、色々とデッキ構築の夢は膨らみますね。
【AKH】余波持ちレア呪文3枚
2017年4月6日 雑記(カードレビュー) コメント (1)《Rags》(2)(黒)(黒)
ソーサリー
レア
すべてのクリーチャーはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《Riches》(5)(青)(青)
ソーサリー
余波
各対戦相手は自分のコントロールするクリーチャーを1体ずつ選ぶ。あなたはそれらのクリーチャーのコントロールを得る。
=====================
4マナで全体に-2/-2修正は、全体除去としては物足りない部類。
下の《Riches》も、選ぶのはあくまでも対戦相手ですから、コントロール奪取呪文としたって物足りません。
一応《Rags》で小型クリーチャーを吹き飛ばし、次のターンで大物を、なんて使い方が出来るかもしれませんけど、それにしたってねぇ。
ただ、今回行われた、分割カードのマナコストルール見直しにより、これは11マナのカードとして扱われるので、その点を利用するのは面白いでしょう。
《永遠の造り手、ラシュミ》がいる状態で《Rags》をプレイすれば、大抵の呪文は唱えられることになります。
まぁそういう時に限って、めくれるのは土地なんですけどね。(笑)
《Insult》(2)(赤)
ソーサリー
レア
このターン、ダメージは軽減できない。このターン、あなたがコントロールする発生源がダメージを与える場合、代わりにそれはその2倍のダメージを与える。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《Injury》(2)(赤)
ソーサリー
余波
クリーチャー1体とプレイヤー1人を対象とする。Injuryはそれらに2点のダメージを与える。
=====================
死をも恐れぬ全軍突撃のお供として、うってつけな1枚。
《ラースの灼熱洞》と違って、自分の発生源しか倍加されないのが嬉しいですね。
《濃霧》系の呪文で防げませんし、火力さえも倍加してくれるので、組み合わせによっては大暴れしてくれそうです。
余波である《Injury》の方も、単発だって十分な性能ですし、《Insult》と同一ターンにプレイ出来れば4点火力。
うぅん、素晴らしい。
《Cut》(1)(赤)
ソーサリー
レア
クリーチャー1体を対象する。Cutはそれに4点のダメージを与える。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《Ribbon》(X)(黒)(黒)
ソーサリー
余波 各対戦相手はX点のライフを失う。
=====================
はい、きました。
世のタフネス4以下の生存権を奪う、分水嶺となり得るカード。
《守護フェリダー》を倒せる1枚として登場したのかもしれませんけど、結局《サヒーリ・ライ》→フェリダーの流れには干渉出来ませんし、機体も倒せません。
ただひたすらにそれ以外の、タフネス4以下を脅かすだけになりそう。
私の大好きな《永遠の造り手、ラシュミ》は、もうスタンダード環境じゃ、1ターンも生き残れないんだろうなぁ。(遠い目)
黒黒が出せないデッキでも、赤いデッキであれば《Cut》を何枚か採用するでしょうが、赤黒であれば《Ribbon》だって勿論有用。
と言いますか、序盤にクリーチャーを除去し、後半マナが溜まってきたところで《Ribbon》連打という流れが、非常に美しいです。
これでドレインだったら、泡吹いてましたね。
赤黒コントロールの台頭なるか。
本当にどうでも良い話題ですけど、余波呪文を上下共に同一ターンで唱える際
「ヨッ!ハッ!」
という掛け声と共にプレイしたくなる。
《発火》の「ハイ!ニィ!ヤッ!」みたいな。
【AKH】赤試練と緑試練
2017年4月6日 雑記(カードレビュー)《激情の試練》
赤い試練は3点火力。
3マナ3点のソーサリー火力で、条件が揃えば回収出来るというのは、《ボガーダンの鎚》を彷彿とさせます。
もしも3マナ域に余裕があり、カルトーシュも複数枚入れられるのであれば、赤緑ミッドレンジ系のデッキで使えそう。
息切れ防止にはもってこいな1枚です。。
《活力の試練》
緑の試練はトークン製造。
神様が蛇っぽいので蛇トークンかと思いきや、ビーストでちょっと残念です。(何
そのまま使えば3マナ4/2・バニラ。
タフネス2は心許ないですが、そもそもトークンは短命ですし、機体に登場もしやすいので、十分な性能でしょう。
しかも、カルトーシュがあれば使い回せるのですから。
トークンということで組み合わせたくなるのが、先日公開された《ナクタムンの侍臣テムメト》。
パワー5のアンブロッカブルは、流石に放っておけないダメージ量です。
白と青のカルトーシュは軽いので、《活力の試練》を使い回ししやすいですし、アモンケッとのカードを中心とした、新しくて面白いデッキが組めるかもしれませんね。
【AKH】白試練と黒試練
2017年4月6日 雑記(カードレビュー) コメント (2)《結束の試練》
白い試練は全体強化。
《栄光の頌歌》のような永続性はないものの、パワー修正が+2と大きく、警戒も付くので、中盤以降の底上げになりそうです。
重いですが、そもそもクリーチャーを並べていないと効果を発揮し辛いカードなので、カルトーシュによるバウンスも考えればこんなところでしょう。
それにしてもこれ、試練の前の緊張感あるシーンなのでしょうが、ピザに猫の顔が突っ込んだような神様のご尊顔のせいで、私だったら吹き出してしまうかも。
うん、確実に神罰が降りますね。(笑)
《野望の試練》
黒い試練は布告除去。
トークンや不朽持ちを選ばれると微妙な気持ちになりますが、カルトーシュで使い回しが出来るのは、除去カードとしてかなり利点ですよね。
まぁ、カルトーシュ自体がそこまで枚数を割きたくないカードではありますけど、そういう時は《逆説的な結果》や《バラルの巧技》のような大量バウンス呪文の出番。
いずれにせよ、新しいデッキを組みたくなる、良いデザインです。
画像を見た時、なんか本当に変な声が出ました。
ギデオン・プレインズウォーカーがいる限り、敗北しない紋章を与えるって、3マナのカードがして良い効果じゃないと思うんですけど。
しかも、コストが-3でギデオンが1枚犠牲になるならまだしも、0ですからそのまま居続けますし。
いやぁ、PWに触れないシミックだと、本当にキツいですよ、これ。
さよなら、スタンダード。(何
ギデオン・プレインズウォーカーがいる限り、敗北しない紋章を与えるって、3マナのカードがして良い効果じゃないと思うんですけど。
しかも、コストが-3でギデオンが1枚犠牲になるならまだしも、0ですからそのまま居続けますし。
いやぁ、PWに触れないシミックだと、本当にキツいですよ、これ。
さよなら、スタンダード。(何
【AKH】EDHで有用そうな、墓地追放茶猫
2017年4月5日 雑記(カードレビュー) コメント (2)《Watchers of the Dead》(2)
アーティファクト・クリーチャー – 猫
アンコモン
Watchers of the Deadを追放する:各対戦相手はそれぞれ自分の墓地から2枚のカードを選び、残りを追放する。
1番厄介な2枚が残ってしまうものの、すべての対戦相手にだけ効果が及ぶという点は有用。
勿論、《粗石の魔道士》で引っ張って来られる上に、1枚ドローが付いてくる《大祖始の遺産 》の方が優秀ですけど、クリーチャーだから再利用しやすいという利点も、この猫にはある訳で。
どの道、選択肢は多い方が良いですよね。
にゃーん。
《ナクタムンの侍臣、テムメト》
戦闘の開始時に、毎回自軍のトークン1体を強化した上でアンブロッカブルにしてくれるので、突破力はなかなかのもの。
2マナと軽く、除去されても後半は自身がトークンとなって蘇り、3/3・アンブロッカブルになれるので、かなり使い勝手は良さそうです。
今のスタンダードだと、悠長でしょうけどね。
トークンや不朽クリーチャーで盤面を守りつつ、こちらはアンブロッカブル化したクリーチャーで一点突破。
うん、なかなか面白いデッキが組めそうですね。
《媒介者の修練者》
2マナ3/4という驚異的なマナレシオを誇りますが、自分しかいないと0/1になってしまいます。
序盤は完全にマナクリーチャーとして扱い、マナ加速が必要なくなってくる中盤以降は3/4として殴れるので、上手く立ち回れれば戦況的にかなり噛み合うデザインですね。
もしも序盤からアグレッシブに殴りたければ、《羽ばたき飛行機械》や1マナクリーチャーなどに-1/-1カウンターを押し付けたって良いですし。
カード1枚分の損と序盤の3/4、どちらを取るかですけども。
《横断地のクロコダイル》
4マナ・5/4・速攻持ち。
単体だと自身の効果で縮んでしまいますが、それでもパワー4で速攻だったら十分有用です。
アモンケットは過酷な環境ですから、そこに棲む人や生物は、ペナルティをものともしない強靭な肉体や精神を持っているのでしょうね。
この-1/-1カウンターは、そんなフレーバーな気がしますよ。
サイズが欲しければ、序盤で用済みのクリーチャーを小さくすれば良いですから、このデメリットはあって無いようなもの。
むしろ、2枚目の《媒介者の修練者》をマナクリーチャーとして長く扱えるようにするなど、シナジーを形成することにもなりそうです。
【AKH】青い神《周到の神ケフネト》
2017年4月5日 雑記(カードレビュー) コメント (2)
3マナ5/5と、《海の神、タッサ》を彷彿とさせるサイズに加え、飛行という回避能力持ち。
えっ、何?テーロスとアモンケットって、何かお互いにリスペクトし合っているの?
手札が7枚以上ないと戦闘に参加出来ないのは、タッサ以上に厳しい条件。
よほどのパーミッションでない限り、7枚以上キープって難しい気がしますからねぇ。
ただ、自身の効果で手札を2枚増やせますから、上手く運用できれば結構積極的に殴りにいけるのかもしれません。
ちなみに、ドローした後土地を戻すかどうかは、あくまでも任意。
マナさえあればいくらでも引けるので、EDHの統率者にして、無限マナからの無限ドローを勝ち筋に据えてみるのも良いかもしれませんね。
えっ、何?テーロスとアモンケットって、何かお互いにリスペクトし合っているの?
手札が7枚以上ないと戦闘に参加出来ないのは、タッサ以上に厳しい条件。
よほどのパーミッションでない限り、7枚以上キープって難しい気がしますからねぇ。
ただ、自身の効果で手札を2枚増やせますから、上手く運用できれば結構積極的に殴りにいけるのかもしれません。
ちなみに、ドローした後土地を戻すかどうかは、あくまでも任意。
マナさえあればいくらでも引けるので、EDHの統率者にして、無限マナからの無限ドローを勝ち筋に据えてみるのも良いかもしれませんね。
《Preparación》(1)(白)
インスタント
レア
クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受けるとともに絆魂を得る。
《Lucha》(3)(緑)
ソーサリー
レア
あなたがコントロールするクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
=====================
上半分ならば、パンプアップと絆魂効果でダメージレースを有利に運べますし、下半分は中盤以降の除去になります。
同一ターンに使えば、絆魂を得た上で格闘し、さらに戦闘で殴りかかれるので有用といえば有用ですが・・・
なんか、最近のカード性能だったら、アンコモンで良いのではないか?という疑問が生じるレベル。
格闘除去部分が2マナとか、せめてインスタントだったらと思うのですけど、それでも構築レベルでは微妙な気がします。
2つのカードタイプを持っているので、昂揚は達成しやすいですから、その辺りを絡めて、ですかねぇ。
《Открытое Сердце》(1)(黒)
ソーサリー
アンコモン
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から伝説でも土地でもないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを捨てる。
=====================
伝説のカードこそ捨てられないものの、そもそも伝説のカードと伝説じゃないカード、どちらを捨てることの方が多いかと考えれば、制限としては小さい方ですよね。
そりゃまぁ、《キランの真意号》や《ピーマの改革派、リシュカー》など、厄介なカードはありますけどさ。
現在の環境であれば、比較されるのは《精神背信》。
捨てられる範囲であればこちらの方が広いですけど、手札を捨てた際に誘発したり、墓地から唱えられるカードがアモンケットではさらに増えるので、追放という点では《精神背信》の方が便利です。
まぁ、環境に合わせてお好きな方を、って感じですかね。
《熱烈の神ハゾレト》
やはりきました、神サイクル。
赤の神は4マナ5/4・速攻と、攻撃的で実に良いのですが、手札が1枚以下でないと何もしてくれなくなります。
毎ターン土地を置きつつ何かしらプレイしていけば、4ターン目に場に出る頃には条件を満たしていそうですが、どうなんでしょうねぇ。
信心を集めないとクリーチャー化しなかった、テーロスの神サイクルの方が、置物として優秀といえば優秀。
まぁ、どっちもどっちでしょうけどね。
一応手札を減らす効果が備わっているので、手札を減らしつつダメージを与え、手札が1枚以下になったら殴りかかるという、自己完結したデザインになっております。
起動にかなりマナがかかりますけど、ダメージを与える効果は、多人数戦だと結構有効。
スタンダード視点としても、EDH視点としても、期待したい1枚です。
《結束のカルトーシュ》
“カルトーシュ”ってなんだろう?と思って調べたら
『カルトゥーシュ (cartouche) は、古代エジプトで使われていたヒエログリフの文字(記号)の1つで、ファラオの名前を囲む曲線。』
だそうです。
まぁなんか、エジプトの壁画にある、絵の周りの文様みたいなやつ、とでも思って入れば良いのでしょうか。
神秘的ですね。(小並感)
オーラはちょっと使い難いとは言え、トークンを出しつつ+1/+1修正を与えてくれるのは、なかなか良い感じ。
他にどんなカルトーシュがくるかは不明ですが、結構使い勝手の良いオーラサイクルなのかもしれませんね。
《知識の試練》
実質4マナで3ドロー、1ディスカードというソーサリーみたいなものですが、アモンケットでは手札を捨てたり墓地に送ったりすることがメリットになるので、コストパフォーマンスは良い感じ。
また、カルトーシュがあれば使い回しも可能ですから、相対的に使い勝手は良さそうです。
今のスタンダード環境は早いので、間に合わないかもしれませんが、色々とコンボを考えさせてくれる良いカードです。
【AKH】サイクリング付き友好色デュアルランド
2017年4月1日 雑記(カードレビュー)
アモンケットでは、サイクリングがメインのキーワード能力なのだな、と思っていたら、登場しましたサイクリング2色土地。
基本地形タイプを持っているので、フェッチランドから持ってくるも良し、土地が余っていれば捨てても良しと、マナ事故をある程度防ぎながら柔軟な使い方が出来るのは、かなりの強みですよね。
デッキによっては使い難い部分もあるでしょうが、構築する上で、マナ構成に選択肢が増えるのは良いこと。
敵対色サイクルも、次あたりで登場すると良いなー。
基本地形タイプを持っているので、フェッチランドから持ってくるも良し、土地が余っていれば捨てても良しと、マナ事故をある程度防ぎながら柔軟な使い方が出来るのは、かなりの強みですよね。
デッキによっては使い難い部分もあるでしょうが、構築する上で、マナ構成に選択肢が増えるのは良いこと。
敵対色サイクルも、次あたりで登場すると良いなー。
【AKH】プロモカードが公開
2017年3月28日 雑記(カードレビュー) コメント (1)
アモンケットの発売日まで、丁度1ヶ月。
やっとカードの情報が出て来ました。
早くエジプトっぽい雰囲気のイラストが見たくて、やきもきしておりましたよ。
※カード及びテキスト情報は、イゼ速様より
http://www.izzetmtgnews.com/archives/36709
やっとカードの情報が出て来ました。
早くエジプトっぽい雰囲気のイラストが見たくて、やきもきしておりましたよ。
※カード及びテキスト情報は、イゼ速様より
http://www.izzetmtgnews.com/archives/36709
《Glorybringer》 3赤赤
クリーチャー – ドラゴン
レア(ゲームデートップ8入賞プロモ)
飛行、速攻
あなたはGlorybringerをそれが攻撃したときにexertしてもよい。そうした場合、対戦相手のコントロールするドラゴンでないクリーチャー1体を対象とする。Glorybringerはそれに4点のダメージを与える。
4/4
=====================
Exerted(発揮する):Exerted状態になると強力なテキストが使用できる代わりに、次の自分のアンタップ・ステップにアンタップすることが出来なくなる。その後Exerted状態は解除される。
5マナ4/4・飛行・速攻という時点で及第点。
新キーワード能力である『Exerted』を使う事で除去にもなりますから、かなり使い勝手の良い強力なドラゴンです。
《キランの真意号》など、機体は除去出来ませんけど、盤面の制圧力はなかなかのもの。
マナ加速からこのドラゴンを連打するミッドレンジデッキとか、Exertedが警戒やアンタッパーでデメリットを帳消しに出来る事から、それらを備えたデッキが登場しそうですね。
《Trueheart Duelist》 1白
クリーチャー – 人間・戦士
アンコモン(ゲームデー参加プロモ)
Trueheart Duelistは、各戦闘で追加で1体のクリーチャーをブロックできる。
Embalm 2白
2/2
=====================
Embalm(ミイラにする):ソーサリータイミングに、この能力を持つクリーチャーをコストを支払い墓地から追放することで、クリーチャー・タイプにゾンビを加えた自身のコピートークンを生成する。
生前により多くの敵から身を守ってくれた上に、死後もミイラとなってまで守ってくれる、献身の塊みたいなクリーチャー。
全体強化エンチャントや装備品があれば、かなりガッチリとこちらを守ってくれそうです。
そしてEmbalmは、エジプト感が半端ない素敵な効果ですね。
墓地にありさえすれば良いので、死亡しただけでなく手札から捨てたり山札から削れた際も、無駄にならなくてすみます。
フラッシュバック同様、Embalmをした方がコストが安いとか、その際に特殊な効果が発揮されるとか、オマケが付いてくるカードもあるかもしれませんね。
ただ、クリーチャーカードは悪用しやすいだけに、バランス調整が難しそうです。
《Archfiend of Ifnir》 3黒黒
クリーチャー – デーモン
レア(ボックス購入プロモ)
飛行
あなたがサイクリングするか他のカードを捨てたとき、あなたの対戦相手がコントロールする各クリーチャーの上に-1/-1カウンターを1つずつ置く。
サイクリング(2)
5/4
=====================
5マナ5/4・飛行でデメリット能力無し。
うん、最近の悪魔は、主人に対して悪さをしないスタンスなのかもしれません。
サイクリングする事で、カウンターされない軽量除去として使えますし、共鳴者と組み合わせれば、いらない手札を捨てて、一方的にボードコントロールを行えるようになります。
先日公開された変則的なフラッシュバックや、Embalm持ちなど墓地を活用するカードは多いようなので、大暴れする予感がしますね。
【AER】楽しい楽しい、コンボデッキのオモチャ達
2017年1月6日 雑記(カードレビュー) コメント (1)《パラドックス装置》
5マナと重いものの、マナアーティファクトやマナクリーチャー満載のデッキで、これが通ったらほぼ勝利。
あとはマナを生み出しつつ、適当なドロー呪文を連打していくだけで、溢れんばかりのマナが相手を圧殺してくれるはずです。
《全能なる者アルカニス》みたいなカードも場に出ている?
おめでとう、あなたの勝ちです。
勿論、対策されると脆いという面はありますが、その脆さが逆に、コンボデッキを輝かせるのです。
《歩行バリスタ》
+1/+1カウンターを取り除くだけで、好きな対象にダメージを与えられる、サイズ変容型《トリスケリオン》。
無限マナが決まれば無限ダメージを叩き出せますし、サーチしやすいクリーチャー&アーティファクトだという点も、ポイントが高いですね。
最近のカードということで、《搭載歩行機械》と比べられ、そのカウンターを乗せる非効率さを揶揄するコメントを見かけましたが、個人的には役割が全然違うと思います。
シミックのような、ダメージを飛ばすのを不得手とする色には、本当に救世主的なカードなのですよ。
しかも、自滅することで紛争さえ誘発してくれるのでしょう?
EDHでは勿論、スタンダードでも輝いてくれそうな良いカードです。
《歯車組立工》
そのイラストから、ピコ太郎さんを連想してしまいます。
時間が経ってからこの記事を読んだら、「嗚呼、そういう方もいたなぁ」と、遠い目をするのでしょうねぇ。
これも無限マナ系のオモチャで、自分のだろうが相手のだろうが、場にあるアーティファクトをコピーして、勝利を強引にもぎ取りましょう。
単体でも、 無限に増えてた速攻持ちトークンで相手を踏み潰せるので、無限マナを擁するデッキの、良い選択肢の一つになると思います。
【AER】緑の伝説・リシュカーと、その巧技
2017年1月6日 雑記(カードレビュー)《ピーマの改革派、リシュカー》
CIPで+1/+1カウンターをばら撒く上に、マナエルフ化までしてくれるエルフ。
お供がいなくても、自分自身を対象に取れる為、最悪3マナ3/3のマナエルフとして場に出てくれます。
戦線の底上げに搭乗の手助け、大型呪文へのマナ加速と、非常に器用な動きが取れるのが特徴。
さらに、《アジャニの誓い》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》があれば、エルドラージにすら手が届くほどの爆発力を見せるので、トリッキーなデッキ構築を楽しめそうですね。
《リシュカーの巧技》
緑によくある、クリーチャーサイズ依存のドローカード。
お膳立ては必要ですが、大量ドローで得た手札から、1番状況にあった1枚を唱えられるというのは、今までのカードにはなかった特徴です。
「5マナ以下の呪文を唱えてから、カードを引かせてくれ」と、効果の順番が逆であることを望む方もいるでしょうが、個人的にはこれで良いと思います。
選択肢は、広い方が良いですからね。
EDHでも、有用な1枚。
特に、《首席議長ゼガーナ》デッキであれば、元々マナレシオの優秀なクリーチャーが多いので、相性は抜群です。
巧技で大量ドロー→《時間のねじれ》と繋げられるなんて、素敵過ぎますよ。
《永遠の造り手、ラシュミ》デッキであれば、上手くいけば呪文を2回、タダで唱えられるようなもの。
使える日が待ち遠しいですねぇ。
【AER】青の伝説・バラルと、その巧技
2017年1月6日 雑記(カードレビュー)《遵法長、バラル》
遵法とは、法律に従って、背かないこと。
いやまぁ、完全に悪役ですから、むしろ「俺がルールだ!」って感じですけどね。
このクリーチャーがいれば、《取り消し》や《不許可》が《対抗呪文》になりますし、《否認》なんて1マナ。
ドローや除去呪文も軽くなりますので、往年のパーミッション戦法を取れる上に、打ち消し呪文で手札を入れ替えられるなど、なかなかに強力な効果を有しております。
それを中心とした構成にしたのでは、引かなかった場合にキツいことになりますが、結構面白いデッキを組めそうな気がしますよ。
言うまでもなく、EDHでも強力ですよね。
必ず出せるコスト軽減カードなんて、対処出来なければ酷いことになります。
打ち消す際は、勿論こう言い放つのです。
「邪魔だ」
《バラルの巧技》
上の台詞は、このカードのフレーバーテキスト。
潔いほどの悪役感に、痺れてしまいます。(笑)
クリーチャーやアーティファクトを3枚まで戻せるのは、5マナのソーサリーとは言えかなり凶悪。
バラル本人が入れば4ターン目に放てるので、相手の戦略をズタズタにしつつ、さらに自分は4マナの呪文を撃てると言うのですから、ハマった時は恐ろしいほどの効果を発揮するでしょう。
しかも、逆に自分のクリーチャーを逃して、全体除去をぶっ放すと言う使い方も可能ですからね。
巧みは巧みでも、悪巧みが過ぎると言うものです。
《Intervento Eroico》(1)(緑)
インスタント
レア
あなたのコントロールするすべてのパーマネントはターン終了時まで呪禁と破壊不能を得る。
クリーチャー1体を除去から守るのであれば、《顕在的防御》で十分なのですけど、自分の全パーマネントが破壊不能になるのは流石にビックリ。
マイナス修正や追放全体除去は防げませんが、それ以外なら大抵無効化してくれるので、心強いことこの上ありません。
とは言え、完全に防御寄りの効果な為、柔軟性という意味では、打点を増やせる《顕在的防御》の方が、優先される場合は多そう。
メタ環境によって、大きく左右されるカードですね。
むしろ、自分で全体除去呪文をぶっ放し、それを自分だけが回避する、という使い方の方が話は早いかもしれません。
かなり重めなコンボにはなるでしょうが、それだけの価値は十分にありますよ。
なーんて、真面目に考察しておりますけど、実はカード名を見た時から、Eroicoという名前を弄りたくって仕方がありませんでした。(笑)
なるほど、アジャニはエロい子なんだな、みたいな。
まぁ、英雄的という意味のイタリア語、エロイカ(Eroica)からきているのだとは思いますけども。
くだらないネタほど拾っていくのが、こういうブログの役割ですよね。(何